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【礼二郎のつぶやき】

Igor Levit という御方

GouldのBachを愛して止まない僕ですが、AIは恐ろしいことに似て非なるけれどもきっと貴方は好きになるお勧め動画を紹介してくるのです。

今朝はこの御仁がお勧め動画のトップに表示されたので別に期待もせず開いてみたところ…
Igor Levit という御方_a0052916_11330077.jpg
ええ、即死でした。

ゴールドベルグのアリアやベートーベンの月光はひたすら俯いたままほぼ微動だにせず淡々と一音一音を噛み締めるように絞り出す弾き方。速いパッセージの曲でも身体を大きく揺らすことなく指だけが短距離走選手のように躍動するスタイル。

もうね、ダメなんですよ、こういうアーティスト。冷静沈着・眉目端正・質実剛健、にも関わらず紡ぎ出す音はピアニシモからフォルテシモまで完璧に異なる表情を持ち様々な景色を見せてくれる聴く者の想像力に委ねる優しさに満ちている。

髪の毛を振り乱し荒れ狂う演奏スタイルで聴衆を圧巻するアーティストもそれはそれで素晴らしいと思いますが、僕個人的にはIgorさんのような無駄を削ぎ落とした墨絵のような人が丁度良いのです。
Igor Levit という御方_a0052916_11454417.jpg

それでは僕が今朝魅了された3本の動画をどうぞ。




# by reijiro_kaneko | 2020-03-29 11:28

珍しく一曲まるまる踊っています

都の要請を受けて週二回借りているスタジオでのレッスンを閉講にしたものの、身体が鈍って鈍って(なまってにぶって、と入力したらこうなりました)仕方がないので、折角空いているスタジオまで公共交通機関を使わずに、つまり徒歩で出掛けました。

高円寺から中野まで延々続いている桃園川緑道という昔は川だった遊歩道を春の花を愛でながら汗だくで歩き、スタジオに着いた頃には日頃の運動不足が祟って既に息切れ。入念に身体を整えていざ踊りましょうとなって、ハテ…と困りました。

いつもの映像作品の時のように予めコンセプトがあり衣装やロケーションも決まった上で、というのとはだいぶ勝手が違いまして、曲も振付もゼロの状態から始めるのでまず途方に暮れること1時間。何度も試しに踊ってみるも、全くしっくり来なくて段々嫌なムードに。

【Life】はある意味ここ最近の鬱々としたムードを自分なりに払拭出来た作品でしたので、踊って何かを表現しようという欲求も、曲を聴いて心が動く衝動も枯渇してしまっていたようです。

加えて、撮るからには皆さんが明るい気持ちになるように、とか、ダンスって良いなぁと感じて貰えるようなものを撮らなきゃいけないんだという変な義務感にも囚われている自分に気付き、ますますヤル気は駄々下がり。

当て所なく曲をシャッフルして聴いていたら、ある曲でピタリと指が止まりました。それがこちらの曲です。


この「ゴールドベルグ変奏曲」という計32曲で構成される作品の冒頭のアリアが僕は大好きで、いつかこのアリアで納得の行く踊りをしたいとずっと望んでいた曲なのです。

何度かこの曲を流しながら踊っているうちに自然と構成がまとまったのは良いものの、サラサラと踊るはずが何箇所か難所があり失敗を繰り返して何とか公開しても恥ずかしくないと思えるテイクを撮れたのがいつものレッスン終了時刻。

結局いつもの土曜日のルーティンを辿っていたことに苦笑し、重い機材を抱えて元来た道をまた徒歩で帰宅しました。

帰り道、疲労困憊ながら心地良い脚の痛みを嬉しく感じつつ考えていました。どうして今回ワンテイクで撮影したものを披露したかったのか?

