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【礼二郎のつぶやき】

3月のコンテンポラリーは

3月のstudio CASTのレッスンはこの曲を使います。

Sokifというアーティストの『Sail』という曲です。

春を先取りして、植物が一斉に芽吹き全ての生命がイキイキと生の讃歌を歌い上げるようなムーヴメントを現在鋭意考案中です。断片が出来ましたらこちらでも動画をアップしますのでどうぞお楽しみに!

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# by reijiro_kaneko | 2017-02-23 00:04

歯車

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『Hotel』で使用する曲がほぼ出揃いました。

なんと17曲…。

途方に暮れています。

そのうち手を付けたのが2曲。

もうほんとに遠い目です。

と、黄昏てもいられないのでギュンギュン脳ミソ絞って産み続けます。二月中にあと3曲、三月に入ったらあと6曲。そんなペースで創っていけば何とか4月末には通しリハーサルが可能になり、丁寧に演出を掛けられるという素晴らしい段取り。

昨日、本番の舞台となる座・高円寺に打ち合わせのためお邪魔してきました。この劇場に立ったのはもう6年前になります。前作『village』は色々な意味で『振り出しに戻る』作品でした。studio CAST主宰公演6作品めとなる『Hotel』がまた大きな転機となることは間違いありません。

そんな感傷に浸りつつ武者震いしつつ、確定申告のプレッシャーで若干頭がオカシクなり、こんな写真をウキウキと撮ってきました(笑)

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ずっと公演の度にイラストを描いてくれているN女史が今回もまた僕のイメージぴったりの絵を何枚も描いてくれています。

『そこ、こだわるんですか?!』と驚きつつもニヤニヤといそいそと作業を進めてくださる音響さんとも近日中に逢う予定です。

今回はきちんと本公演なのでフライヤーもチケットもパンフレットも作成します。こちらも長らく関わって下さっている敏腕スタッフが瞬時に段取りを組んでくれました。

舞台監督さんと照明さんは『village』と同じ方にお願いしました。彼らも忙しい御方なのに奇跡的にスケジュールが空いていて、二つ返事で快く引き受けて下さいました。

全ての歯車が噛み合っている感覚を今まさに実感しています。ご縁や協力して下さる皆さんの想いに感謝しつつ、楽しみに待ってくださっている皆さんの気持ちにしっかりと応えられる作品を必ず創ります。

4月頭には皆さんの手元へ素敵なフライヤーをお届けいたします。まずはどんなフライヤーになるのか、どうぞお楽しみに!




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# by reijiro_kaneko | 2017-02-17 16:16

3月のジャズダンスは

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公演体勢に入ったので、後手後手に回しているととんでもない目に合うのをようやく学習した私は何事も早々と準備する癖を遂につけました。50歳目前にして(笑)

そんなワケで3月のジャズダンスの課題曲、決まりました。

『泣きメロ王子』のStevie Hoangの少し前のアルバムからゆったりとしたリズムが心地好いミドルテンポのバラードを使います。

トリッキーな動きはなるべく使わず、おおらかにたおやかに動きつつ感情も込めて歌うように踊ってもらえたら、と考えています。

とは言え、やはりラテン民族でもないのに無駄に暑苦しく踊るのは担当ではないので、『すかしてんじゃねぇよ!』と突っ込まれようと我関せずサラ~ッと踊ってますので、熱く激しく踊りたい方はどうぞご勝手に(笑)

そして、2月もそうでしたが、ガンガン派手に踊ってる訳でもないのに何故かグッタリと疲れるマジックをかけます。身体の隅々まで使って踊るとこんなに疲れるんだ、ということを是非引き続き実感して頂けたら幸いです。
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-16 10:53

無事第2子出産

先週中頃からずっと頭の中で首脳会議を続け、通常業務もたまに上の空になるぐらい集中して構想を練り続けた結果…

本日無事第2子も五体満足で出産いたしました。

2005年の初演『Hotel』のセルフリメイクやるよ!と声高々に宣言したのは良いのですが、初演の完成度があまりに高く、それと並ぶ質の物、ましてやそれを越える物を創るということは生半可な気持ちでは無理だと今更気付いています。

先週の日曜日に主役の支配人とメイド達の絡む景を取り合えず完成させ、そこで弾みがついたのか今日の『潔癖性と魔性』というスラップスティックコメディー・タッチのシーンはメンバーの理解力と演技力に助けられて驚くほど順調に振付が進み、既に何度も踊り込みも細かな演出もかけられるレベル。

そうなんです、このシーンに限らずですが、ダンスというよりお芝居を創っている感じなのです。ですので、ダンサーに要求するものも『動けてテクニックもサラッと出来て当たり前。役者よりもきちんと演技が出来ないとお話にならない。』なのです。

全く大変な内容の公演だと自分でも呆れています。そして、それに賛同し自ら進んで楽しそうに演技をしてくれるメンバーを誇りに思います。

そんなこと言ってますが、リハーサル前はこんな気分でした。
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なにかに寄っ掛かってないと不安で倒れてしまいそうな気分が、リハが始まった途端吹き飛びました。

メンバーの愛娘が来てくれたのも大きな理由だったのかもしれません。彼女が居ると、スヤスヤ寝ていてもご機嫌で『アァウゥ』と呟いていてもオムツが濡れて号泣しようとも何故か心が平坦で居られるのです。

赤ちゃんて凄い存在です。
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-14 20:37

怒濤のダブルヘッダー

本日は昼間に8ppy.さくらさんの作品リハーサル、夜に『Hotel』のリハーサル、東から西へ長距離移動してこなしてきました。

どちらのリハーサルもきっちり明確に動きを整理し、的確でありながらも終始和気あいあいと明るいムードに包まれて、とても充足感に満ちた内容となりました。

正直不安だったんです。

頭の中に同時進行している未曾有の量の振付が渦巻いていて、その圧力で自分が苛立ってピリピリした空気になってしまわないかと。

そんなことは全く無駄な心配でした。

勿論、自分が振付者ですから僕から発信するのが役目ではありますが、受け取るメンバー側から意識の高い質問や提案が相次ぎ、まるでメンバーサイドが振付をして僕が踊らせて貰っているような感覚になれたのです。

これは本当にずっと追い求めていた環境であり、心の底から愉しいと感じている自分が居ました。

ですので、終わってみれば身体は鉛のように疲れきっていますが、心は羽が生えているように軽やかです。

明後日にはゲストの一人を交えた新ナンバーに着手します。どうか、このフワリとした心のままで居られますように☆
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-12 23:24

盛り沢山な一日

長距離移動の今日、乗り換え時間に少し余裕があったのでタワレコ新宿店へ。

お目当てはMarihiko Haraさんの新譜だったのに、よりによって隣の視聴機にMax Richterの新譜とHeliosの再発されたデビュー盤が!

