【礼二郎のつぶやき】

映像デビュー第一弾

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松田鼓童曰く『新手の詐欺』と言わしめた『舞台引退・映像デビュー』宣言から一日経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

まだ意味がよく分からない方々もいらっしゃるようなので補足説明をさせて頂きます。

今後、私は自身の本公演や外部依頼振付など今までと変わらないどころか、寧ろ精力的に取り組んでゆく所存ではありますが、宣言通り『生の舞台での出演』は引退いたします。

しかし、それはあくまでも『生の舞台』のお話。

隔週でパーソナルトレーニングを受け、以前より俄然良い身体になりコンディションはどんどん上がってきているのにもう全く踊らない、なんて勿体無いことはないと自他共に認めております。

依って、まだまだ皆さんの前にしつこく登場させて頂くことにしました。

ただしそれは『映像』の中でのみ。

時代はSNSを中心に今をときめくダンサーは大抵動画を頻繁に露出し、ワールドワイドにその存在をアピールすることが当然という流れになっております。

あの有名な振り付け師のレッスン動画が数分後にInstagramで観られる!なんてことも珍しくありません。

中にはストーリー性・ロケーション・衣装メイクまで構成演出を練りに練った小作品がYouTubeで流れてくることもしばしば。

そうなんです、生の舞台は遠く離れた国の方は簡単には観られませんが、動画は何万㎞離れた人の元へも一瞬で届けることが出来るのです。これは利用しない手はありません。

既に構想に着手している案件も幾つかあり、そう遠くは無い未來に皆さんは映像の中で華麗に舞う金子礼二郎と出会うことでしょう。しかも、僕が称賛し信頼を寄せる素晴らしいダンサーとの共演も多々あることでしょう。

さあ、もう、悲しむのは辞めて期待に胸を膨らませてください。そして、新生・金子礼二郎にどうぞご期待ください!

『映像作家・金子礼二郎』の門出となる第一弾動画を以下に載せておきます。編集も何もしていないので『映像作品』とは呼べない代物ですが、口先だけでないことを証明するためにも御披露目いたします。どうぞご覧下さい。







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# by reijiro_kaneko | 2018-11-18 02:15

逆上がり、出来ないんです

引退公演を終えて穏やかな日常生活が戻ってきました。この、何かに追われずに日々を生きて行ける幸せ、心の底から安堵し平凡であることの有り難みを噛み締めながら限界まで追い込んだ身体をリセットしております。

の、はずだったのですが、昨日のパーソナルトレーニングから新たな領域に足を踏み入れてしまいました。

『要はね、イイ身体になればいいんですよ』

トレーナーの何気ない一言が閉じかけていた目をパチッと開いてくれました。

そうなんです、僕は四肢のバランスは恵まれていますがそれらを統合する肝心な連携作業に少々難ありでして、長年うまく誤魔化して『それっぽく』見せていただけなのです。

何でもお見通しのトレーナーにしてみればそんなことは一目瞭然で、いざその連携を阻害しているパーツのトレーニングをし始めた時には、何とも言えない憐れみのような嘲笑のような面持ちで『どうしました?』と煽ってきます。

いやぁもうほんと、悔しいです。

だって、『逆上がり』が出来ないんですから。

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脚を使って振り上げる逆上がりは勿論出来ますよ。でもね、懸垂状態で肘を90°に曲げた状態からスーッと膝を曲げクルンと逆さまになる、なんて何をどうしたら良いのか皆目見当もつきません。

彼の素晴らしいところは、出来ないことをすぐには答え合わせをしないで少しの間本人に考えさせる猶予を与えてくれる、そして自力で答えが見出だせない場合はその動作に有効な別の予備トレーニングを試させ直後に問題の動作を繰り返させる、という機転を利かせてくれるところなのです。

真っ赤になってウンウン唸っている僕に、昨日も30秒ぐらいは彼は冷たいのか穏やかなのか判別不能な視線を送り、『はいっ、やめましょう。ちょっとこっちをやってみてもらえますか?』と潔く中断。

言われるままに指示された動きを何度かトライし、先の動きに戻って何も考えずやってみたら…

クルン!

え?今何をどうやって自分はクルンしたの?もう一回やってみよう!クル…ズルン、え?なんで?もう一回!ク…ズズズズズルン…

どんどん出来なくなる僕を射るあの冷えた眼差し。もう、ほんと、泣きそうになりました。

でも、彼の直後の言葉は温かい神の鉄槌でした。

『身体が要領覚えて何度も練習しなかったら出来るようになりませんよ』

当たり前のことを当たり前のように言われたことが爽快にショックでしたし、何でも器用に応用できると過信していた自分への十分すぎる戒めでもありました。

『知らないことを知らないと素直に認める』

それこそが今の僕に必要なことなのです。

ということで、昨日僕は生まれ変わりました。

『舞台』は引退し、過去の金子礼二郎の葬儀を終え、昨日生まれ変わった金子礼二郎は『映像』デビューいたします。

どんなタイミングで皆様にお伝えしようか迷っておりましたが、まさかこんなタイミングで伝えられるとはやはり彼は神様なのかもしれません。

古き良きミュージカルスターのカット割しない長尺撮影シーンのように一発長回し撮りにも耐えうる肉体を得るべく今後一層トレーニングに励み、身体を激変させていきますのでどうぞご期待ください。

メソメソしてくださっていた皆様、どうぞ微笑んでください。そして、迫り来る『ハードなレッスン』におののきながらご自身の身体と向き合っておいてください。

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# by reijiro_kaneko | 2018-11-16 11:24

32年間、有り難う御座いました

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昨日、32年間のダンス人生に清々しく楽しく幕を引くことが出来ました。見守って下さった皆様、エールを送って下さった皆様、有り難う御座いました。

色々思うところはあるのですが、皆様から続々とお寄せ頂く感想メールがどれも『どうしてそこまで僕の深い内面まで理解して下さるのだろう…』と驚くものばかりでして、これは引用して載せた方が自身の言葉よりも上手く伝えられると判断し、とあるお二人の感想を載せます。

まずはまだとても若いダンサーからの言葉。

【礼二郎さんの踊り手からの引退ということを考えながらというよりは、フラットに見ようと心では思っていたのですが、まず思ってた以上にあの場所であれだけステキな照明と環境をつくりあげられることにまず感動し…全く自分の中で引っかかることなくスーッと流れるお2人の絡みと流れが本当に心地良くて。

最後大黒が開いて光が差し込んだ時、あぁ…この儚いようで美しいこの光景が終わってほしくないと何故か思ったら凄く込み上げるものがあってその光が水のように視界もウルウルと。

でもそこからの展開が何故か終わって欲しくないという思いより、希望なのかこれからの未来なのか、はたまた過去なのかもう前向きにしか考えられなくて、私の未来も視界も良好です〜!!って言ってるようにしかみえなくて。

礼二郎さん自身が決めた引退って寂しいとか何だか複雑な思いでしたけど、そんなことないんだなぁと、、またこうして続いて新たなものが広がっていくんだなぁと。

そこでまた私は改めて、あ〜この空間にいれたこと、礼二郎さんに出会えたこと、全てに感謝だなとすごく嬉しくなりました。

最初のシーンに戻り、見終わってすごく言葉にならない美しさと何でしょうか…なんとも言えないこのポッカリ感。入り込んでしまいすぎて、全て礼二郎さんと真奈さんに吸収されてしまったようなそんな気がしてました。

終わってから本物の礼二郎さんとお会いして、またこれも礼二郎さんの優しさで、しんみりしないこの明るさ…いやもうしんみりさせてくださいと言いたいくらいの優しすぎる愛情が、もう。】

そして、大学の先輩のお言葉。終演後、号泣してくれる方々を前に本人は全く泣くどころかとても嬉しくてずっとニコニコしてましたが、帰宅してからこの方の文章を読み、一気に何かが決壊し一時間ぐらいショボショボしておりました。