いつものように長くても数十秒のカット、ではなく、ちゃんと一曲丸々踊り切っている姿をお見せして正々堂々とまたレッスンに復帰したかったのです。「口先ではなんだかんだ言ってるけど、フルアウトで踊って見せられないから引退したんだろ?」と思われることも口惜しいし、この閉塞感の中で自分自身が踊ったり指導したりする気力を失っていくことが怖かったのです。

どうやら、まだ大丈夫みたいです。
あ、でも判断するのは皆さんですので、どうぞご覧になって確かめて頂けたら幸いです。


# by reijiro_kaneko | 2020-03-28 19:00

「Life」製作秘話

その当時、まだ新進気鋭の振付家だったとある方に抜擢され出演した作品「Uncertain(不確かな)」にて、僕は予め録音した自分自身の声に合わせてほぼソロを踊る、という地獄のような経験をしました。それだけを聞くと「あら?なんかそれって素敵じゃない?」と思う方も多いかと思いますが、実はこれが17歳当時抱えていたコンプレックスを美化せずに発した単語が幾重にも重なって鳴り響く代物でして正気を失いそうになりながら必死に踊っていた、というよりもがいていたというのが本当の所でした。

今となっては感謝の気持ちしか抱いておりませんが、その後暫くは自我も崩壊し自信も失い好きなはずのダンスも苦痛でしかない時期を過ごし、経済的な理由もあって一旦はダンスの道から外れ希望も目的ももたずにただ流されるように生きていました。

そんなどん底の生活を送っていたからこそ、もう其処には戻りたくないと踏ん張れる底力を身に付けスタジオを主宰しつつ本公演も7回も実現しました。現役を退き好き勝手に映像作品を撮っては、隠居の身で目覚めたカメラ爺さんが望遠レンズで撮った野鳥の写真を大きく引き伸ばして友人に満面の笑みと共に披露する、という状況に酷似したやり方を無意識にしてしまっていることに何とも気恥ずかしい思いでいっぱいですが、あの頃の自分を思い出しては「いや、今の方が断然幸せだ」と思うのです。

そして、僕より二つしか年上ではないのにも関わらず「不確かな」という正に今の時代を象徴するような作品を手掛けられたその方のセンスと才能を改めて尊敬します。

最新作「Life」は、実はその「不確かな」へのアンサーソングのような気持ちで創りました。僕はあくまで実体を持たずに風景に溶け込む不確かな存在であり、今を盛りと壮大に咲き乱れたかと思えば儚く散る圧倒的な生命と死のエネルギーをこれでもかと見せつける桜の前では自分などは途方もなくちっぽけな存在でしかない、そんなことを描きたかったのです。それまでの三作品の親友曰く「ちょうど良い自己顕示欲」とは真逆のスタンスで、ダンスは情景を引き立てるお飾りぐらいが適切でダンスが主役になってしまっては映像作品である意味が無い、と信じて疑わない自分のポリシーにようやく近付いた作品になったかなぁと思っています。

でもですよ、やはりまだまだエゴが見え隠れどころかドーンと前面に鎮座していて観ていて辟易してきます。どうしてももっとフィルムノワールのように削ぎ落とされた時空間の表現が出来ないのか、水墨画のような美しい余白を取れないのか、腹立たしくなります。

まあでもねぇ、そんなの撮れちゃった日にゃ、もう死ねってことでしょうからもうちょっともがくことにします。


# by reijiro_kaneko | 2020-03-27 22:41

【 Life 】

長期休暇に入る直前、以前にもお世話になったシロマルさんにて「What happened to us」を撮影し12作目として公開させて頂いてからこんなに早く15作目を公開することになろうとはその時は想定出来ていなかったことを今になって万感の想いと共に振り返っています。

こんな状況下に在ってもなお、公衆衛生は自己責任というおよそ先進国には似つかわしくない制度がまかり通っているこの国で、一体何を信じて何を励みに生きていれば良いのだろう…と日に日に不安が増しますが、一方でスペインの警察が外出禁止の住宅街で住民を励ます歌とダンスを披露したりイタリアの集合住宅にて住民同士がバルコニーで大合唱している様子が流れてくることに束の間の安堵を味わい、まだ人間捨てたもんじゃないとの思いを新たにしています。

どうかドローンで全国民が監視されるような国になりませんように。

どうか人の心に灯火が点せるアートやエンターテイメントが自由に鑑賞出来なくなる日が来ませんように。

15作目の公開にあたり、この作品を創るに至った一編の詩をご紹介して説明に代えさせて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

あれは2020年の3月だった。
通りに人はいなかった。商店は閉まり、人々は家から出られなくなった。

だけど、春はそのことを知らなかった。
花は咲きはじめ、太陽が照り、鳥たちは歌い、そろそろツバメたちがやってくる頃で、空は青く、いつもより朝が早くやってくるようになっていた。