うっとり聴き惚れていたらあわや発車時刻。

駅直結のお店はこういう時とても助かります。美しく三枚とも仕留めて乗車。

三枚どれも好みドンピシャだったけど、中でもHeliosのデビュー盤が秀逸。幾つもの活動名を持つKeith Kenniffさんのプロジェクトの一つで、他の名義の作風にも通じるエッセンスが惜しみなく散りばめられた贅沢なアルバム。

このタイミングで出逢えたことに感謝。

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そして、今日一日のお供はこちら。

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原田マハ→奥田英朗→伊坂幸太郎と来て恩田陸さんに今はゾッコンです。

なんと、今日の移動中に読破してしまいました。最近、速読の域に達してしまったようです。

登場人物がやたら多い作風の典型とも言えるこの著書が『蜜蜂~』に続いての二作目になりました。次々に登場する新しい人物に戸惑うこともなく読み進めさせる手腕にはただただ感嘆。本当に凄い作家です。

身体だけでなく最近脳もフル稼働なので食欲も半端なく、今日も夕方はこんなメニューをペロリと平らげてしまいました。
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そのお店にあったのがこちら。
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昔のファミレスには必ず置いてあった代物。
まだ生き残りが居たんですねぇ。しかもちゃんと機能することを確かめました。
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結果は『小吉』。そして『金銭トラブルに注意』という残念な結果に。金銭トラブルは確かに当たっていました。うっかり納め忘れていた健康保険料を一括支払いまとめてもらい、その請求書が帰宅すると届いていました…(;´д`) さっさと払ってスッキリ。

小吉でしたけど、新百合ヶ丘も久喜もいつもより沢山のメンバーさんが参加して下さったし、僕も頭脳明晰にレッスンを進められ、結果はとても充実した一日でした。

明日は夜の仕事がありませんので、日曜日のダブルヘッダーに備えてしっかりと準備をしようかと思います。

皆さんも良い週末を!
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-11 01:37

『ミス・ペレグリン』

本日、念願の『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』を鑑賞して参りました。

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感想は…

あれだけ『今月の振付を理解するためには絶対に観なきゃダメ!』なんて豪語してましたが、はい、別に観なくても良いと思います(笑)

あ、でも、『ティム・バートンって誰?何?美味しいお菓子か何か?』と思った人は是非観た方が良いと思います。

ダーク・ファンタジー系は既に沢山観てますよ、大好きですよ、という方はご覧にならなくても想像つくと思うのでお薦めしないだけです。

こんなこと言ってますが『いや!先生が参考になるって言ったからあたしゃ絶対観るからね!』という方に観る時のポイントをお伝えしておきます。

注目すべきは、勧善懲悪のストーリーでもなく、映像美でもなく、SFXでもなく、子供達の能力でもなく、悪者『ホロー』の動きかたです。

あの気持ち悪さ、人間じゃない感じ、獰猛さ、そこをしっかりと観て欲しいと思います。

そして、ご覧になった方、ああゆう世界観をよくご存知の方は、どうやったら『美しいのと気持ち悪いのとの紙一重感』が出せるのか、の参考にして頂きたいと切に願います。

念のため付け加えておきますが、今月のジャズダンスには浪花節とか青春とか熱く燃え上がる想いとか全く要りません。必要なのは『型の美学と緩急の使い分け』のみです。

『もうそういうワケ分かんないのヤダ!もっともっと感情を乗せて狂おしく踊りたい!』という方は来月まで我慢してください。

おしまい。

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# by reijiro_kaneko | 2017-02-09 21:32

練習は結果を生む

最近その成長ぶりに『おっ?なんだか急に変わった?』と思う方がチラホラ周りに出現しています。

彼等に共通するのは皆、普段一生懸命コツコツと練習していて、他人がそれを見て笑おうが何を言われようが意に介さず、丹念に目標を目指しているという姿勢。

一方で一度見ただけでその振付の概要を直ぐに察知して難所の攻略を即座に始められる人もいます。そういう人と比べたら前者の彼等は亀の歩みかもしれません。しかし、会得したものは永久にストックされるので、例え違う振付を与えられて以前苦労した箇所と似たようなパートが出てきても蓄積があるので以前よりスムースにクリア出来たりするのです。

対して、あまり苦労せずになんとなく振付をなぞって踊れてしまう人も多く目にします。『いったいどうやって覚えているんだろう?どうしてそんなに小さな動きでこの大きな動きを追えるんだろう?』と不思議に思うことがよくあります。そういう方々にありがちな症例は流れを切断されるような不意打ちの動きが入ると途端に崩れる、ということです。
これはおそらく、周囲の色んな人の動きを普段うっすら感じ取って踊っているのに、その肝心の頼りになるべく周囲が戸惑い停滞するので影響されてしまうのでしょうね。

面白いのは冒頭のコツコツ派は周りが乱れても自身がしっかりとあるのでその箇所では慌てず騒がず自分の為すべきことをしっかりやっていたりします。

どんなアプローチが上達に結び付くのか、それは本当に人それぞれであり、何を以て幸せと感じるかも人それぞれであり、結果を出そうが迷走しようがそれもそれぞれのプライオリティが異なるので『それは良い!それはダメ!』なんて言えません。

ただ、『人生充足度』の観点から見ると、亀のように歩みは遅くとも確実に出来ることが増えて行く喜びを噛み締められる人は幸せだなぁとは思います。

そんなことを考えていたので昨日は早目にスタジオに入ってきちんとした面白味のない教科書動画を撮るために自分で創っておきながら苦手な箇所を入念に練習し、本番撮影と相成りました。何度見返してみても全然面白くありません(笑) あ、最後のポーズは我ながらよく出来たと思います。『これ、冗談だよね?』と疑いたくなるようなポーズですけど。

そんなボロクソな自己評価ですが、観たい方はFacebookの『Studio CAST 金子礼二郎』のページでご覧になってみてください。
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-09 09:47

体幹ブームですが。

巷では体幹を鍛えるエクササイズが大流行。猫も杓子も『体幹!体幹!』とまるで今まで体幹が全く整っていない不定形動物だったかのような持て囃されぶりですが、うーんどうなんでしょう…と思いながら静観しております。

そんな折、Facebookで流れてくるニュースで『体幹エクササイズ全否定!』みたいなのがありまして、それもうーんどうなんでしょうと静観。

良いことも書いてありました。

『体幹が弱いからと言ってガチガチに固めるのではなく、四肢と胴体を巧く繋ぐエクササイズとして在るべきだ。』

本当にグズグズの体幹の人も確かにいます。でも病気を患っていて身体に力が入らないという症状の方でなく、日常生活を普通に送れている人なら既にある程度の体幹は存在しているので、それを無闇にギュウギュウ締め付けるようなエクササイズは確かにどうかと思います。

特に僕の提唱するようなダンススタイルは『緩めて様々な繋ぎ方が出来てナンボ』な部分が大きいので、あまり『体幹意識して!引き上げて!キュッとして!』なんて言いません。

元々皆さんが持っている体幹の筋肉を如何に有効に使い、如何に組み合わせ上手に使うか、そこに重点を置いて指導をしております。

僕のところに通ってきてくださる皆さんを拝見していると、体幹が無い方は殆どいません。寧ろ、体幹を固めすぎて自由を失っている方が多く見受けられます。その氷山のような体幹をまずはユルユルにし、そこから繋がっている四肢への関節を自在にし、四肢の末端の全ての関節までがコントロールされて動くためにstudio CASTでは『コンディショニング』のクラスを設けています。

長丁場の水曜日の今日、レッスン開始二時間前にスタジオ入りし、説得力のある身体に整えるため一時間近く費やして自身を調整しました。

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ティップネスのジャズダンスのお手本動画完全版を撮る使命故、頑張ったところもありますが、お陰で今日一日ダレることもなく最後まで健やかに業務を終えることが出来ました。

『私、体幹が無いんだわ…』とションボリしている皆さん、一度『コンディショニング』クラスを体験してみませんか?

詳細はこのblogのどこかに書いてありますので探してくださいね(こんなに薦めているのに営業目的ではございませんw)
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-08 23:32

いよいよです

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昨日はまたもや盛況な土曜日でした。最近、スタジオが狭く感じるようになりました。コンスタントに通ってくれる皆に感謝です。

今まではとにかく楽しく踊ってもらうことに心を砕き、多少お茶を濁して例え話を沢山挟みながら皆が不必要に緊張しないようにクラスを進めてきましたが、最近は少し方向性を変えてアプローチしつつあります。

美しい身体や動きを知ってどうしたらそれが実現できるのかを追求していることに変わりはないのですが、ただ面白可笑しく導くばかりではなく時には凛と厳しく注意をすることにしています。

それはstudio CASTでも外の仕事でも同じ。

基本的に楽しい雰囲気は維持しつつピリッとスパイスの効いた学びの場、それこそが僕のずっと目指していたクラスであり日常でもあります。

受け取る側の皆さんの成長があってこそのこちらサイドの変化でもあります。

本当に充実した日々の中、いよいよ6月公演のリハーサルが今日からスタートします。構想に上げているシーンで使う曲を先程整理してみたら既に10数曲。頭の中は闇鍋のような状態です。しかし、アワアワしても居られませんので出来ることからコツコツと始めていこうと思います。

はい、そんなワケでこんな時間に覚醒してしまってblogを更新いたしました(笑)

このままではバテてしまうのでこれからまた寝ます。

おやすみなさい。
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-05 05:07

抹消していた記憶

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昨日は青山のこのお店に行って来ました。

簡単に言いますと、会社の同期の一人が勤続26年を以て早期退職し自営業に転向するのでその壮行会だったのです。

Facebookで一年前にひょっこり繋がった同期の一人が、昨年10月の光が丘の舞台も観に来てくれて、『そのうちみんなで逢いたいねぇ』なんて軽い感じで言い合っていたら、まさかこんな早くに再会が実現するとは!