【今日は本当にありがとう。「ありがとう」などという、簡単な言葉で言っていいものか。

礼二郎くんの現役のダンサーとしての舞台が、D館であったこと、そしてその空間に私も居られたということ、本当に言葉では言い表せないものが、胸に湧き起こりました。
礼二郎くんのダンスは、鍛え抜かれた美しい流れの中にも、自然のごつごつとした岩山や、草原を渡る風や、そうした自然の rawな生き生きしたエネルギーが溢れ出るように表れていました。更にその自然のなかに置かれた人間である私たちの営みの関係性が、儚さや、悲しさ、柔らかさ、という側面を通して一つのストーリーとなって、舞台の上に表現されていました。
そして、礼二郎くんの完成されたスタイルはオリジナルであるのに、あくまでモダンダンスで、懐かしさも感じられたことがとても嬉しかったです。
また、途中後ろの幕が上がったことも非常に象徴的でした。ありのままのD館の中で踊るという、私が感じたrawな感じの演出だと、全てが収斂した終盤だったと思います。

田舎の公立高校からICUに入り東京の文化に圧倒されていた私が、モダダンに入って、ダンスに出会うことで、初めて自分を見つけました。初めて人に誇れるものを見つけることができました。もしダンスに出会っていなかったら、今の私はなかったと、しみじみ思います。礼二郎くんのレベルとは段違いですが、今でも踊るたびに、自分の中の何かが動き出すのを感じます。
そんな私の芯の部分を作ってくれたのが、D館での定期公演や、音楽のライブや、演劇でした。その客席に30年ちかい時を経て、また魂を揺さぶれる体験ができたこと、本当に感謝です。

最後にもう一度、今日は本当にありがとう。そして、長い間お疲れ様でした。】

本当なら頂いた感想すべて此処に並べたかったのですが、本を出版出来るぐらいの長さになってしまいWeb上での読む限界を越えてしまうので割愛させて頂きました。でも、ちゃんと皆さんの言葉は僕の心の中に大切にしまいました。

最後になりましたが、Instagramに『四大元素』のクライマックスパートの動画を載せましたので、どうぞご覧下さい。





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# by reijiro_kaneko | 2018-11-12 08:21

11日の最終ご案内です

いよいよ明日となりました。

先日、会場にて最終リハーサルを行い、予想外に美しい照明もつけて下さることとなり、あとは本人達のコンディションさえ良ければ素晴らしい舞台になること間違いなし!の態勢となりました。

チケットのご予約も順調でして、只今174名のお客様が申し込みをして下さっております。残り26名様となりました。ご予定が定まらず申し込みを躊躇っていた方々、是非秋深まるICUのキャンパス散策も兼ねておいで頂いては如何でしょうか?

もう一度詳細をこちらに整理しておきます。

☆日時:11/11(日) 13:30開場 14:00開演 15:00終演

☆会場:国際基督教大学 ディッフェンドルファー記念館内オーディトリアム

☆チケット:¥500(当日受付にて『金子の知り合いです』とお伝えください。その場でお支払い頂く形となります。)

※チケットのご予約はこちらのメールアドレスにご連絡ください↓

castcontemporary@yahoo.co.jp

☆出演:大西直樹(ピアノ演奏)、金子礼二郎・島田真奈(Contemporary Dance)

※14:00から大西教授が20分ほどピアノ独奏されます。曲目はドビュッシーのアラベスク、そしてブラームスの間奏曲の二曲です。ピアノを撤収後私達の出番となります。おおよその時間は14:25頃となる予定です。折角の機会ですのでどうぞ皆様14:00から着席して美しいピアノの音色に耳を傾けてみてください。なお、終演後、皆様にご挨拶申し上げますのでお時間に余裕のある方は少々お待たせしてしまいますが講堂外のラウンジにてお待ち下さい。

アクセス:JR中央線三鷹駅からバス利用(詳細は下記にて)

●三鷹駅からのアクセス(約20分)
南口の5番乗り場から小田急バス「(鷹51)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

※「鷹51」は、行き先が3種類がありますので、バスの行き先表示が「ICU 国際基督教大学」と表示されているバスにお乗りください。
※なお、2017年9月15日現在、行先が複数ある「 鷹51」の誤乗車を防ぐため、試験導入として「ICU 国際基督教大学」行きは、「鷹51A」と表示されています。

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三鷹駅改札を出たら左へ、南口に進みます。
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外へ出てすぐの5番乗り場への階段を降ります。なお、島田はこのようにご案内はしておりません。
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このバス停で『国際基督教大学』ゆきのバスをお待ち下さい。
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こちらのバス以外には絶対に乗らないでください。
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13:19もしくは13:30のバスのご利用が宜しいかと思います。

●大学校内の順路
バスを降りたら添付写真の突き当たりのチャペルに向かって進んでください。チャペルの真裏の建物がディッフェンドルファー記念館、その中の一階に会場のオーディトリアムがございます。バス停から徒歩約5分です。
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ちょっと見えづらいですが奥のチャペルに向かって進んでください。
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このチャペルの裏手にひなびた古い建物があります。そこが通称『D館』です。
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こちらの建物です。
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こちらが会場となりますオーディトリアムです。

皆様、無事に辿り着けますようにお祈りしております☆




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# by reijiro_kaneko | 2018-11-10 08:43

チケット残り26名様となりました

再度の告知、失礼いたします。

11日の本番まであと僅かとなりました。衣装もほぼ完成し、今日はドレスリハーサルを行ってきました。

パートナーのDie-co★の創る衣装はダンサーの肉体を引き立てるのは勿論なのですが、同時に喧嘩を売ってくる厄介な代物です。今回僕はロングコート、ペアを努めてくれる島田はアシンメトリーのフワフワのブラウス、そして足元は二人ともPatrickのスニーカー。

『捌けるものなら捌いてみなさい。衣装が身体の一部であるかのように捌けてこそ真のプロフェッショナルでしょう。』

彼の衣装を着させて貰う度にこの声が頭の中に鳴り響きます。

餞(はなむけ)に創ってくれたこの第二の皮膚をしっかり捌いてこれまでの恩に報いたいと決意を新たにいたしました。

僕が『舞台』に乗るのは本当にこれが最後です。今まで応援して下さった皆様へ感謝の気持ちを込めて大切に最後の舞台に立って参ります。

当日、現場で見守って下さる皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。

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こちら、上演前につきモノクロにて公開しますが衣装付き予告動画です。どうぞご覧下さい。


私、金子礼二郎とstudio CASTにて長らく研鑽を積み現在パーソナルトレーナー業でも実績を上げている島田真奈がタッグを組み、満を持してDuo作品を発表いたします。

私達のユニット名は『Re:MDS』(レムダス、と読みます)。僕が在学時に所属していました『Modern Dance Society(略してMDS)』への感謝や敬意の意を込めて名付けました。

作品タイトルは『四大元素』。『水・土・火・気(風)』を象徴する四曲構成となっております。上演時間は15分。普段は本公演でさえもほんの少ししか踊らない僕がほぼ15分踊りっぱなしです。こんな機会は今後、なかなか無いと思いますので皆様是非お誘い合わせの上ご来場ください。

なお、パートナーの島田真奈も同じく15分踊りっぱなしです。一児の母となり、徐々に表舞台に戻ってきてはいるものの、ここまで過酷に踊らされているのは出産後初めてです。彼女のファンの皆様もどうぞお見逃しなく!