あれは2020年の3月だった。
若者はオンラインでの勉強を強いられ、家での過ごし方を工夫し、人々はショッピングも、美容院に行くこともできなかった。もうすぐ、病院に場所がなくなってしまうというのに、人々はどんどん病気にかかっていった。

だけど、春はそのことを知らなかった。
公園を散歩する季節がやってきて、草木は緑色に色づいていた。

あれは2020年の3月だった。
おじいちゃん、おばあちゃん、家族、子どもを守るため、外出は禁止されていた。集会も、食事も、家族パーティーも無くなり、恐怖は現実となって、日々は恐怖に包まれた。

だけど、春はそのことを知らなかった。
りんごやサクラの木は花を咲かせ、葉っぱは力強く育っていた。

人々は本を読み、家族と過ごし、外国語を学んだり、バルコニーで近所の人と音楽を共有しはじめた。それは、”連帯”やこれまで持っていなかった”価値観”を生むために学んだ新しい表現の方法だった。
人々は健康や苦しみ、停止してしまった世界、急落した経済の大切さに気づいた。

だけど、春はそのことを知らなかった。
花は散り、果物がなって、鳥たちは巣を作り、ツバメたちがやってきた。

そして、自由になる日が訪れた。人々はテレビでそれを知った。ウイルスは私たちに負け、人々はマスクや手袋を外し、通りに出て、歌って、泣いて、近所の人たちと歓喜し合った。

その時、夏がやってきた。
春は何も知らなかったから、ウイルスや恐怖や死とともに、春はずっとそこにい続けた。春は何も知らなかったけれど、人々に生命力というものを教えた。

全てはうまくいく。家にいよう、自分たちを守ろう、そして、人生を楽しもう。
愛し合おう。

ー詠み人知らずー



# by reijiro_kaneko | 2020-03-25 10:50

この身を捧げます

母も無事退院し万全とはいかないまでも自宅で療養が出来る状態までには回復したので、今日は母のために消化の良い料理と同じものを食べさせるとションボリしてしまう父のためにスタミナ料理をこしらえに向かいます。果たして両立は出来るのか、それともぐちゃぐちゃになってしまって父にお粥を食べさせることになってしまうのか…

そうそう、僕自身はとても身体の調子が良いのです。休みなく働いていた時と比べると本当に不調という文字とは無縁です。かかりつけの整骨院でも「人間て程々に生きてるとこんなに良い体になるんですねぇ」と感心されるぐらい。

仕事がままならないストレスは確かにあります。某有名劇団が公演を再開したり相変わらず寄席を中止しない都内の演芸場のニュースを見聞きすると微かな希望は湧くものの、実質稼働していない己の状況には不安と焦りを感じ得ません。

でもね、こんなに素晴らしいバカンスの機会を頂けて日々埋没していたら気付けなかった事の有り難みを理解出来る幸せは何物にも替え難い。エンターテイメントは決して「義務」ではなく、人々の心に風や潤いをもたらすべきものですから、当事者がまずギスギスしていたら本末転倒。厳しい状況下に在っては白い目で見られてしまうほどの能天気、ぐらいでちょうど良いと思うのです。

14作目の撮影中も人通りの多い場所での撮影は訝しい視線を多く浴びました。「なんでこのご時世でそんなことしてんの?しかもタキシードで気取ってシャラシャラしてるなんて言語道断!」と思っていた方も沢山いらしたと思うのです。

確かに前後の脈略なくそのシーンだけよりによって街中、しかも夕方の疲れ切った退勤時に見せられたら、よほどの想像力がおありの方やダンスがとんでもなく好きな方以外は快く思わないのが普通。

しかし、そのパーツだけを見たら不快感の方が優先してしまうことをトータルで見せて初めて納得して貰ったり同意はせずとも心に細波が立つように仕向けるのが僕達クリエイターの仕事と使命です。「そんなのくだらねぇ」と端から否定なさる方には何を言っても無理ですが、「なんかよく分からないけどちょっと気になる」なんて方は絶好のターゲットだったりします。未知のものに異物感を覚えつつ完璧に排除できずついつい怖いもの見たさでまた見てしまう、それこそ千載一遇のチャンスなのです。熱狂的なファンの方の気持ちを冷めさせずに高いクオリティの作品を提供し続けるのも定石ではありますが、それだけやっていても市場は広がりません。まして今や空前絶後の危機的状況ですから、活力になること・楽しいことに皆飢えています。