その繋がっていた一人以外はほぼ20数年ぶりに逢うわけですから、ただでさえ記憶力が悪い(人の名前と顔を一致させて覚えることが大の苦手)僕にとっては完全に浦島太郎…

ひとりひとりに失礼とは思いながら『ええと、どちら様でしたっけ?どちらの部署にいらっしゃいましたっけ?東京?大阪?』と聞きまくり、話してくれる当時のエピソードや声や所作を頼りに厚い霧の向こうに朧気に見える記憶を手繰り寄せ『…あぁ…あああ!お前かぁ!』といちいち感動。みんな、記憶喪失の患者に接するように憐れみと悪戯っ子ぽい目で面白がって『俺、だ~れだ?』と仕掛けてくる始末。

3年しか在籍しておらず、辞め方もフェードアウトするように居なくなったので流石に誰も覚えてないかな…と寂しい気持ちで参加したものの、蓋を開けてみたら人懐っこかった昔の同期のまんまで、一気に20台前半に引き戻されました。

しかし、あの頃と変わったなぁと思うのは自分の中の自己顕示欲。入社してから事あるごとに面白がって『ダンス見せてくれよ!』と言われれば場所関係なく踊って見せていたあの頃の鼻パンパン感は全く失せていることに我ながら驚きました。昨日は、皆は『ダンスを続けてると言っても一体どんなダンスなんだろう?』というシンプルな疑問から『ちょっと動いてみてよ』と言われるのですが、『いやいやいや、ここではちょっと…』とアッサリ辞退した自分に驚きました。ごくごく自然にそれが出来たのです。今では社長や部長がゴロゴロ居る中で変なものを不用意になんて見せられない、という本能が働いたのかもしれませんし、それ以前にやっと常識を学べたのかもしれません(笑)

みんな昇進して家庭も持って立派になったのにこんなぺーぺーの僕に対して何にも変わらず接してくれることが心から嬉しく居心地良く最高に楽しいひとときを過ごせました。

一人の同期が言ってくれたことがずっと耳の奥に響いています。

『カネコレイジロウはさ(彼女は何故か僕を当時からフルネームで呼びます)、ちゃんと夢を実現させて生計を立ててまだ現役で踊ってるわけじゃない。それって凄いことだよね。私たちはさ、他にやれることがないからこの仕事をずっと続けるだけなんだよ。カネコレイジロウみたいに夢を諦めずに追っかけ続けて何らかの形にしてる人って凄いなーと思うのよ。』

はぁ、そうですか…僕からしたら20数年こつこつと働いてきた皆の方がよっぽどカッコいいし、すごいなぁと思うんですよ、と思いながら聞いていました。

また一人の同期が昔高円寺の小さな劇場で僕が出演した難解な演目を観てくれていたそうで(彼が来てくれたことも全く覚えていませんでした)、その時の内容を嬉しそうに語ってくれたばかりか、今のお前がどんなダンスを踊ったり創ったりしているのか是非観たいと言ってくれたことが何だかとてつもなく嬉しくて、6月の作品へのモチベーションがまたひとつ大きく跳ね上がりました。

最後の最後まであまりよく思い出せなかったメンバーも居て、解散する時に正直に『ごめん、俺、ほんとにお前が誰だか分からない…』と告げるとフワーッとハグしてくれてその感覚で一気に思い出すという奇跡もありました。

辞め方が酷かったので、楽しかった想い出も一緒に長らく封印してしまっていましたが、彼等に助けられてようやく少しだけ胸を張れます。
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# by reijiro_kaneko | 2017-02-03 08:13

音楽を外に連れ出して

『沈黙』の大絶賛に続き、『蜜蜂と遠雷』を絶讚お薦めいたします。
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金曜日から読み始めて先程読破。こんなに厚い本、読み終えるまでに何日かかるんだろう?厚めの単行本を手にした時はいつも楽しみよりも少し心が重く身構えてしまいます。しかし、この本はそんな思いを読み始めた瞬間に一蹴してくれました。

そして、やはり恐ろしいぐらいにタイムリーでした。

今ポーカーをやったら欲しいカードを全部引き当てられる自信があります(笑)

『音楽を狭苦しい部屋の中に閉じ込めておかないで美しい外の世界に連れ出す』、それはまさに僕がダンスでやろうとしていることと同じなのです。ダンスの教科書通りに学んで練習してダンスの神様に褒められるために上手になるのではなく、与えられた動きを咀嚼して栄養にして己の身体が喜ぶ動きに変換し、それが成功出来た自分に自信を持ち、キッカケはダンスだったかもしれないけれど結果ふくよかな人世を歩んでいる、そんなことに貢献できたらいいなと思ってこの仕事を続けています。

なので、たまにデモンストレーションをしたりすると皆さんが『わあっ…そんな風に踊れたらどんなに素敵かしら…わたしはそんな風にはなれない…』と感動したり落ち込んだりされるのを目にして、キッカケは提示したので後は好きにおやりなさい、と慈愛半分どうでもいい気分半分でその後を観察しております。結局僕はただの触媒の存在でしかないというスタンスですのでね。僕を目標にするのではなく、あくまでもご自身が変わる、或いは埋もれている才能を開花させるための材料として利用して頂ければ幸せなのです。

昔、ダンスには全く興味のない友人がこんなことを言ってました。

『それだけ踊れて説得力もある人なら熱心な信者を集めて狂信的な団体に仕立てて新興宗教みたいにして金儲け出来るじゃない?』

そんなの真っ平です。

確かに僕を慕って集まってくれている方々は少なからずいらっしゃいますし、その中で信頼できるメンバーを起用し公演の中核を担って貰おうとはしています。しかし、彼らとの関係性は『教祖・信者』ではなくもっとラフな風通しの良い関係なのです。それはやはり『好きなものはダンス、それが一致しているから一緒に居るだけ。向こうに見えているものが似ているから一緒にやりたいと思うだけ。』そんなメンバーだからこそ、僕も無理矢理捻り出すのではなく自然にポロポロとイメージが湧いてきて、まるで彼等に誘導されているかのように作品が出来上がっていくのだと感じています。

これこそが『ダンスのためのダンス』で終わらず、『確かにやってることはダンスなのに何故かダンスを観ている気がしない。』と評されるスタイルに繋がっているのだと自負しております。

いよいよ、今週末から本公演のリハーサルが始まります。『蜜蜂と遠雷』との出逢いが完璧に僕を創作モードに入らせてくれました。少々感覚が鋭敏になり過ぎた感もありますので、本日の中野長丁場dayにて身体を酷使し心を鎮めてこようと思います。



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# by reijiro_kaneko | 2017-02-01 09:36

響く言葉

以前ここでご紹介しました『嫌われる勇気』の著者、アドラーの言葉の数々です。自己啓発本は世に蔓延しているけれど、明瞭簡潔な彼のような人の言葉にこそ真実が宿っていると僕は思うのです。

ではどうぞ。

「よくできたね」とほめるのではない。「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返すだろう。

 

苦しみから抜け出す方法はただひとつ。他者を喜ばせることだ。自分に何ができるかを考え、それを実行すればいい。

 