この企画はディッフェンドルファー記念館の設立60周年を記念して卒業生が主体となり、学生時代にこのオーディトリアムを頻繁に発表の場として利用していた団体が再結成して多数参加し、前日の10日(土)には音楽系サークル、11日(日)は大西直樹教授がピアノ独演、そして私達Re:MDSが発表をさせて頂きます。

以下詳細です。

日時:11/11(日) 13:30開場 14:00開演 15:00終演
会場:国際基督教大学 ディッフェンドルファー記念館内オーディトリアム
チケット:¥500(金子、島田にお申し付け下さい)
出演:大西直樹(ピアノ演奏)、金子礼二郎・島田真奈(Contemporary Dance)
アクセス:JR中央線三鷹・武蔵境からバス利用(詳細は下記にて)

●三鷹駅からのアクセス(約20分)
南口の5番乗り場から小田急バス「(鷹51)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

※「鷹51」は、行き先が3種類がありますので、バスの行き先表示が「ICU 国際基督教大学」と表示されているバスにお乗りください。
※なお、2017年9月15日現在、行先が複数ある「 鷹51」の誤乗車を防ぐため、試験導入として「ICU 国際基督教大学」行きは、「鷹51A」と表示されています。

●武蔵境からのアクセス(約12分)
※南口の2番乗り場から小田急バス「(境93)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

●大学校内の順路
バスを降りたら添付写真の突き当たりのチャペルに向かって進んでください。チャペルの真裏の建物がディッフェンドルファー記念館、その中の一階に会場のオーディトリアムがございます。バス停から徒歩約5分です。


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# by reijiro_kaneko | 2018-11-06 20:00

課題曲変更しましたm(__)m

大変申し訳ございません。結論から申し上げますと、今月のstudio CAST のレッスンの課題曲を変更いたします。

今回は珍しく曲先行ではなく振付先行でして、その上かなり緻密に少しずつ創っておりまして、いざ出来たものを予告していた曲に当てはめてみたら不快なことこの上なく、通勤時間中ずっとiPodをシャッフルしてこの曲に変更することに決めました。


Meshell Ndegeocello (ミシェル・ンデゲオチェロ、と読みます)の『Beautiful』という曲です。

この曲には深い思い入れがあり、と言ってもプライベートなコトなので深くは説明はしませんが(笑)、とても大切にしてきた曲のひとつです。過去にこの曲に振付を施すチャレンジをしたような記憶もあるのですが、まぁ若気の至りでクソみたいな振付だったようなぼんやりとした記憶があるような、ないような…

ま、そんなことはどうでもよくて、この秋が深まりつつある季節に彼女の優しく包み込むような声で面倒臭い振付をワァワァ言いながら皆さんがモノにしていく過程が見たくて英断したわけです。

はっきり言ってほんとに面倒臭いです。床にいる時間も長いですし、『え?これ、振付というより筋トレですよね?』と戸惑うムーブメントもテンコ盛り。ようやく床から解放されたと思ったら今度はアームスの動きがこれまた面倒臭い。

ま、いいじゃないですか、深まりゆく秋に本物のアートに触れるというのも乙なもの。だって皆さん、コンテンポラリーがやりたくて中野スタジオにいらしてるんですものね。その意気込みに応えなくてどうする?ってもんです。

あ、でも、気が早い方は先日の予告のせいでHeliosのアルバムを購入されてしまった方もいらっしゃるかしら…だとしたら本当にごめんなさい。でもあなたはアーティストにとても貢献したのだからご自分の偉業を誇りに思いましょう。

そして、こちらの『Beautiful』が納められている『Bitter』というアルバムは僕が心の底から大大大推薦する名盤なので是非アルバムをお買い求め下さい。

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# by reijiro_kaneko | 2018-11-02 22:41

11月のジャズダンスは

お待たせいたしました。

11月のティップネス・ジャズダンスはこちらの曲で振付をさせて頂きます。

『Calum Scott / Stop Myself (Only Human)』

当初はうっとりとした切ないバラードを用意していました。しかし、流石B型、本日クルンと気分が変わりこちらの曲に決定。

そんな訳でしっとりと涙ながらに舞いたかった方々、申し訳ございませんが、強めのリリカルジャズになりますので怪我をされないようにしっかりと腹筋を鍛えて臨んでくださいね。

余談ですが、この振付はとある若手振付家への僕なりのアンサーソングならぬアンサーコリオとなります。ずっとあんな風にキレッキレなのにうっとりとした情緒も持ち合わせた表現を追求する振付をしたいと考えていましたが、パーソナルトレーニングで頑強になった自身の身体でようやく彼に挑めそうだと自信がつきましたので、大好きなCalumの声にも背中を押されてヤル気になりました。
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追記です。昨日動画を撮りましたのでリンクを貼っておきます。参考動画は久しぶりですね(^^;

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# by reijiro_kaneko | 2018-10-30 18:53

11月のstudio CASTは

そんな訳で(どんな訳かは前日の投稿をお読みください)、前据筋に絶大なる刺激が入り目覚めてしまった金子は新たな領域に入りました。これまでも肩甲骨はよく動く方だと自負しアームスの自在さを誇示するような振付を多々入れてきましたが、それすらも身体が新次元に向かっている今はとても稚拙なものだったと苦笑い。

『コンテンポラリーダンスが学びたくて私は中野に通っているのに…』とお嘆きのあなた、『どうせ中野スタジオはリリカルジャズやモダンダンスに毛が生えたレベルのコンテンポラリーダンスしかやらないんでしょ?』とタカをくくっていたあなた、どうぞ打ちのめされてしまってください。

いやいやいや、打ちのめされちゃったら良くないです(笑)

そうではなくて、このトレーニングをするとこんなにも身体が楽に動いて可動域も広がり心も自由になるから今まで聞こえていなかった注意や音楽の襞も聞こえるようになるんだ…と実感して欲しい、ただそれだけです。

それでは、昨日のパーソナルの後で激変した身体が無意識に動いてライブラリーから拾い上げiPodに同期させたこの曲をお聴きください。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-26 11:19

疲労困憊のはずなのに

相変わらず激務の水曜日の後の木曜日の業務は辛い日々が続いております。今日も朝から偏頭痛に悩まされレッスンは何とか勢いで誤魔化してしのいだものの、その後のパーソナルトレーニングは正直やる気など殆ど無く、戦い終えたボクサーのようにユラユラとトレーニングエリアへ。

『今日の体調はいかがですか?』『ええ、頭痛が少々』
『そうですか。では始めましょう。』

何のフォローも無しにいつもの準備運動へといざなわれ、あれよあれよという間に体調は回復し、この二週間少しサボり気味だった懸垂も難なくクリア。順番をシャッフルされたり、レベルを上げられたりとまさに魅惑の翻弄状態。

腰椎が固まっている欠点に加えて新たな弱点を見いだされ徹底的に攻め込まれました。

それが、前据筋。
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こんなマニアックな筋肉など今まで意識をして収縮させたことなどなく、最初は彼が何を言っているのか全く理解できず、シンプルな動きにも関わらず手も足も出ない始末。

しかし、繰り返し見本を見せてくれる彼の身体を見ていたら『!』と来るものがあり、自分の身体で再現してみたらやっと合格点を頂けました。

先々週のフルスクワットの後の腰の爽快感とはまた別に今日は背中に羽が生えているような感覚を味わっています。
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彼とはセッションが終わると近所の公園で一服する喫煙仲間でもあるのですが、こんなマニアックなトレーニングをしているにも関わらず、会話の内容はシチューやカレーの出汁としてセロリが最適値だとかお風呂でタオルを沈めてブクブクをする話だとか、トレーニングとは一切関係ない話題を嬉々として話せる気楽さが本当に有り難いのです。一旦現場を離れたらダンスの話とか筋トレの話とかマジ勘弁、というスタンスが酷似していて痛快です。

今日は彼が息子達にカレーを振る舞った話で盛り上がりました。隠し味のチョコレートはちゃんと溶かさないと幼い子供にはトラウマになってしまう…(笑)

しかし、冷静に考えてみると、引退宣言したにも関わらずパーソナルのお陰で身体はどんどん使いやすくなっているし、体力も徐々についてきて息切れがしなくなっています。うーん、引退を撤回するのも癪なので、今後は服が似合うシルバーエイジを目指そうと思います。

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# by reijiro_kaneko | 2018-10-25 20:30

本当に引退いたします。

『ほんとに引退するの?』『もうあなたの踊る姿は舞台上では観られないの?』と毎日代わる代わる沢山の方々から確認されますが、ええ、本当です。

当初、この母校で踊るお話を先輩から頂いた時点では『引退』の『い』の字も考えていませんでした。

しかし、思い返せば長編遺作となった『Plaisir Coupable』のリハーサルに取り掛かって間もなく、Kirinjiさんの『時間がない』のPVのお仕事を頂き、タイトル通りの『もう僕には残された時間はあまりない』という歌詞に切実な思いを抱きつつ創り踊り、出来上がったものを観て自身の盛りは過ぎたことを確信し、『Plaisir Coupable』では『死』をテーマの一つに据え、Visionsの委託振付では若者達に『20年後のあなた方が振り返って自分を誇らしく思えるような踊りをしなさい』と告げる…まさに僕は無意識の間に自分で自分にケジメを付けていたのです。