それほど深く社会を憂いながら生きてゆかなくても済んでいた時には安っぽい形骸化したエンターテイメントでも十分楽しめたかもしれませんが、かつてない恐怖のせいで文化的な価値観も根底から崩されていますのでこれからは「本物」の時代だと僕は個人的に考えています。

コンビニで揃ってしまう必需品ではなく、かと言って高級ブランドショップでないと手に入らない贅沢品でもなく、理解するためにはある程度の年月と教養と熟練を要するエンターテイメントが「特別」ではなく「普遍」になる日が来るために僕は芸術に対して真摯に向き合おうと思いを新たにいたしました。

うーん、やはり僕は天下一品の能天気野郎、なのでしょうか…
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# by reijiro_kaneko | 2020-03-20 11:14

14作目公開いたしました

ほぼ1ヶ月間雇われ仕事の方はコロナ対策により休講。普段はあちこち痛いと不満を漏らしつつもやはりコンスタントに動いていた方が身体を保てるし、何よりも精神的に安定していた事をこの状況になってみて改めて実感しています。

そしていつも参加して下さっている皆さんが発散のはけ口を失って相当なストレスを抱えていらっしゃる事に心を痛めております。

基礎疾患さえ無ければ普通の風邪の少し酷いだけの病気だろうと個人的には捉えているのですが、何しろ未知の病気ですので安易に「免疫を高めれば絶対大丈夫!そのためには適度に楽しい運動を!」なんて公言する訳にも行かず、ただひたすら手をこまねいて事態の終息を祈るしか無いことに不甲斐なさを感じる日々です。

幸い、じっとしていられない性分ですので隙あらば映像作品の構成を考えマメにロケハンをしここぞというタイミングで撮影することで自分の精神状態は比較的健全に保てておりますので、そのお裾分けと言っては何ですがこんな拙い映像でも皆さんの気分転換のお役に立てば嬉しいなぁと思って前作から間を空けず新作を公開いたしました。

今作は東京駅周辺の5箇所にてゲリラロケを敢行しました。普段より人通りが少ないものの絶好のタイミングはなかなか訪れず予定よりだいぶ時間が掛かってしまい体力の限界で最後に撮ったシーンは殆ど記憶がありません。それでも何とかロケを一日で済ませられたのは幸運でした。

街中でのロケは全身黒ずくめの燕尾服スタイル、スタジオでの撮影はラフにTシャツ。これはパートナーのアドバイスに依るものなのですが、正直ピンと来てはいませんでした。完成した作品を観て初めて白と黒のコントラストと正装とカジュアルの対比が想定外の意味合いを演出してくれていることに気付きました。

いつものことながら彼のこういうセンスには脱帽です。感謝の気持ちを伝えると「でもさ、白Tシャツ、体操着で頑張ってる素人のオジサンにしか見えないよね」と大笑い。「ええと、貴方が指示してくれたから従ったんですけど…」と内心毒突きながらもそういうとこがまた信頼している部分でもあるので、「はいはい、その通りですね」と生温い相槌を打っておきました。これがなんでもかんでも称賛するような人だったらとっくの昔に別れているでしょうからね。

燕尾服に身を包み洗練された都会の風景の中で体裁を繕っている面と、真っ黒な空間でただひたすら無心に荒々しく踊っている本心の描写のバランスが我ながら秀逸だなと14本目にして初めて納得の行く作品が創れたと自負しております。

ご覧頂ければお分かりの通り、僕は元気です。一日も早くまた皆さんとワーキャー言いながら楽しくレッスン出来る日が来ることを祈っています。


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# by reijiro_kaneko | 2020-03-18 21:55

なんのために

色々考えちゃいますよねぇ。考えない方がおかしい状況ではありますが、考え過ぎて怯え過ぎて何も手に付かなくなってしまったら最後、事態の好転はまたひとつ先延ばしになってしまうでしょう。

こんな時だからこそ必要以上にメディア報道に振り回されないで、関係ないエンターテイメントを観たり聴いたりしていた方が精神衛生上良いと思います。

とは言え、軒並みイベントもコンサートもカルチャー教室も中止。僕の持論である「緊急時には真っ先に切り捨てられるのがエンターテイメントというもの」がまさしく今起こっています。