叱られたり、ほめられたりして育った人は、叱られたり、ほめられたりしないと行動しなくなる。そして、評価してくれない相手を、敵だと思うようになるのだ。

 

人の心理は物理学と違う。問題の原因を指摘しても、勇気を奪うだけ。解決法と可能性に集中すべきだ。

 

健全な人は、相手を変えようとせず自分がかわる。不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。

 

他人のことに関心を持たない人間は苦難の道を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかけることになる。人間のあらゆる失敗はそういう人たちの間から生まれるのです。

 

判断に迷ったら、より多くの人間に貢献できる方を選べばいい。自分よりも仲間たち、仲間たちより社会全体。この判断基準で大きく間違うことはまずないだろう。

 

「仕事で失敗しませんでした。働かなかったからです」「人間関係で失敗しませんでした。人の話に入らなかったからです」。彼の人生は完全で、そして最悪だった。

 

「暗い」のではなく「優しい」のだ。「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。「失敗ばかり」ではなく「たくさんのチャレンジをしている」のだ。

 

あなたが悩んでいる問題は本当にあなたの問題だろうか。その問題を放置した場合に困るのは誰か、冷静に考えてみることだ。

 

子供にとっては 家族が世界のすべてなのだ。親に愛されなければ 死ぬしかない。だから子供たちは 全力で親に愛されようとする。そのときとった命がけの戦略がそのまま性格形成につながっていく。

 

幸せの三要素は 自分自身が好きかどうか。よい人間関係を 持っているかどうか。そして、人や社会に 貢献しているかどうか。

 

子供は感情でしか大人を支配できない。大人になってからも感情を使って人を動かそうとするのは、幼稚である。

 

重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。

 

どうしたらみんなを喜ばすことが出来るかを毎日考えるようにしなさい。そうすれば憂鬱な気持など吹き飛んでしまいます。反対に自分のことばかり考えていたら、どんどん不幸になってしまいます。

 

「世話好きな人は、単に優しい人なのではない。相手を自分に依存させ、自分が重要な人物であることを実感したいのだ。

 

どんな能力をもって生まれたかは大した問題ではない。重要なのは、与えられた能力をどう使うかである。

 

勇気とは困難を克服する活力のことだ。勇気のない人が困難に出会うと、人生のダークサイドへと落ちていってしまうだろう。

 

自分だけでなく仲間の利益を大切にすること。受け取るよりも多く相手に与えること。それが幸福になる唯一の道だ。

 

他人からの賞賛や 感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献している という自己満足で十分である。

 

人生には3つの課題がある。1つ目は「仕事の課題」。2つ目は「交友の課題」。3つ目は「愛の課題」である。そして後の方になるほど解決は難しくなる。「愛の課題」とは、異性とのつきあいや夫婦関係のことである。人生で一番困難な課題であるがゆえに、解決できれば深いやすらぎが訪れるだろう。

 

扱いにくい相手とうまく付き合うには相手が何とか自分を優秀に見せようとして躍起になっていることを念頭に置くこと。その観点から相手と付き合ってみなさい。

 

もっとも重要な問いは「どこから」ではなくて「どこへ」である。

 

まず無理だと思ってもやらせてみる。失敗しても「今度は上手くできるはず」と声をかけることが大切。

 

楽観的でありなさい。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなくいま現在だけを見なさい。

 

人は過去に縛られているわけではない。あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。過去の原因は「解説」になっても「解決」にはならないだろう。

 

「信用」するのではなく、「信頼」するのだ。「信頼」とは裏付けも担保もなく相手を信じること。裏切られる可能性があっても相手を信じるのである。

 

できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。

 

「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。「変われない」のではない。「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。

 

「自分は役立っている」と実感するのに、相手から感謝されることや、ほめられることは不要である。貢献感は「自己満足」でいいのだ。



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# by reijiro_kaneko | 2017-01-30 21:33

啓蒙週間の後に…

先週はほんとに頭も身体もフル稼働な週でした。そんな一週間の最後を飾るに相応しい8ppy.さくらさんへの振付、二曲使いのうち一曲が早くも完成。リハーサル3回で完成は驚異的なスピードです。

実はこのリハーサルに向かう道中既に身体が悲鳴を上げ始めておりまして、リハーサル中はアドレナリンが出ているので忘れていても終わった途端黒雲が押し寄せるように面白いぐらいに体調悪化。帰宅して22時にはベッドに入っていました。

食べて寝れば大抵の症状は治まってしまうケースが今回もまた発動してくれたので今朝はスッキリ目覚め、更なる怒濤の一週間に向けてバッチリ整った感じです。

それにしても、毎度のことながら己の身体には驚かされます。新しい振付を考え実際に動いてみた翌日は本当に酷い有り様です。
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今回のジャズ・コンテ共通振付は背中と大腰筋に尋常でない筋肉痛をもたらすため、一瞬風邪か?!と疑いたくなる症状が出ます。そして、『イタタタタ…(>_<)』とノロノロ歩きながらもきちんと効果が出る動きを産み出せたことにほくそ笑む完全なるドMとドSの融合体と化しています(笑)

さあ皆さん、日々のつまらないことなんてどうでもよくなる破壊力抜群の筋肉痛を味わいにスタジオへ足を運んでくださいね!
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-30 10:26

新たなリンク

2月の課題曲をティップネス用とstudio CAST用、どちらも公言しましたが、以前にも何度かトライしたことのあるどちらも共通の振付という試みを今回もまたしてみたいと考えています。

かたや8カウント、かたや三拍子、そんな器用なこと出来るの?とお思いの方もいらっしゃると思いますがこれが割と違和感なく出来てしまうんです。

1月も途中からスローに変換するという荒業にもめげず皆さん果敢に挑戦して出来ないことはなかったので、調子に乗って2月はそんなことにしてしまいます。

『もお~なんなのよ!一刻でも早くその振付踊りたいわ!』という方は1/31(火)の8ppy.さくらさんでのワークショップにて先行上映いたしますのでFacebookにて情報を探してお集まりくださいね。

なんて言いつつ実は明日1/28(土)のstudio CASTのレッスンからやっちまいますけどね(笑)

ではでは2月も脳内錯乱で一段と若返ってしまいましょう!
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-28 00:10

多幸感

『沈黙』を会った人には必ずといっていいほどお薦めして廻ってる金子です(笑)

角川映画の回し者です(笑)

昨日はズーンとなりながらもスーンと妙にスッキリして、そこで何かが開いたらしく、何日か前に届いていたこの本を朝掴んで出勤。

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恩田陸という作家さんは初めて接する方ですが、既に完全に魅了されています。比べるのはどうかと思いますが、原田マハさんの音楽をテーマにした著書をあっさりと上回りました。

文体も物語の進め方もマハさんとさほど変わらない印象があるのに、何故か恩田さんの文章からは音を感じることが出来るんです。コンクールに出場する天才ピアニスト達を追ったドキュメンタリータッチのお話なのですが、知らないピアノ曲でも何故か耳の中で音が鳴っている感覚になれるのです。

読み始めてまだ数ページ。でもこの先も沢山の知らない音を聴かせてくれるのかと思うとこの上なく幸せな気持ちになれます。

出場者全員のエピソード部分を読み終えたらもうそれで本を閉じてしまいたい願望も産まれています。何故なら、コンクール本番での葛藤や奇跡や張り詰めた空気感の中での音の描写など克明にされたら幸せを通り越して気がふれてしまうかもしれないから。

そしてこの先、この敏感になり過ぎたアンテナでまたどんなものを拾ってしまうのか恐ろしいのです。

でも、本当に幸せです。

来週はこちらの映画が封切られます。この映画鑑賞でインスパイア週間終了です。これ以上見聞きし続けたら本公演がとっちらかった内容になってしまいますので(笑)
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-27 22:12