よくよく考えてみれば30数年前に初舞台を踏んだ、その同じ母校の講堂で最期を締めることこそ自然な成り行きではないかと。

老いてなお、舞台に立ち続け後進の見本となり目標として在り続けることも舞台人の使命かもしれませんが、あいにく僕はそれはしたくないのです。歳を重ねて滲み出る味わい深さも尊重はしますが、ただでさえ外国人に比べれば幼く見える日本人が50を越えてもまだ若々しく在りたいと願い年齢不相応のダンスを恥ずかしげもなく見せていることにかねてから疑問を持っていましたので、もっと若いうちから『燻し銀』の風情を出せるよう強力なサポートをするべく僕は裏方に徹することに決めました。

また、後進だけでなく熟年ダンス愛好家の皆さんにも、歳相応の重厚且つウィットに富んだ身体の使い方をご指南させて頂きたいとも考えております。

ということで、指導者として、また作家として引退する気はサラサラ無い、ということは皆さんご承知置き頂ければ幸いです。

『先生が出演されないんじゃ観る意味無いわ!』という悲しい声も耳にしますが、そういう方には『え?先生出演してないけど、なにこれ?感動してる自分がいる…』と思って頂ける作品を必ず創りますので、今後も末永く宜しくお願いいたします。

とは言え、『そこまでの決意で臨まれる最後の舞台、見逃したら損だわ!』と思った方は11/11の14:00に三鷹にいらしてくださいね。

本当に見納め、です。

長年、足繁く劇場に通って下さった皆様、本当に有り難う御座いました。僕は幸せ者でした。



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# by reijiro_kaneko | 2018-10-22 00:02

『希望のかなた』

初めてこの監督の作品を観た。

『アキ・カウリスマキ』

どことなく日本人の名前を彷彿とさせるお名前。果たして内容も古き良き日本人が大切にしていた『行間を読む』美学と配慮に充ちていた。

映画を観て感情が激しく動き涙を流すことは少なくないが、これほどまでに淡々と温かい気持ちにさせてくれる映画も珍しい。今回は自己満足の涙など一切流す余地は無かった。心の中に薄いヴェールが張っているような何とも言えない幸福感に満ちている。

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こういう世界観を表現したくて33年間踊り続けてきたことに気づく。

僕の幕引きとなる母校での作品が、観て下さった皆さんの胸の中に今日僕が感じたことと同じ事を灯すことが出来るように作品を仕上げるつもりだ。

ほんの一匙の愛と踏み出す大きな内なる力。それがあるからこそ世界は善き方へ動き出す。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-15 02:09

フルスクワット

本日、二度目のパーソナルトレーニングを受けてきました。

風邪の症状が鼻に集中し、これで風邪も治るであろう大事なタイミングで過酷なパーソナルトレーニングを受けること、しかも疲れきっている木曜日のレッスンの後で受けるのはどうよ?
と思いつつも、『ここで頑張れば風邪も完治するし身体のバランスも整うはず』という根拠のない予感があり、強行突破して参りました。

結果から言いますと、受けて良かった、どころの騒ぎではなく、身体が激変しました。どんな手厚い治療なんかよりもみるみる調子が整っていくのが実感できたのです。

とは言え、やっている内容は本当にキツくて、途中何度も音を上げましたが、トレーナーの『どうしました?』の冷たい一言に『すみませんでした…』と何故か謝りつつ全てのメニューを淡々とこなしました。前回よりも精度が上がり褒められた種目もありましたし、間違って覚えていたために厳しく直されたフォームも幾つか。

しかし、今日の目玉はなんといっても『フル・スクワット』。ダンス用語で言うと『グランプリエ』。

これまで爪先を正面に揃えた所謂『パラレル』での深いスクワットは前腿や膝にダメージが大きいので避けるべきとダンス業界ではタブー視されてきたこの形をトレーナーに告げられた時には脳内で『え?これほんとにやるの?大丈夫なの?』と疑問と動揺が駆け巡りましたが、トレーナーの『腰痛いんですよね?これで治りますから』という一言で『はいーっ!』とヤル気全開に。

脹ら脛と裏腿がくっつく体勢のフルスクワットは、その前段階のハーフスクワットよりも骨盤と背骨(特に腰椎)の動きを伴わせます。

僕のように腰椎が反ってしまっている人は敢えてフルスクワットすることによりこの固まってしまった腰椎の動きを改善し、骨盤を後傾させることによって圧迫されている腰部の筋肉をストレッチすることが大切なのです。

トレーナーが見せてくれる見本はそれはそれは美しく、しゃがむにつれ自然と丸まる腰は何か成功な機械を見ているようで感動すらしました。

いざ自分がやってみるとウェイトを何も着けていないバーベル(15㎏)を担いだだけで膝が左右にワナワナと揺れ、腰が丸められる余裕など微塵もありません。見かねたトレーナーが軽いバーベルに切り替えてくれてようやくセット数をこなすことが出来、終わった後でも細かく小鹿のように揺れている己の脚を恨めしく見ている僕に、『腰が丸まれないのですから脚が震えるのは仕方ないことです』と励ましてくれているのか、小馬鹿にしているのか分からないトレーナーの言葉。

もともと負けず嫌いの性格なので、こんなことを言われたら次回までに15㎏担いで20回ぐらいは平然とフルスクワットをやってのけられるように自習するに決まっています。

そんな訳で、相変わらず懸垂もかなりのセット数をやらされ、フルスクワットで脚にもかなりのダメージが残っているので、明日の遠征dayは無惨な出で立ちかもしれませんが、温かく見守ってやってくださいませ。

最後になりましたが、正しいフルスクワットの時の腰部の丸まり方と、誤ったフルスクワットでの腰部の緊張状態を写真にて見比べてみてください。

※正
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※誤
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-12 00:44

11/11(日)の詳細です!

ようやく告知が出来ます。

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私、金子礼二郎とstudio CASTにて長らく研鑽を積み現在パーソナルトレーナー業でも実績を上げている島田真奈がタッグを組み、満を持してDuo作品を発表いたします。

私達のユニット名は『Re:MDS』(レムダス、と読みます)。僕が在学時に所属していました『Modern Dance Society(略してMDS)』への感謝や敬意の意を込めて名付けました。

作品タイトルは『四大元素』。『水・土・火・気(風)』を象徴する四曲構成となっております。上演時間は15分。普段は本公演でさえもほんの少ししか踊らない僕がほぼ15分踊りっぱなしです。こんな機会は今後、なかなか無いと思いますので皆様是非お誘い合わせの上ご来場ください。

なお、パートナーの島田真奈も同じく15分踊りっぱなしです。一児の母となり、徐々に表舞台に戻ってきてはいるものの、ここまで過酷に踊らされているのは出産後初めてです。彼女のファンの皆様もどうぞお見逃しなく!