仕方のないことです。優先させなくてはならない事項が山ほどあるのですから。それに憤慨して「今だからこそエンターテイメントの存在意義を!」なんて幼稚な反論などする気もないですし、魔が刺してそんなことを恥ずかしげもなく言ってる自分にもし気付いたら即、割腹自害を己に選ばせます。

もう少ししたら、恐怖と怒りが癒えて現実が顕になって冷静さを取り戻したら、そこからがエンターテイメントの出番だと思っています。多くの人の心にぽっかりと空いた穴を埋めるために、恨み辛みから抜け出せず前向きになれない人のために、微力ではありますが何かしらのお手伝いが出来れば、と考えています。

僕の表現は身に染み付いた「性悪説」と「諸行無常」ゆえ、どうしても心の弾性を失っている人には受けいられ難い性質を持っておりまして、この数日間に投稿した二つの動画も漂う寂寥感に嫌悪感を覚える方も多かったと推察します。

ですので、次回作は全くトーンを変えたお洒落でカッコいいテイストのものを、と考え数日間絵コンテ動画バージョンを入念に作りながら準備をしてきました。

母が昨晩から苦しみ出して全く治る気配が無かったため早朝に救急車を呼び入院させたと父から連絡があったのは数時間前。容体は落ち着いているので来なくていいとの言葉を制して本日予定していた撮影を断念し只今急遽病院へ向かっております。コロナは確かに迷惑ではありますが、仕事が全て飛んでしまったが為にこうやって直ぐに母の元へ向かえるわけですからコロナに感謝、でもあります。

両親にはもう少しだけ長生きして欲しいのです。散々迷惑をかけてきた身ですから、恰もその場に実際に行ったかのような気持ちになる動画だと毎回楽しみにしてくれている彼等にあと100本ぐらいは新作を見せてあげたいのです。
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# by reijiro_kaneko | 2020-03-13 13:06

Reijiro Kaneko's 13th Movie 公開しました!

Reijiro Kaneko's 13th Movie
【 Into the sea 】



思い返せば一年前、戦友Lidoと共に創り上げた第一弾映像作品【Like A Movie】はタイトル通り、「映画のような」ダンス作品を目指して着手しました。

着手しました、なんて言ってますが実のところはポンと思い付いて数時間で撮り切ってしまったという正にハズミで産まれた作品でした。内容も全て即興ですし、肝心のダンスもマニアからして見れば物足りないクオリティでしょう。

しかし、元々「映画のような」ダンス映像作品を創っていきたいと始めた訳ですし、「これでもか!」とダンスを見せつけるテイストには少々ウンザリしている身。これぐらいが僕には丁度良いのです。



そして今回、干支を一周しての記念すべき13作品めとなりましたが、蓋を開けてみれば原点回帰。「これでもか!」とダンスや肉体を誇示することには全く興味がなく、ストーリーの無い短編映画のような世界をイメージしながら撮りました。

こんな時だからこそ、破れかぶれになりそうな皆様の心にポッと灯りを点すことが出来たら幸いです。

Music : Olfur Arnalds 「Near Light」
Dance : Reijiro Kaneko
Photograh : Kieko Hoshikawa
Costume : effectone

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# by reijiro_kaneko | 2020-03-07 08:54

12作目、アップしました

Reijiro Kaneko's 12th Movie
【What happened to us】

非常事態には真っ先に要らなくなるダンスなんて代物を生業にしていることを恥ずかしく思った経験は数知れずあります。

世の中が平和で人々の心に余裕があるからこそ他人事として客観的に楽しんで頂ける訳で、パニックしている人々の目にはトイレットペーパーしか映らないのが当然の成り行きでしょう。

この他愛もない映像をご覧下さった皆さんを勇気付けたいなどとは烏滸がましいにも程があります。

ただ、表現を使命と勘違いしてしまった馬鹿な男は死の危険があったとしても表現を選ぶしか手立てがない、という独り言なのです。


Music :.Isaiah 「What happened to us」
Choreograph,Direction,Dance : Reijiro Kaneko 
Photograph Assistant : KH
Special Thanks : Shiromal Co.ltd