『沈黙』

本日、予告通りこちらの映画を鑑賞してきました。

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珍しくお薦めします。大絶賛お薦めです。日本人なら観なきゃ恥です、とまで言いましょう。こんなに日本を深く理解しているマーティン・スコセッシの思いをきちんと受け止めましょう。DVDが発売されてから観るわ、と言ってるそこのアナタ!僕の下らないレッスンを受ける暇があったら是非『沈黙』を観てください。

そして、本日、五反田でかつてない酷いレッスンをしてしまい、どうしてそうなったのか釈然としていなかった理由も明確になりました。今日、貴重な時間を割いて楽しみに参加して下さった皆様、本当に申し訳ございませんでした。終わった後、『大変だったけど達成感を感じて楽しかったわ』といつも思って下さっていた皆様、本当にごめんなさい、今日はただただ心が折れ戸惑うばかりのレッスンだったと思います。心が折れることも上達には必要だとは思います。しかし、何の手掛かりもないまま放り出されるのは全く無意味。

ネタバレになりますが、ひとつだけ映画から引用します。

『日本にキリスト教が根付かないのは沼地だから』

沼地を沼地のまま放置して干拓もせずに『何故蒔いた種が育たないんだ?!』と憤るのは本末転倒。丹精込めて耕しすくすくと成長する手助けをすることが教師に必要な必要最低条件だと分かっていた筈なのに、一時忘れていたようです。

よりによって『今日観に行くぞ!』と決めていた日にあんなレッスンをしてしまったのも冷静に考えると神の悪戯か、、、と失笑。

こんな反省をしてはおりますが、誤解しないでくださいね。チイチイパッパのレッスンに戻るつもりは毛頭ございません。来月はまたしても手こずる振付にする予定も変えていないどころかどんどん閃きが続いています。速く覚えられない方には過酷な脳トレになるでしょう。

ただ、むやみやたらと『難しいだろ!覚えられねぇだろ!ざまあみろ!』なやり方は絶対にしない、ということです。何か一つでもいい、心に響いて『それ、美しいなぁ…カッコいいなぁ…真似したいなぁ…』と思って貰えて、かろうじてでもいいから『私はやったわ!』と充実感に満ちてスタジオを後に出来る、そして『どうして頭では分かっているのに身体が動かないのかしら…』と課題を背負って帰って頂けるレッスンにしますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

では、最後にもう一度、『沈黙』、早く観てください!
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-26 20:26

耐性

昨日、こちらの映画を観ました。
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長らく人種差別や迫害といったテーマの映画や小説を避けてきましたが、道化師を扱った映画だったので油断して観てしまったのが運のつき。いえ、それがかえって良かったのかもしれません。

心の中の何かが静かに開きました。

楽しい舞台を創るためには楽しく心地好いものばかり見聞きしていてはいけない。辛く悲しい史実を踏まえてこそエンターテイメントにも深みが出る。そう教えられた気がするのです。

心の鍵が開いている時に立て続けにカンフル剤を売った方が良いと急く声に身を任せ、明日は仕事後にこちらを観てこようと思います。

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週末、どんよりしていたらごめんなさい。そういうワケですので。
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-25 09:32

ニケ・ニキ・ナイキ

お恥ずかしながら、昨日、シューズメーカーのNIKEの名前の由来がギリシャ神話の勝利の女神ニケであることを知りました。

もっと早く気付いても良さそうなものですが、NIKEへの関心がまるで無かったもので、縁がないのに検索君するほど知への欲求は高くないので、仕方のないことかと。

さて、どうしてその由来を知ることになったかをお話します。

昨日の夕方、近所の古着屋のディスプレイにずっと飾られていて気になっていたadidasのスニーカーをようやく試し履きさせてもらいました。デザインと良い感じの履き古し感にこの数ヵ月片想いの中学生のような甘酸っぱい気持ちを抱いていたのですが、結果は…足に合いませんでした(T_T)

意気消沈した金子少年でしたが、何かに操られるように御用達の他店へフラフラと向かい、これも不思議なのですが奥のシューズコーナーの一角へスーッと導かれ、見ていないのに手が伸びてこのシューズを掴んでいました。

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手に持ってから意識を取り戻し、値札とサイズ表記を見ると¥3,800で27㎝。27だとブカブカだよねきっとダメだよね、、、と全く期待せずに左足だけ履いてみたら『!』。僕、左足の方が土踏まずのアーチが落ちているので右足より0.5㎝ぐらい大きいんです。なので、右足に合わせて靴を選ぶと左足が窮屈になってしまうんですね。ということで右足も履いてみると少し弛めではあるものの紐をキツメに締めれば何の問題もなかったので、迷わずレジへ。

その決断スピード、1分ぐらいでした(笑)

ずっと白とグレーのどんな服装にも合うシューズを探していたので本当にラッキーでした。

帰宅してからこのモデルについてあれこれ調べているうちにNIKEの由来とか、このモデルがNIKE初代のモデルであることが分かり、独りで興奮していました(笑)

熱狂的なNIKEファンの方が読んだら憤りを越えて卒倒しそうな酷い話ですけど、僕は結果オーライ人間なのでとてもご満悦です。

そして今日はこの子と出勤。足がとても楽です!
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ここから追記です。Instagramで繋がっているPatrickの大阪の店員さんから教えて頂いたトリビアをご紹介。

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こちらがadidasのromaというモデル。

昔、世間ではadidasのromaが一世を風靡してました。
それに対抗して作られたのがコルテッツ。

そうです、ローマ帝国を滅ぼした英雄コルテスにあやかって、打倒ローマを託して命名したんですね!

なんということでしょう。たかがお洒落スニーカーの世界、ではないんです。命名の裏側にはこんな逸話があるなんて、なかなか粋じゃあないですか。

ついでに僕が知ってるトリビアも載せておきます。

adidasは元々、兄ルドルフ・ダスラー、弟アドルフ・ダスラーという兄弟で始めたダスラー商会という会社だったのですが、取っ組み合いの大喧嘩の末、兄ルドルフ・ダスラーは独立してPumaを創設。残った弟の頭文字を取って『Adi+das』となったそうです。

またしても追記です。

ちょっとコルテスという名前が気になって調べてみたんですが、どうやらアステカ文明を滅ぼしたのがコルテス。そしてadidasのモデルにアステカというモデルがありました。
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ということで、どちらにせよ史実に基づいた茶目っ気のあるネーミングだったということには変わりがなく、そういう遊び心っていいなぁと改めて思っている次第です。

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# by reijiro_kaneko | 2017-01-23 11:09

2月の課題曲

2月に中野スタジオとティップネスで使用する楽曲をまとめてご紹介いたします。

まず、中野スタジオ(studio CAST)では、こちらのアルバムから『Snow in midsummer』という曲を使います。
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陰鬱としたゴシック・アンビエントな面持ちの三拍子の曲です。

この曲が持つダークで物悲しいイメージとは裏腹に、僕が大切にする『空間にありとあらゆる線を描く』をお茶を濁すことなく我儘に極めた動きの数々で皆さんに投げ掛けようと考えております。

余談ですがこのFilmsというバンドは、僕が以前パフォーマンスで使ったことのあるYuki Murataというピアニストさんが在籍しておりまして、かのじょが全ての作曲を手掛けているそうです。

彼女の紡ぎ出す、ダークではあるけれどどこか可愛いげのある世界観が好きで、これまでも頻繁に色んな曲を聴いていましたが、リズミカルで盛り上がりもある楽曲が届いたので早速使ってみようと思い立ちました。

この曲はバージョンアップして6月の本公演でも御披露目いたしますので、どうぞお楽しみに!