この企画はディッフェンドルファー記念館の設立60周年を記念して卒業生が主体となり、学生時代にこのオーディトリアムを頻繁に発表の場として利用していた団体が再結成して多数参加し、前日の10日(土)には音楽系サークル、11日(日)は大西直樹教授がピアノ独演、そして私達Re:MDSが発表をさせて頂きます。

大西教授のピアノ、僕達のコンテンポラリーダンス、併せて上演予定時間の一時間に満たないと思います。この一時間足らずの発表の場に遠方から皆様をお呼び立てすることはとても心苦しいのですが、終演後はその後に予定されておりますシンポジウムに参加されたり、僕が青春を過ごした思い出深き構内を散策なさったりして晩秋の昼下がりを堪能して頂ければ幸いです。

以下詳細です。

日時:11/11(日) 13:30開場 14:00開演 15:00終演
会場:国際基督教大学 ディッフェンドルファー記念館内オーディトリアム
チケット:¥500(金子、島田にお申し付け下さい)
出演:大西直樹(ピアノ演奏)、金子礼二郎・島田真奈(Contemporary Dance)
アクセス:JR中央線三鷹・武蔵境からバス利用(詳細は下記にて)

●三鷹駅からのアクセス(約20分)
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南口の5番乗り場から小田急バス「(鷹51)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

※「鷹51」は、行き先が3種類がありますので、バスの行き先表示が「ICU 国際基督教大学」と表示されているバスにお乗りください。
※なお、2017年9月15日現在、行先が複数ある「 鷹51」の誤乗車を防ぐため、試験導入として「ICU 国際基督教大学」行きは、「鷹51A」と表示されています。

●武蔵境からのアクセス(約12分)
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※南口の2番乗り場から小田急バス「(境93)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

●大学校内の順路
バスを降りたら添付写真の突き当たりのチャペルに向かって進んでください。チャペルの真裏の建物がディッフェンドルファー記念館、その中の一階に会場のオーディトリアムがございます。バス停から徒歩約5分です。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-11 00:14

『清濁併せ呑む』

以前にも似たような内容の投稿はした覚えがありますが、舞台ラッシュが一段落して改めて実感することが相次いだのでまた書き記しておきます。

『清濁併せ呑む』ということわざがありますが、自分の最も尊い信念としつつも人間ですから心乱れ疑心暗鬼に陥ることは少なくなく、そんな時にひょっとしたことで此処に還る経験を今までに幾度となく繰り返しています。

この数年でこの信念も少しずつ捉え方が変わってきているのも事実です。以前は『世の中に悪いものなんてない、全て善きもののはずだ。だから悪しきものは必ずどこかで浄化されて善きものと一緒に海へと流れていくのだ。』と信じきっていまして、それが故に多大なるストレスを感じることも多かったのです。

しかし、最近は『どうしたって悪しきものは存在し、聖人のように心広く全てを受け入れることなんて悟りを開いている訳でもない自分には到底無理。生理的に受け入れられないものや善きものとして解釈出来ないものを無理矢理消化して身体が悪影響を受けるぐらいなら、嫌いなものは嫌いと明確に断言することは何ら罪ではない。』と考えるようになりました。

可笑しいですよね…どこまで完璧主義・理想主義だったのでしょう。『嫌いなもの』を『嫌い』と言うことが罰当たりだと信じて疑わなかったのですから。

ましてや、こんな教える立場にある人間が『好き』だの『嫌い』だの浅はかに発言してしまって、教えを乞う方々に悪影響を与えてはいけない、という思いもありましたから、随分と僕の中での『清濁』の概念はねじ曲がったものだったのです。

長年僕を知ってくれている方々ほど、最近の僕の歯に衣を着せない物言いには『あれっ?』と感じて下さっているのではないでしょうか?

ただ、好き放題に『好き』『嫌い』を連発している訳ではありません。

『好き』と感じる対象の中にも必ず受け入れられない要素はありますし、『嫌い』と感じる物事の中に尊敬の念を抱かざるを得ないものが存在することも多いのです。

世の中は二律背反で満ちています。『好き』の裏側には必ず『嫌い』が在るし、『嫌い』な裏側には『とても好き』が潜んでいます。それらを漠然とオブラートに包んだ感情で受け入れるのではなく、ハッキリとした意識で感知する方が『清濁併せ呑む』の真意を理解することに繋がるのではないか、と現状では感じています。

画像は内容とは全く関係ない『昔の郵便配達人』です。先日の『en vol.2』にカメオ出演した時の僕の衣装はこのデザイン画が元になりました。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-05 15:52

10月のstudio CASTは

告知が遅れました。
studio CAST の10月のお休みは10/31(水)となります。ご了承下さい。

さて、9月末から例によって課題曲を変更し、昨晩のレッスンには若い世代が4名も来てくれたのもあってハイペースで進め、月頭にも関わらず既に踊り込みのレベルまで行ってしまいました。

手嶌葵『Because』
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この曲は数年前にもクラスやパフォーマンスで使用したのですが、当時と比べて明らかに振り付けの能力も質も変わっているので更に大変な内容になっています。

しかし、この緩急自在のムーブメントをしっかり身体に入れ、音と同化し始めると何とも言えない高揚感を味わえるので、メンバーによっては恍惚とした表情で踊っている人もちらほら。

いや、ほんとに、大変なことを強要してるなぁ…としみじみ思います。でも、ここでチイチイパッパしてしまったら僕が教える意味がありません。ですので、心を鬼にして『はーい、もっと厳しく止めたりどこまでも延びていくゴムのように動いたり工夫して踊ってねー』と伝えるのみ。

そして、是非皆さん全員で茹で蛸のようになってレッスンを終えましょう!
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-04 20:00

母校で踊ります

ちょっとだけお知らせします。

母校で踊ります。

11/11(日)、『ポッキーの日』

時間は15分と短いですが、ソロで踊りきる自信が無かったので、最近何かとアシスタントを買って出てくれている島田真奈を巻き添えにしてDuo作品を創ることにしました。

場所はJR中央線『三鷹』『武蔵境』両駅からそれぞれバスで数10分の『国際基督教大学』という大学校内の『ディッフェンドルファー記念館』という建物の講堂になります。

学生時代、ここを根城のようにしてやりたい放題暴れまくった想い出の場所で、卒業後30年近く経過してやっと舞台に対して真摯な気持ちを持てるようになり、お世話になった講堂にせめてもの恩返しの意味でも踊らせて頂こうと決意した、という次第です。

当日、大学に無縁の方々も観に来て頂ける予定なのですが、まだ詳細が決まっていませんので、また後程ご案内させて頂きます。

今回はどんな場所かだけお知らせしておきますね。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-01 19:14

『Letters』御披露目と相成りました

6月の本公演が終わって間もなく並行して請け負った振付のもう1つの作品が本日無事にお披露目となり見守って参りました。

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今回はDie-co★にも協力して貰って彼女達にはDie-co couture の衣装を身に纏い、Kaori Nakashima お手製の手紙を持って踊って頂きました。

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8ppy.さくらさんへの振付提供はこれで三度めとなることから、過去二作を上回るクオリティの物を!と欲張ってブレーンを巻き込み振付や構成も格段に難しいレベルに引き上げてしまったので、皆さん、本当に大変な想いをなさったと思います。

しかし、『気持ちを込めて踊るな!与えられたカウントと形をハッキリとなぞり丁寧に身体を使うことだけを考えて踊れ!自分が満足するのではなく観て下さるお客様が楽しめる作品に仕上げなさい!』と伝え続けた結果、本番の彼女達は立派にプロダンサーの風格を備えつつ、それぞれの持ち味も存分に発揮して凛々しく堂々と役を演じきってくれました。

10回弱のリハーサル期間中、なかなか晴れやかなお顔を見ることは出来なかったけれど、公演が終わってこれからきっと彼女達は自信を持ち、今までより更に素敵な笑顔で再会出来ると信じています。

何故なら、彼女達は本当に嘘偽りなく自分自身と闘ったから。

ガミガミ形やタイミングを直され続けてちょっと上手になるよりも遥かに大きな収穫を得たから。

これは、先日のVisions公演での若手ダンサーにも全く共通の事です。

『自分自身を大切にする1つのキッカケとして与えられた作品と向かい合う』

今回関わってくれた全てのメンバーを僕は誇りに思います。

最後になりましたが、『Letters』という作品は原作があり、その中で中途半端に終わってしまった『郵便配達人』の役をリベンジとしてやらせて頂きました。出番はほんの一瞬でしたが、そこに賭ける想いは初演とは比べようもないぐらいリアルで愛情豊かなものでした。大切な小道具を一晩で完成させてくれたDie-co★にも感謝してもしきれません。
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# by reijiro_kaneko | 2018-09-30 22:29

10月のジャズダンスは

George Michael の突然の訃報が二年前。『Spinning the wheel』にいつか振付をしようと思ったのは20年前。

ずっと彼の背中を追いかけて生きてきました。

ようやくです。『Spinning the wheel』のPVを観た時の衝撃を自分なりに咀嚼して等身大でかっこよく魅せられる振付が考えられるようになったのは。

この曲が収録されている『Older』のジャケット写真が好きすぎてスマホの待ち受けにしていた時期もありました。

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未だにこの眼の説得力には敵いませんが、ダンスでは彼を凌げる自信はあります。ほんとにGeorgeは踊るとガッカリでしたから(笑)