# by reijiro_kaneko | 2020-03-02 12:26

皆様へお知らせです

皆様へお知らせです。

政府の通達があり、不特定多数が集まるイベントの中止や教育現場での休校などの措置が取られております故、当方も一旦は自粛を考えました。

しかし、家に引き篭もって身体も十分に動かさないでストレスを溜め込みかえって免疫力が低下してしまうよりは、伸び伸びと全身を動かして沢山笑って楽しい時間を過ごしていた方が逆にウィルスも寄り付かなくなるのではないか、と判断しまして政府から名指しで閉講を求められない限り通常通り開講することにいたしました。なお、3月いっぱいは水曜日夜のクラスはクローズとさせて頂きますのでご容赦ください。

そこで皆さんにお願いがあります。

①少しでも体調に違和感を感じていらっしゃる場合は受講を控えてください。

②スタジオへの出入りの際に入り口に設置してあるエタノールで必ず消毒をお願いします。

③洗面所にも消毒用石鹸を置いてありますので入念に手洗いを行ってからうがいもお願いします。

④マスクの着用に関してですが、コンディショニング・ストレッチ・バーレッスンなどの比較的動きが少ないクラスに関しては着用願います。コンテンポラリークラスに関しては絶えず換気を行いますので、苦しくて仕方がない場合は外して頂いても結構です。

以上の4点に賛同及び遵守出来る方はどうぞいらしてください。

一刻も早くこの事態が終息し、平穏な世の中に戻ることを祈るばかりです。

# by reijiro_kaneko | 2020-02-28 15:24

ついにご対面!

夢にまで現れたお方の生の高座をようやく拝見して参りました。
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新宿末廣亭での興行は日程的にも体力的にも絶対無理でしたし、池袋もこのままコロナの勢いが収まらないと興行自体が危うい、それならば浅草一本に絞って賭けてみるかと決意。Twitterで情報を収集し整理券配布30分前に列に並んでみました。
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幸運なことに着席出来るギリギリの番号を入手し、待っている間に友人から教えて貰った「亀十」のどら焼きの行列も偵察に向かうもやはり長蛇の列に戦意喪失して大人しく一旦帰宅。「問わず語りの松之丞」のアーカイブをBGMに2時間ほどお昼寝をして決戦に備えました。

さて、昼夜入れ替え時間の1時間前ぐらいに劇場についてみると既に人力車の往来を妨げるほどの待ち人の人だかり。通行人もなんだなんだと騒ぐ異様な盛り上がり。僕のテンションもうなぎ登り。なんて韻を踏んでる場合ではない。

貰った整理券番号から察するに一階席は無理であろうと判断して迷わず二階席へ。高座をほぼ真上から見下ろす形になる少々絶叫アトラクションのようなこの席を選んだ事が後々功を奏することになろうとはこの時は考えもしなかった。

前座一人を置いて始まった夜の部。ねづっちさん、米助師匠、円楽師匠など名の知れた名人達が面白いのは言うに及ばず、不勉強故存じ上げていなかった講談師や噺家さん達の何とも魅力的なこと。伯山先生のYouTube撮影番頭を務めている3人のうちの一人、桂鷹治さんの愛くるしい一席、神田松鯉先生・神田伯山でしか知らなかった講談の魅力を広げて下さった神田紫姐さん、客席を十分すぎるほど暖めて下さった三笑亭夢丸さん、昨今の練り上げられた芸と比べてしまうといささか緩く感じるも寄席にはちょうど良い塩梅のコント青年団さん、なんと同郷の大先輩だということが発覚した柳橋師匠、そして大役「ヒザ」を毎日務めていらっしゃるボンボンブラザースのほんわかとした愛しい芸。

誰一人として薄い印象の方はおらず、一晩経った今でもまざまざと思い出すことが出来ます。

そんな中、「参りました」と平れ伏したくなるお方がいらっしゃいました。

六代目三遊亭圓楽師匠です。

なんと噺はやらずに名人達の形態模写を披露するという不案内な僕にはそれが正道なのか邪道なのか判断はつかぬともただただ「あっばれ!」と感服しっぱなしの芸だったのです。

〆の名人に選ばれたのは亡き歌丸師匠。ヨロヨロと登場し座布団の上に仰向けになり顔に手拭いを載せるという大胆不敵な演出に会場はすすり泣きと割れんばかりの拍手の嵐。これだけでも十分に有り余るのに次の出番の松鯉先生の釈台をえっちらおっちら運んでくるというサービスぶり。