さて、2月のティップネス・ジャズダンスではこの曲を使います。
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Marian Hillというアーティスト。ソロアーティストなのか、それともユニットなのか、とんなジャンルの方なのか、全く分かりませんが、Facebookで流れてきたこの『Down』という曲で振り付けされた動画にピンと来て耳ざとく調べあげ、日本ではまだCDが発売されていませんがちょっとトリッキーな方法で音源を入手。おそらく、数ヵ月後にようやく発売されると思いますので、形として手元に欲しい方は袖を噛んで悔しくお待ちくださいね(笑)

この曲もしたたかな曲です。冒頭は少しノスタルジックな導入なのに途中から一転してガチガチのビートが効いたヒップホップ調に変わります。柔らかく不可思議な動きでたゆとうように踊り、リズムを細かく聞き取りながら素早くキレ良くも踊る。はい、考えただけで腰が引ける方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。まあでも、K先生にも『何でもやりますねぇ』と言われた身。ウスウス皆さんも感じているとは思いますので、堂々とやらせて頂きます。

今回はフライングして1月から曲を変えることはありません。1月いっぱいはRihannaで踊り込んで頂きます。どうぞウズウズしながら2月をお待ち下さい。

あ、そうそう、公演を控えているのでアンテナがビシビシ立っておりまして、面白いように手元に多種多様な音源が集まってきています。2月だけでなく4月ぐらいまで使うであろう曲候補があります。レッスン前に聞き慣れない音が流れていたら、『うわぁ、あんなの使うんだぁ』と流し聞きしていてくださいね。




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# by reijiro_kaneko | 2017-01-21 05:16

有り難い啓示

昨日、某K先生のレッスンを受講してきました。

結論から申し上げますと、全てが示唆に富み神の啓示か…と思うほど完璧なタイミングと内容でした。

自分でレッスンを担当する時は慣れていない方々をリードする意味もあり声を最大限張りますし煩いぐらい細かく指示を口頭で伝えるようにしていますが、生徒側に立った時は終始無言でサラサラと進めていくぐらいの先生が好みなのです。K先生はまさにそんな寡黙で穏やかな先生でした。『調教』するのではなく『自分で考えながら自身の身体と対話しながら踊れる身体を組み立てる』導きをして下さる先生でした。

ストレッチの内容も一つ一つの形をじっくり長く時間をかけて行うスタティックストレッチだったので、動きすぎて逆に固まってしまっている僕の身体にはとても心地好く、痛めている部分もフワリと解れていく実感がありました。僕が日頃推奨している動的ストレッチは関節の動きがあまり芳しくない方々や極端に筋肉を伸展させることが苦手な方々向けに開発したものですが、やはり伸びやかに動くダンス(特にバレエやコンテンポラリーなど)の際はK先生のアプローチも必要だなと再確認出来ました。

そして、振付。これがまさに漫画でよく描かれる『頭の上に電球ピカーッ💡』でした。

来月中野スタジオで皆さんに提供するつもりで用意していた曲が三拍子。しかも、少しダークでセンチメンタルな女性ボーカルというのも酷似。動きの質もウネウネも流れるような動きもカチカチ刻む動きも盛り込まれ、まさに僕がやりたかったこととピタリと合致していたのです。

更に来月だけに留まらず2月課題曲は6月本公演へ流用し、絶大な信頼感を寄せるゲスト姉妹ダンサーに核となって踊って頂こうと考えていまして、あの素晴らしいコントロールされた肉体で僕の産み出す動きを踊ってもらったらどうなるか?のビジョンが次々に浮かんできたのです。

K先生の独特な動きやフォルムを鏡越しに確認しつつ、自身の昼間の筋トレが祟ってモッサリとしか動けない事実に打ちのめされつつ、頭の中は別人のようにイメージの海で心地好く漂い、日頃スタジオの隅から隅まで目を凝らして皆さんを観察している自分は完全に閉じてひたすらK先生の動きと音とそれらを取り巻く空間に浸りながら至福のひとときを過ごしました。

一緒に受講していた皆さんから『なんだか隅っこで嬉しそうに踊ってましたね』と声を掛けられましたが、そんなワケなのです。

あ、でも、僕は他の先生のレッスンを受けに行く時は大抵あんな感じです。『ほんとにこの人、先生なの?』って思われるぐらいブザマだし『先生→鏡→先生→鏡』と絶えずキョロキョロしてるし、曲の前奏部分ではギリギリまで不得意な箇所を練習してるのでジッと止まってること殆どありません。まるで小学生…(;´д`)

スタッフルームで着替えながらK先生と少しお話ししました。彼はFacebookなどで僕の稚拙な動画をよく観てくださっているそうで、『先生は何でもやられるじゃないですか。僕はこの通りこんなことしか出来ないので…』とポツリポツリ仰ってました。いえいえ、K先生、素敵なことです。なんでもかんでも出来るからイイってものでもないですから。丁寧に真摯に今のスタイルへの道を歩んでこられたからこそ滲み出るムードと、ご自身のパーソナリティーにとてもよく合ったスタイルをお持ちなので、先生を慕って集まる皆さんが沢山いらっしゃるのも納得しています。

そんなK先生の背中を見て、手広く浅く広く色々やり尽くしてきた僕も来月原点回帰しようと素直に思えたこと、本当に感謝です。

さあて、折角とてつもない刺激を頂いたことですし、2017年2月は本気の前に『ド』を付けますか。『ド本気』、うわぁ、カッコ悪いことこの上ない(笑) 本気を『マジ』と読んでもドマジ。まぁいいや、とにかく惜しみ無く全力を注ぎます!
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写真はネットで見つけた可愛らしい画像です。
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-20 15:22

馬油信仰

怪しげなタイトルにて始まりました今回のblogは、『信仰』なんて言っておりますが別に新興宗教とかではありませんのでご安心ください。

馬油と一言で言っても様々な商品が出回っており、馬油成分がとてつもなく薄まって入っているものもありますが、写真の馬油は本家本元99%馬油のみを使用した信頼できる商品です。
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この馬油、万病に効くとされていまして、保湿だけでなく傷や打撲にも効果があり、飲んでも大丈夫なので口内炎や気管支炎にも効いてくれます。

実際に僕の母は何年も原因不明の酷い口内炎を患っていましたが、このソンバーユを使い始めてから症状が劇的に改善されたのです。

自らが人体実験となり効能を証明してくれた母が勧めるのだから間違いない!と洗脳された僕も咳が酷い時に鼻の奥に塗って一晩で咳がピタリと治まったのです。

そして最近ではレッスン終わる毎に背中がバリバリに張るのでこのソンバーユを塗るようになりましたが、面白いように症状が軽減されていくのを実感しています。

引き合いに出すのは何ですがダンサーの間で今も愛用されている某ヴェ◯ダのアル◯カオイルやチューブ状のマッサージクリームなんて目じゃありません。

特に冬場は寒さで身体が緊張しているので筋疲労も治りが遅いのですが、このソンバーユは保湿も保温もしてくれる上に患部に即効作用してくれるのでパーフェクト。オイルのベタベタした感じが苦手な方も塗って5分ぐらいでサラッとした質感に変わるので気になりません。

と、株式会社・薬師堂の回し者のようにベタ褒めしておりますが、一銭も頂いておりません。単純に良いと思ったので書いているだけです。

一瓶¥1,500程度でそれほど高価でもないですし、もし興味がある方は試してみてください。

ちなみに香りはこんなにバリエーションがあります。内服する場合は前述のノーマルタイプが良いと思いますが、肌に塗るのでしたら香りがついているものも良いかもしれません。
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ちなみに、この会社から石鹸も出ております。僕はこの石鹸で髪の毛も含めて全身洗ってます。毎年悩まされる脛の乾燥もこの石鹸に変えてから軽減されました。
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-19 17:15

【引き出し】と【アンテナ】

何事もそうですが、自分にとって新しいことを知ること、そしてそれを突き詰めていくこと、過去に出逢ったことに再会してそれを復元してみることに喜びを覚えること、知ることがキッカケで予定外の事象に蜘蛛が巣を張るように連鎖していくこと、それらが本当に『知の追究』の基本でありゴールであることの大切さを日に日に実感しています。