でもいつまで経ってもWham!のダンスから抜け出せずにいたGeorgeも愛しいのです。

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# by reijiro_kaneko | 2018-09-28 22:49

遠い未来へ

手掛けていた作品がまた一つ手を離れます。

明日二回上演されるオムニバス公演にて、男性ソロ・女性群舞作品を提供させて頂いています。

本日ゲネプロを拝見しましたが、どの作品も力作揃いで、若者らしいエネルギッシュで息もつかせぬナンバーが目白押し。

そんな中で、金子振付の作品はある種『清涼飲料水』のような役割を担っています。

動きたい盛りの20代のダンサー達に『力むな、狙うな、絶えず線を描き続けろ、音に寄り添え』と伝え続け、見事にその要求に応えた11人を観ていたら不覚にも涙しました。

きっと、惜しみ無くエネルギーを出し続ける作品が好きなお客様には『一体なんのこと?』とポカーンとされる作品でしょう。

しかし、今回集ってくれた11人のダンサー達には素敵な20年後の在り方がプレゼント出来たと信じています。

今、この瞬間を刹那的に生きる、のではなく、とても長期展望で彼等を見守ることに決めたことを後悔はしていません。

明日劇場にお越し下さる皆様、どうぞ彼らの舞いに20年後の彼らの素敵な姿をオーバーラップさせて見守って下されば幸いです。
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# by reijiro_kaneko | 2018-09-23 22:30

初パーソナルトレーニング

初めてパーソナルトレーニングというものを受けてみました。
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(画像はイメージです)

ただ無闇にガタイをデカくしたいのなら、ゴールドジムに出向いてそれこそボディビルダー級のトレーナーさんを選んだでしょう。

しかし、この歳でそんなことをしたら絶対に身体壊れますし、踊るために相応しい身体ではなくなってしまいますので、数年かけて入念に下調べをして何度も話をしてフィーリングも知識もバッチリ合う方を探し当てました。

初回なので本当に基礎の基礎を何度も丁寧に教えて頂き、自分の弱いところを瞬時に見抜かれて徹底的にその部位を痛め付けて下さった結果…

今朝は酷い筋肉痛で腕が上がりません。

Tシャツの脱ぎ着がままなりません。

吊革に掴まっていると腕が痺れます。

はい、私、『広背筋』がとても弱かったみたいです。
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伸展させていく動きに対してはどこまでも心地好く筋肉が反応するのですが、収縮させる動きに対しては情けないぐらい反応が弱く、それ故に懸垂や肘を脇に寄せた腕立て伏せは今まで避けて生きてきました。

しかし、昨日、彼は満面の笑みでこう告げたんです。

『暇さえあれば懸垂してくださいね』

鬼、です。

でも有難い鬼です。

そして、鬼が神様に見えた出来事がありました。

最近ずっと右腰が痛くてダンスにも支障を来すほどの症状を抱えていたのですが、彼に冷笑を浴びせられながらひたすら懸垂をしていたら…

治ったんです、腰痛が。

『広背筋が弱いので腹筋が正しく使えず腰椎が固まってしまってるんですよ』

心の中で彼に向かってそっと手を合わせていました。

再来週にまたトレーニングをお願いしています。宿題を一つ頂きました。あまりに無様だった懸垂の一種なんですが、『二週間あれば出来るようになってますよ』と言われてしまったので頑張ります!

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# by reijiro_kaneko | 2018-09-14 11:42

悠稀会、今年も無事開催

今年も無事に父の絵が『悠稀会』に展示されました。
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今年は五点。なんと母との合作作品もあります。
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体調が思わしくない叔母さんも駆けつけてくださり、なんと20年ぶりで従兄弟夫妻にも会えました!
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父の年一回の晴れ舞台、まだまだ頑張ってほしいものです。

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# by reijiro_kaneko | 2018-09-05 09:46

ほぼ出家

音楽ネタが続いておりますが、今日も懲りずに音楽関連のお話をします。

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とある目的で作ったiPodのプレイリストに耳も心も占有されながら中距離移動の本日。

僕の場合、放っておくと薄ら寂しい幸薄い選曲をしがちです。公演や提供作品となると話は別で、ずっと聴いていたい曲ではないセレクトを敢えてする場合も多々あります。それはやはり『誰しもが僕の嗜好と同じではないし、こんな死んでしまいそうな曲ばかり聴いていたら精神衛生上よろしくない』と分かっているからであり、『自分が踊って気持ちいい曲ではなく敢えて不快な曲に振付を施すことで皆さんが楽しめることの方を優先する』というポリシーからなのです。

ですので、たまにアンテナがバッチリ合って『あなたの選ぶ曲を全部教えて!』と懇願されることもありますが、そんな時は『不幸になるから辞めておけ』とお伝えします。

音楽、とは『音を楽しむ』ものですから、音を聴きながら余計なことに妄想を膨らまし過ぎて苦悩するようなことがあってはいけない、と思うのです。

そんな思いもあり、先述のプレイリストはどこにも陰の無い穏やかで明るい曲ばかりをセレクトしました。例えば日曜の午後にこのプレイリストを流しながら掃除をしていたら、とても気分が高揚して効率よくはかどった、とか、これをBGMにドライブをしたら例え渋滞に巻き込まれても全くイライラせずに目的地に着いた、とか、愛する人と何をするでもなく一緒に居る時間にこれが流れていたら自然とお互い微笑んでしまう、とか、そんな効能を産むことだけを考えてダークサイドの部分は完全に排除しました。

正直、引っ越しを機にこんなことを考えられる心の余裕が生まれるとは予想外でした。

出掛ける直前までベランダの観葉植物達を愛でるだけでは収まらず語り掛け、鳩麦茶をガブガブ飲みながらこのプレイリストをコンポから流す。そんな時間が愛しくてたまりません。

創作意欲に必要な邪の要素は完全に払拭され、『Plaisir Coupable』はやはり遺作だったんだ…とシミジミ実感しております。間もなくDVDも届く予定ですが、それを観て一体どんな感情が沸き上がるのか、全く予測できません。

もし、『あら~、こんな素敵な作品、一体どこのどなたがお創りになったのかしら?』と思ったら、本当に完全に創作活動は打ち切りなので、皆さん、『チキショー!こんな駄作を遺作なんて言えるかバカヤロウ!絶対にリベンジしてやるー!』と思うことを切に祈っていてくださいね(笑)
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# by reijiro_kaneko | 2018-08-31 16:14

9月のstudio CAST は

9月のお休みは、9/22(土)となります。お間違えなきよう宜しくお願いいたします。

9月のstudio CAST のレッスンもティップネス同様『A song for you』を使用します。ティップネスでは不可能な床技を入れたり身体の使い方に関して緻密な指示を加えたりと一見同じムーブメントながらだいぶ異なる印象の振付に仕上げていきたいと考えています。


ティップネスでは既に先週の金曜日夜の久喜店を皮切りにこちらの振付がスタートしておりますが、どこの店舗で披露しても皆さん一様に『楽しい!やり甲斐がある!曲がたまらない!』と仰ってくださいます。

studio CASTではDonnyの声の襞一枚一枚にまで拘って動きを乗せていきますので、難易度は高めですが極めて頂ければグッタリと消耗しつつも心はとても軽やかでお帰り頂けると信じています。

またどちらのクラスでも共通項を何点か提示しますが、『お尻を妥協なく使う』『体幹の捻りを徹底する』『動きの緩急に気付く』『足裏の母子球と踵で作るアーチを育てる』は選挙カー並みに連呼しますので、どうぞ覚悟して臨んでくださいね(笑)

どんどん緻密になる金子ワールドではありますが、これも長年言わずして伝われば良いと放置してきたことを敢えて全て言葉と動きで指示をキッチリ出しているだけのこと。基本的には何も変わっておりません。studio CASTのテーマである『持続的(Continuous)で正確(Articulate)で官能的(Sensous)なトレーニング(Training)』に立ち返ってご指導させて頂いておりますので、言われたことを全て実行して下されば身体が激変すること間違いなし、です。