これらの『知っていること』を【引き出し】、『新しいことを貪欲に吸収しようとしてる状態』を【アンテナが立っている】、と僕は個人的に例えることが多いです。

【引き出し】が沢山あり、その【引き出し】に何が入っているかを覚えていて、【アンテナ】の精度が高く、【アンテナ】が正しい方向に向いていると、面白いようにスルスルと色んな情報が向こうから寄ってきます。

対して、【引き出し】はあるのに全く開けたことがない引き出しがあったり、【引き出し】の中が雑然とし過ぎていたり、【アンテナ】が立っているのに折れ曲がっていたり綺麗に磨いていなかったりすると、欲しい情報が入ってこないどころか望んでもいない情報が入ってきたりどんどん自分の中に埋没して意固地になっていくケースをよく目にします。

と言っても別に高みの見物をしている訳ではなく、僕自身も体調が悪かったり精神的に苦しい状況下では【引き出し】や【アンテナ】のことなんてどうでもよくなります。ただ、長い間どうでもよい状態が続くと『このままじゃいけない…』と心がザワザワし出して居ても立ってもいられず夜中に急にランニングをしたりするのです。

半ば、強迫観念なのかもしれません。

『立ち止まったら終わりだ…』と心のどこかでいつも警鐘が鳴っている気がします。

大学を卒業してから暫く会社員をしておりましたが、不甲斐ないことに辞める数ヵ月前から心の病にかかり、その病も強制的に外部からの力で悪化したのではなく、自分自身の弱さ故破綻していった事実を見抜いていた上司が、送別会の時にたった一言かけてくれて言葉が今でもずっと頭の中で鳴り響いています。

『もう、逃げるなよ』

あれから20数年経ちました。当時僕の直属の上司の一人で『一体この人はどれだけの情報処理能力を持っているんだろうか?』と恐ろしく感じるほど絶えず色んなことに興味を持ち新しいことにどんどんチャレンジし続けていた方がいました。当時は彼が投げてくる球を一球も投げ返せず捕球することすら出来ない自分が歯痒くて、そんな自分をどこかで憐れみ仕事が出来ない理由を彼に押し付けていたように思います。

それが今ではどうでしょう?

気づいたらその時の彼と同じようなことを周りにしているんです。今ならきっと彼と対等とまではいかずともきちんとしたコミュニケーションを取れる自信はあります。

成長なのか変化なのかは分かりません。しかし、明らかに20数年前とは異なる自分が今居ます。

そして、うまく渡り合えなかったけれど彼と出逢えたことに今改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

『くだらないことを考えている暇があったらとにかく他人と触れ合え!今は興味を持てなくてもとにかく色んなものを見聞きしておけ!世界はお前だけじゃないんだ』

当時は鬱陶しいと感じていた彼の言葉が今は本当に心地好く耳の奥に響いています。

日に日に脱皮を繰り返していますので、昨日のことすら覚えていないこともしばしば。奇特な方がこんな僕の言葉に感銘を受けて下さり何日か経って感想を言ってくださることがたまにありますが、ごめんなさい、僕は何を言ったか書いたか大抵忘れています。そしてその事実はどうでもいいレベルにランクダウンしてしまっていることが殆どです。『はぁ…そうでしたか…』みたいな反応をした時はそんな理由だろうと察してくださいね(笑)

さて、昨日始まったリハーサルでまた一つアンテナが立ってしまったので今日はまたしても新生礼二郎で参ります。今日も楽しく翻弄撹乱されてしまってください。
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-16 12:10

1月後半の告知

本日、ティップネス久喜店にて実験的に曲を変えて踊って頂きましたが、手応えが良かったので心が決まりました。

Rihannaの『Work』で踊って頂いているあの振付をあちこちマイナーチェンジして1月3週めぐらいからなんとリリカルジャズテイストに変えてしまいます。

最初は大混乱が予想されますが、慣れると意外としっくり来るので楽しみにしていて下さい。

曲はRihannaのアルバム『Anti』に収録されている『Close to you』というスローナンバーです。
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-09 17:50

過去の自分に諭される

今年の目標の一つに『整理整頓』があります。まるで小学生レベルの目標ですが、基本的に小学生程度の人生なので仕方ありません(笑)

グチャグチャのスマホの中を整理整頓していたら二年ちょっと前に生徒と二人で踊っているレッスン動画が出てきました。純粋に踊る部分だけでなく始まる前に彼女と交わしている会話も収録されていまして、そこで自分が発している言葉にビックリ。

『ちゃんとやるわ俺!』

ほんとに酷い先生です。

ちゃんとやるのなんて常識だろ?何を今さら声高に宣言してんのさ?とツッコミつつ、その直後の彼女の90°のお辞儀を見て、更に赤面。あぁもうほんとに今年はちゃんとやります!と誓いました。

あ、その動画を観たい方はFacebookの僕の個人ページにて公開しておりますので興味のある方はご自由にどうぞ。

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ちゃんとやる!と思ったのは何も今日に限ったことではありません。昨日も毎週スタジオに来てくれる可愛いエンジェルを抱っこさせて貰ってる時にもしみじみと思いましたし、その後の五反田ティップネスでも前のめりで僕の注意を聞いてくださっているメンバーさん達に対して同じように思いました。

いつもこのblogで偉そうなこと沢山言ってる手前もありますし、『なんだ、口先だけかよ』と思われないように、今年は全てに於いてちゃんとやります!

随分と恥ずかしい内容になってしまいましたが、恥ずかしいことに蓋をしてしまってはもっと恥ずかしい思いを遅かれ早かれ味わうことになるので潔く書きました。

こんななのに最後まで読んで下さった方、かたじけない…(;´д`)


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# by reijiro_kaneko | 2017-01-08 20:15

混沌な幕開け

2017年のレッスンが華々しくスタートしました。

昨日の中野スタジオ、そして本日の五反田、どちらも『ナニコレ?一体なにをどうしたらサマになるの?どの音をどうやって取ればいいの?感情を込めずにどうやって踊ればいいの?』なムードが充満し、僕は終始シメシメとほくそ笑んでおりました。

圧倒的な様式美と音楽的センスのカルチャーショックの洗礼ですから、戸惑うのも当然。どんどん分からなくなって下さい。そしてYouTubeを彷徨って下さい。さらば開かれよう、理解への扉が。

酷だなぁとも思います。新年早々気持ちよく踊れず、意味の分からないダメ出しを沢山されて。

でも大人になると、特に40を越えると急速に新しいモノに対しての免疫力が落ちていきますので、こんな機会でも無いと貪欲に吸収しようという気力も失せ、早々と老け込んでしまうでしょう。

『永遠に少年少女で在れ・世界連合・東京支部・理事長』を任されている身(あくまでも妄想です)ですので、この勢いで今年も突っ走ります。ついて来たい方はどうぞついてきて下さい。

新振付二種類を披露できてホッとしたその足で久しぶりにタワーレコードを訪れ、4月の委託振付の音源を物色していたら、芋づる式に6月本公演で使えそうなアルバムを幾つも発見し、気付けば大量に手に持っている始末。迷いましたがエイヤッ!と購入しました。

その成果はこちら。

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はい、メジャー路線、一つも入ってません(笑) 相変わらずニッチです。そして2月の振付も粗方浮かんでいます。

それでは、皆様、よいお年を~。
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# by reijiro_kaneko | 2017-01-05 22:57

2017年1月のstudio CASTは

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Flangerというアーティストの『How long is the wrong way』を使って、『お洒落コンテンポラリー』略して『オシャコン』(そんな言葉はおそらく無いですw)を極めて頂きます。

余談になりますが、このアーティストの別の曲を初演『Hotel』でも二曲使っておりまして、再演に向けて改めて初演DVDを観直していたら使いたくなってしまった、という訳です。もともと、『コンテだから不可解だったりうすら切ない曲を使わなきゃいけない』という拘りは全くありませんし、それこそビヨンセでコンテでもいいじゃん?と思ってしまうところがありますので、今回のようなスウィンギーで少しノスタルジックでキッチュな曲でコンテも当然の選択肢として上がりました。

しかも『普段、滑らかに線を描きつつウネウネとうねる動きが金子の持ち味だよね』と思われている部分が多々あるとは思いますが、今月は飛ぶわ廻るわ脚もバンバン挙げるわ大変なことになります。そんなことをやりつつ随所でうねることは勿論して頂きますので、身体がとても強くなると予想されます。

また、普段『コンテってなんか独特の雰囲気があって敷居が高いのよね…』と敬遠されている方々にも馴染みやすいモチーフも所々散りばめておりますので、これを機にチャレンジして頂いて、『あれ?コンテって一言で言っても色んな種類があるんだな。眉間に皺寄せてソリッドに踊るだけがコンテじゃないんだな。』と印象が変わるかもしれません。

振付の中で使う動きを予めバーレッスンやクロスフロアーの中でみっちり練習してから振付に入っていくことも二の足を踏んでいた方々には助けになるでしょう。ただ、実際の振付とは逆方向もしっかり練習して頂きますのでそこは試練となるとは思いますが(^_^;)

まあ『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン』とはよく言ったものです。思い切って飛び込んでみたら意外と楽しい、そんな人達、結構いらっしゃいます。

念のため申し上げておきますが、他所のことは知りませんが、公演を控えているからと言ってピリピリとしたムードになったり選抜メンバーとそうでないメンバー間に亀裂が走ったりということは全くありません。レッスンはレッスンとして参加して下さる皆さんには平等に接しますし、皆さん側も何も気にせず上手になるためにノビノビと心と身体を動かしに来て頂きたいと思います。

1月の内容はそんなワケで『オシャコン』ではありますが、いつも通り和気あいあいと前向きに楽しいレッスンを提供しますのでどうぞリラックスしてスタジオのドアを開けてくださいね!

では明日1/4(水)からスタジオにてお待ちしております(^-^)




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# by reijiro_kaneko | 2017-01-03 21:14

2017年明けましておめでとうございます

旧年中は本当に沢山の皆様との楽しい思い出を作ることが出来ました。元来の好き勝手に生きる、を貫きつつ、同時に『丁寧に美しく真摯に生きる』ことの素晴らしさを皆さんから改めて学んだ1年となりました。

お恥ずかしい打ち明け話ですが、それまで振付を考える時に『この程度で良いだろう…』と出し惜しみをしていた部分が多少なりともありまして、そこに『配慮』のオブラートを幾ら被せても建前感というものは自然と伝わってしまうものでありまして、どうにかして配慮はしつつも僕の本気も織り交ぜて創ったものを皆さんに呈示できないかと葛藤していた一昨年とは明らかに状況が変わったように感じております。

どんな商品もそうですが中味がスッカスカなのに売れるということはまずあり得ません。僕の場合、振付や僕自身の身体が商品であり、その商品もやはり上質なものでなくてはならない、そんなことに気づいたのも去年でした。

マッチョになったり激ヤセしたり、同じような選曲に偏らず多岐に渡る振れ幅の広いセレクトをしたり、ちょっと翻弄しすぎかな?とも思いつつも、そんな商品が一つぐらいあってもいいかと完全に面白がっている自分もいます。

ただ、あまりにも方向性が定まらない商品も問題ではありますので、『地に足が吸い付いた安定感とブレない美しい線』は変わらずにセールスポイントに出来ている自負は持っております。

1月のティップネスジャズダンスの振付も、晦日に試し打ちをした結果、本日まで右脚内腿が『これは大怪我をしてしまったのではないだろうか?』と不安になるぐらいの筋肉痛を味わう羽目になりました。ということはまた皆さんに謹呈する際に確実に筋肉痛のオマケを差し上げられる自信と共にレッスンに臨めることを実証した訳ですから幸先の良い新年の始まりかと痛む脚を引き摺りながら喜んでおります(笑)

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あ、そうそう、YouTubeでご覧になった方はご存知かと思いますけど、この『work』という曲、ちっとも情感とか浪花節とかとは無縁です。エロティックでコケティッシュで肌の色がブラウンの人種の様式美のみです。自分で言うのも何ですが、このベースにお洒落な振付が乗ります。そして右脚の内腿が大怪我並みに筋肉痛になります。

どうぞ絶大なご期待プリーズです(笑)

ではでは、ティップネスの皆さん、1/5(木)の五反田を皮切りに続々お逢いしましょうね!お楽しみに☆




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# by reijiro_kaneko | 2017-01-02 13:41

2017年1月のジャズダンスは

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2017年1月のティップネスでのジャズダンスはこの曲に決めました。

早ければ本日の新百合ヶ丘、久喜店でプレ公開してしまいます。振付が間に合えば、の話ですが…(^_^;)

どんどんジャズダンスのジャンルもクロスオーバー化し、もはや何がジャズダンスなのか判別不能になってきています。その潮流に乗っかるわけでもないのですが、もともと『楽しければなんでもいいじゃん!』がポリシーな性分ゆえ、僕の持っている全ての要素を注ぎ込んでビッチに気高く歯切れよくうねる何でもありの振付にしようと企んでおります。

皆さんが大混乱しつつ月末には不思議と何となく様になっていく姿が今から想像できて楽しくなっています。

余談になりますが、この曲が収録されているRihannaのアルバムは『Anti』というタイトルが付けられています。アンチ…なんて素敵な言葉なんでしょう。是非『反逆』と訳さないでください、『華麗に迎合しない』と訳しましょう!

それでは早ければ本日この振付と対面しましょう!
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# by reijiro_kaneko | 2016-12-30 09:50

RIP. George Michael

年内はblogを更新しないつもりでしたが、訃報が飛び込んできて書かずにはいられない方だったのでつい…

そのアーティストのCDを全部持っている人は彼しかいません。

Wham!時代は抜きにして、ソロ活動するようになってからの全てのアルバムを持っています。

そして彼を悼むために『ラストクリスマス』や『ウェイクミーアップビフォアユーゴーゴー』を挙げる人は邪道です。ソロになってからの『Faith』や『Kissing A Fool』もどうかと思います。

彼の真骨頂は『Too Funky』ですから。

あるいは『Freedom 90』もそうですね。

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90年代スーパーモデルをこれでもかと起用し華やかに退廃的に演出したPVを観ることこそが彼の氏を正しく悼むことだと思っています。

何故かって?

ゲイであることを公表し、ゲイならではのセンスをフルに押し出して作り上げた二作こそ本当の彼を理解するのに相応しい作品だと思うから。

僕も過去にほんのりと匂わせることはしても敢えて公表することはしてきませんでした。大々的に公表するメリットもありませんし、所詮我々はゴツゴツとした岩山の陰にひっそりと咲く高山植物のように目立たなく存在してこそ意味があると思っておりますので。

しかし、僕が心の何処かで拠り所としてきたジョージ亡き今は彼の氏をただの華々しい過去を持った有名アーティストの死として受け入れるのは堪え難いのです。

ゲイであるけれどもフェミニンになることを避け極めて男性的なアピールを全面的に押し出しギラッとした男性像を売りにしていた、その姿にとても共感し彼をお手本に生きてきました。

美しくしたたかな女性とマスキュリンで格好いい男性を配するビデオを撮り続けていたジョージを敬愛し、僕も作品創りに繁栄させてきました。来年上演が決まっている『Hotel』もそんな内容になる予定です。

ゲイだからこそ持ち得る美しい男女のバランスの黄金比率の善きお手本を示してくれた彼の死は本当に辛く同時に今までどれだけ影響を受けてきたかを思い出させてくれて感謝の気持ちが溢れました。

そんな気持ちを表するために明日の8ppy.さくらさんのワークショップでは『Too Funky』を踊ってもらいます。哀悼の意は込めるけれどもあくまでも大らかに楽しく…

George、安らかにお眠りください☆


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# by reijiro_kaneko | 2016-12-26 21:11



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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