では、9月もスタジオにてお待ちしております!
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# by reijiro_kaneko | 2018-08-29 09:20

美ピアノアルバム

美しい音を身体に注ぎ込みたい欲求が高まっています。ティップネスのジャズダンスクラスで振付を始めたDonny Hathawayの『A song for you』然り、現在平行して振付を進めている三曲然り、普段自宅で必ずといっていいほどiPodをコンポにドックして流しているGlenn Gould然り。

そんな時は例のアンテナがムクムクと頭をもたげて更なる美音へと誘導してくれます。

昨晩早々とリハーサルを終え、そのまま直帰すると阿波踊りのクライマックスの時間にバッティングしてしまうので、回避するために新宿で途中下車してタワーレコードへ。

お目当てはOlafur Alnaldsの新譜だけだったのですが、他に二枚もOlafurさんに負けるとも劣らないアルバムを発掘し、最近ほぼ二食は自炊してエンゲル係数を減らしているご褒美にエイッと購入。

こちらが収穫品です。
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# by reijiro_kaneko | 2018-08-27 11:15

次回のジャズダンスは

来週8/27(月)のティップネス久喜店でのレッスンを皮切りにこちらの名曲にて振付をさせて頂きます。

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Donny Hathaway 『A Song For You』

この曲はとても思い出深い曲なのです。
まだまだダンス駆け出しの頃、足繁く通っていた外国人の先生のクラスである日この曲で振付をして頂き、その頃はShazamなんて使えない時代でしたからクラスが終わるや否や先生に駆け寄ってアーティストと曲名を教えてもらい、その足で近くのCDショップに直行しすぐに買い求め、帰宅して号泣しながら何度も聴きました。

あまりにも素晴らしい振付だったこともあり、それを越える振付など自分で産み出せる訳もなく、気がつけば30年近く時が流れてしまっていました。

最近のiPodに持っているCDを片っ端から放り込むブームの火付け役にもなったこのアルバム。

大切に振付を考えてみたいと思います。

クラスではレコーディングされた音源にて踊って頂きますが、参考までにこちらのライブ音源を載せておきます。これが鳥肌もの。ライブでこのクオリティ。どれだけ凄い歌手だったんだろう…若くして亡くなってしまったことが惜しまれます。


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# by reijiro_kaneko | 2018-08-24 17:31

台風と頭痛とギムニクボール

はい、台風が2つもやってきてるが故に突発性の頭痛に悩まされている異常体質の金子です。

昨日夕方頃から酷くなり、今日もしっかり身体を解してからクラスに臨んだにも関わらずジンジンと痛む右脳を恨めしく思いながら帰宅。

しかし、信頼できる筋から入手した秘密のツボ刺激のお陰で嘘のように頭痛は治まりました。

ですが、僕の中では台風20号が徳島に上陸してしまったので頭痛も治まったと勝手に思い込んでおります。

そうなんです、台風が遥か彼方の南洋上にある時、そして、成長しながら本土に近づいている時にこの頭痛や膨満感や肌荒れが起こります。上陸してしまうとそれらの症状は呆気なく消え去ってしまう…

一体なんなんでしょう…

ええと、そんな話をするつもりではありませんでした(笑)

頭痛が酷かったので、今日のクラスの前にいつもより入念にソフトギムニクボールで背骨を解し全身をユルユルにしてからクラスに入ったのです。頭痛は多少軽減され、朝起きた時の今日は絶対動けないだろうとの予想に反してとても動きやすい身体に変化していました。それでも頭痛のダメージは大きく途中熱中症を疑う症状が出かかったので急遽大量に水分を補給して事なきを得ました。

そんなワケで、今日は完全勝利とはいきませんでしたが、通常ならば初期の風邪症状や酷い筋肉痛・食欲不振などはこのソフトギムニクボール・メソッドでたちまち消えてしまいます。

こんな良いことばかりのボール・エクササイズではあるのですが、これが万能とは限らないのです。

僕の場合は、身体が全て柔らかい鎖で繋がっている感覚なのでこのボールで解す手法が一番効果的ではあるのですが、人によってはパーツ毎に切り離して操作することが動きやすいと感じていたり、全身を緊張させて動くことに美意識を抱いていたりする訳ですから、そんな方々にこのボールで体内の鉄条網を全て切断する施術をしたらきっと身体が弛くなりすぎて動けなくなってしまうでしょう。

なので、僕はみだりにこのボールの効能を声高らかに説いたりしません。『この人は全身の連動で動きたいはずなのに何らかの理由でそれを知らなかったり拒んでいたりする。僕が手を差し伸べたら劇的に変化したり本人が嬉しく思う可能性がありそうだぞ。』と直感で感じる方にはこっそり勧めたりします。

でも一番良いのは僕の動きを美しいと思って下さって、その動きの秘密の一つにこのボール・メソッドがあることを知り、是非トライしてみたいと貪欲な興味を持ってくださることです。

昨日今日と執拗に解したお陰でドロンドロンの身体になってしまって、その上尋常でない鳩麦茶攻撃を上乗せしているので、今僕の身体は半熟卵のような感覚になっています(笑)

明日はさぞ身体が楽だろうなぁ…

台風に感謝です。
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あ、そうだ、先日劇場で鑑賞して大満足した『犬が島』のDVDをネットで予約していて、めでたく昨日我が家に届きました。先ほど再び観賞しましたが、やはり大好きな映画だと再確認しました。でもこれもまたマニアックな映画であるためお勧めは出来ません…(-_-;)
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# by reijiro_kaneko | 2018-08-23 21:49

「人生を変えた10のアルバム」

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ええ、暫くシーンとしてたワケはですねぇ、これをやってました。

「人生を変えた10のアルバム」を紹介せよ、という友人から回ってきたバトン。

『生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。』が趣旨だそうで、「10枚しか選べないなんて辛いなぁ…」と思いつつも面白そうなのでやってみました。

結果はご覧の通り、何も一貫性のないセレクトになりました。

傾向を強いて分析すれば、コラージュ写真の上半分は割りとポップ勢、下半分はちょっと癖のあるアーティスト勢、ぐらいでしょうか。

ベビーメタルも民謡もJ-POPもカントリーもグレゴリオ聖歌も入っていないので、色んなジャンルを網羅しているとは胸を張って言えませんが、それでもだいぶ脈絡のない趣味ではあると自負しております。

このベスト10には惜しくもエントリーしなかった90枚はまたいつの機会にかご紹介したいと思います。

ええ、私、「人生を変えた100のアルバム」と最初読み間違えていたんです…(^^;


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# by reijiro_kaneko | 2018-08-21 00:08

晩夏のお勧め

とても久しぶりにお勧めCD紹介なんてことをしてみたいと思います。

しかしその前に言い訳を少しだけ。

先代のパソコンがまだサクサクと動いていた頃はよくやってたんです、CD紹介をね、嬉々として。しかし、動作が重くなってしまいパソコンを開くことすら面倒になってから数年間、紹介はおろか今クラスで使っている曲名すら覚えることも拒否。

こんなに趣味の良い音楽を沢山クラスで流して下さる先生なのに、興味がある人はすかさずShazamで勝手に調べなさい、なんてあまりにも自分勝手で酷い仕打ちだわ~(T-T)とシクシク泣いていらっしゃった皆様、これからは気が向いた時にこうやって少しずつご紹介しますので、そんなことを言いつつも絶対あの人は飽きっぽいからまた数年放置するかもしれない…とハラハラしながら、ごくたまに紹介されるCDを店頭で注文し到着まで数週間待たされ、いざ手に取ってから大切に数年愛聴しつつお待ちくださいね。

さて、今回は『晩夏』に似合う三枚をご紹介しましょう。

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【Kenmochi Hidefumi / Tiger Lily】

彼の他のアルバムの曲を2009年の公演で使ったことがあります。その本番の音響を担当してくれた音響さんから鼻息荒くアーティスト名を教えろ!と迫られたのをよく覚えています。

どんな音楽か、と一言で申しますと、『トライバルでバレリアックでカラフルなアコースティック・エレクトロニカ』です。一体何を言っているのか自分でもよく分かっておりません(笑)

分かりやすく表現すると、所謂ノリ系のクラブミュージックではあるのですが、ピアノやギターの生楽器の音色を損なわないミキシングを施しているので複雑且つ高揚感のあるリズムに押し潰されることなく美しいメロディーを聴いていられるのです。彼は個人名義ではこのアルバムを含め四枚リリースしていますが、その中でもこちらの『Tiger Lily』は秀逸です。無性に車を飛ばして(残念ながら車を所持しておりませんが)海へ行きたくなります…

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【Till Bronner / Blue Eyed Soul】

このアルバムを購入したのが10数年前。当時は本当に衝撃を受けました。ジャズなのにエレクトロニクスを駆使し、それでいてまるでコンピューターで作り出したようなトランペットの音色が実は殆ど加工されていない生の音だと知って更に衝撃。敷居が高かったジャズというジャンルにふんわりと馴染ませてくれたのも他でもない彼でした。

チェット・ベイカーに似ていると評されるその音色は、チェットよりも小粋でスパイシー。彼の歌声もまたチェットを引き合いに出されることが多いですが、Tillの方が飾り気がなく朴訥とした男性的な味わいだと僕は思います。

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【Jamie Isaac / (04:30) Idler】

既出の二枚は割りと昔のアルバムですが、こちらは出来立てピチピチホヤホヤです。

一言で言うなら、『Maxwellの淫靡さとSadeの孤高のリリシズムとDonald Fagenの厭世感をミキサーにかけてスムージーにした感じ』でしょうか…しかしまたまた何を言っているのか自分でも全く分かりません(笑)

こんなことを言ったら誰も食指をそそられなくなってしまうと思いますが、僕はどうしても彼の音楽はポリバケツの中で体育座りで蓋にポツポツと当たる雨の音を恨めしく聞き続けている感覚が湧いてきます。

トタン屋根したのガレージじゃダメなんです。狭いポリバケツじゃないと彼の音には似つかわしくないのです。

ほんとに僕は何を言ってるんでしょう…

『ほんと?そんな音楽なら是非聴いてみたいわ!』という変人の皆様、是非お近くのTSUTAYAへお急ぎください。

今回は偶然にも全て男性のアーティストとなりました。僕にとって『晩夏』は男性形容詞なのかもしれません。

では皆様、よいお盆を。
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# by reijiro_kaneko | 2018-08-10 11:26

『11』

只今並行して2つの振付を進めています。

一つは9/24の本番。
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昨年末、外部依頼にも関わらず異例の20分大作を創ってしまい、二度と声を掛けて頂けないと思っていたら何と今回また有り難いことにお話を頂き、こんな僕の作品に11人もの若者達がエントリーしてくれました。

いやぁ動く動く!痛快なまでにバンバン動く彼らを観ているとポジティブな感情しか生まれてきません。もっと上手にしてあげたい、もっと表現の幅を広げてあげたい、もっと音楽と寄り添う快感を教えてあげたい、そう思わずにはいられません。

昨日、三回目のリハにして既に土台は完成してしまったのでこれからあちこち手直しして、全員が見せ場を持てるよう、それでいて全員で紡ぐ絵が見せられるよう誘導して行こうと考えています。

もう一つは一週間後の9/30が本番の作品。
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こちらはすっかりお馴染みになった8ppy.さくらさんの第二回自主公演のための作品。

奇遇なことに前者と同じ11人。何故か『11』という数字がキーワードのようです。こうなったらチーム名をどちらも『オーシャンズ』とでもしようかしら…

8ppy.さくらさんへの作品提供はこれで三作品めとなります。毎回ステップアップし、今回は簡単なコンタクトに挑戦して貰ったり、カウントがズレた振付にトライして貰ったり、そしてメロウでダークなジャズ曲でシックに踊って頂いています。

こちらも次回でほぼ振付完成予定。凄いことです。

どちらのリハーサルに立ち会っている時にも感じることですが、皆さんの感性がとても心地好いのです。音に、動きに、他人との関わり合い方に真摯で愛情深い。そういう方々に対しては無条件で僕も全霊を尽くします。

本番で彼等がしっかりと輝けるように、そしてこれらの作品を通して大きく成長出来るように、最大限のサポートをさせて頂こうと思います。
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# by reijiro_kaneko | 2018-08-07 01:58

人としての正常な生活

毎日、暑いですね…皆さんはよく眠れていますか?僕は寝付きから二・三時間で必ず目が覚めてしまい換気扇の下でもそもそ煙草を吸うのが日課になっています。

あ、そうなんです。旧居ではところ構わず喫煙していましたが退去するにあたり高額なリフォーム代金を請求されすっかり懲りたので、新居は換気扇の下とベランダ以外禁煙、という決まりを作り今のところ二人で健気に守っている状況です。

加えて隙あらば中古で購入した空気清浄機をかけっぱなしにして無味無臭の素敵なマイホームを着々と築いております。

同じく中古で購入した巨大な冷蔵庫には、僕の中で最近流行っている『スムージー各社飲み比べ』が常備されているので、どれにしようかな?と選び、メルカリで購入した中古macbook proに片っ端から放り込んだ音源を同期させた同じくメルカリで仕入れたiPod classicで今まで聴かず終いだった埋もれた名曲を聴きながら深夜に換気扇の下で煙草を燻らす、というのが毎日の日課になりつつあります。

朝までグッスリ眠れない、という症状は確かに困ったことではあるのですが、この深夜のひとときが意外と気に入ってはいるのです。

公演態勢だった1ヶ月前までの数ヶ月、更に遡って数年間、いや旧居に越してからの12年弱もの間、こんなに精神的に豊かな生活は過ごせていなかった気がします。

もともと綺麗好きな性格ではありましたが、独りで生活し好きなように住居環境を整えられる状況では無いので、お互いの増え続ける荷物をセーブすることに失敗し続け、煙草のヤニに覆い尽くされ、ろくに掃除もしないのでお化け屋敷のテイすら醸し出していた旧居で、今では考えられない劣悪な環境に甘んじていました。

よくもまぁ10年以上もそんな生活に耐えたなぁと感心します。

それもこれも、闇雲に創作活動と日々の仕事に没頭していたから、なのかもしれません。

『長編作品はこれを以て遺作とさせて頂きます』と断言し、ありったけの魂を込め創り続けていた最中にこの新居への移転を決め、公演が終わると共に見事な断捨離を決行しつつ引っ越しを敢行。一体どこからそんなエネルギーが涌いてきたのか、不思議になります。

それほど汚い環境に意識下で辟易し切っていたのかもしれません。

この数年、ボイコットしていた自炊も復活しつつあります。

数日前、得意の天ぷらを揚げました。
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二週間前には以前一度取り寄せたことのある静岡の農場から再び新鮮地のもの野菜詰め合わせを取り寄せました。
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Die-co★の友人のホームパーティーにお呼ばれしこの世のものとは思えない美味しいバターを頂きました。
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起動するまでに10分もかかるポンコツのパソコンを処分し、中古ではあるけれど状態の良いパソコンを購入した序でに、これまたポンコツだった先代iPod miniを処分し40,000曲も貯蔵できるiPod classicという既に生産中止となっている品物をメルカリで買う、という少々頭のオカシイことをしています。
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ベランダには観葉植物が並び、整頓された部屋ではなんと大の字で寝転ぶことが出来ます。と書くことがまず異常ですよね(^^;
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寝転ぶことは勿論歩くことすらままならない部屋だったのですから…

旧居の写真をお見せできないのが歯痒いですが、それよりも今の生活が快適過ぎるので何も不満はありません。

明日も綺麗な新居で放り込まれた音をiPodに詰め込んでレッスンに向かいます。音自体は何も変わりませんが、気持ちが晴れ晴れとしているのできっと皆さんに届く周波数には歴然とした差があるはずです。だって、毎回皆さんがマラソン完走したかのようなお顔でスタジオを後にされるのですもの。

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# by reijiro_kaneko | 2018-08-04 02:03



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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