いつも笑点で見せる斜に構えたシニカルでキザな在り方が正直好みではなかったのですが、伯山ティービーで「あらら?このお方、もしかしたら全て演技なのかしら?」と心が傾きつつあったところへそんなパフォーマンスをされたものですから、単純な僕は一気にファンになってしまいました。

松之丞時代の語りでしか聞いたことがなかった「谷風の情け相撲」を松鯉先生が実に軽やかに和やかにおやりになり、ボンボンブラザースのホッとする芸で客席の異様な熱気も落ち着き、いよいよ真打の出番。

感無量でした。

つい先日拝見した「ウエストサイドストーリー」のグルグル回転する舞台が鮮明に思い出され、語りであるにも関わらずまるでアニメやCGを駆使した映画を想起させる演出に終始唸りっぱなし。果たしてこの人に演じられない人物像など無いんじゃなかろうか…と思うぐらい決して少なくない登場人物全員を巧みに演じ分け、キュウリに塩を揉み込むようにゴリゴリとイメージを観客の脳に擦り込む。めくるめく情景描写に450人の観客はすっかり心奪われ恍惚と聴き入る。

ふと、アドルフ・ヒトラーの演説が脳裏を過ぎりました。

ヒトラーの掲げた大義名分は最初は素晴らしいものであったと聞きます。結果こそ負の遺産となってしまいましたが、彼の成し遂げようとしていた全てが悪であったとは僕は思いません。

六代目神田伯山という人間はその類稀なるカリスマ性と話術という点ではヒトラーと酷似している気がします。目指すところが「選民主義」や「世界統一」ではなく、「くだらねえ派閥争いなんか辞めて風通しの良い気風作ろうぜ」であるからこそ、これだけ多くの支持を得ているのでしょう。ここに少しでも政治を揶揄するような匂いが紛れてきたら危険です。

本拠地を失った講談が寄席にお世話になることでかろうじてその息の根を絶やさずに済んでいる現状があり、一方ではその家主は二大派閥と小さな団体に分かれ高座に上がりたくても上がれない芸人が沢山いる有様。そんな時にあろうことか居候の身から一気に100年に一度の逸材が現れ、部外者であるが故に御大達も頬を緩めて好きにやれとけしかける。

彼の身にずしりとのし掛かる重責を思うと、張り扇のパンパンという乾いた音が銃声にも聴こえて手放しで笑えなくなった自分がいることに驚きました。

これじゃあどこぞの政治と大して変わらないじゃないか…

段々と悲しい想いに囚われ始めた時に、先ほどの円楽師匠の歌丸供養と松鯉先生の情け相撲がフラッシュバックしてきたのです。

お二人に限らず寄席に関わる全員が全身全霊で彼の襲名披露を援護射撃しているのです。俺たちの目の黒いうちはお前を一人で最前線に立たせて蜂の巣にする訳にはいかん!

スタンディングオベーションの中、真打の口から放たれた言葉はまさに全員の想いであったのでしょう。

「鈴本、ざまあみろ!」

言葉としては決して褒められたものでありません。しかしそこに込められた万感の想いは小屋を揺るがすほどの衝撃でした。

どうか彼が敬愛している亡き談志師匠のように生涯悪態をつき続け好き勝手に生きていけるような環境が整いますように。

どうか彼と同様気骨に溢れた青年達が現れているその芽を摘むような恥ずかしい国に成り下がりませんように。

あ、そうそう、二階席の特権について触れていませんでしたね。一階席だと釈台に隠れて見えないのですが、二階席からだと釈台に手を置いていない時の手の所作がよく見えるのです。松鯉先生が小噺をしている時に親指同士を割と高速でクルクル回していらっしゃるお姿がなんともまあ可愛らしくて、語りそっちのけでずっと指を見ておりました。ああやって噺に調子をつけているのだなぁと妙に親近感が湧き、自分も他人から見て不快ではない癖を身につけなくては、と思い直せました。

六代目伯山真打昇進襲名披露興行
@浅草演芸ホール

《夜の部》

鷹治/平林
ねづっち
小笑/転失気
夢丸/権助提灯
コント青年団
米福/近日息子
紫/出世の馬揃え
宮田陽昇
米助/野球寝床
口上
柳橋/長屋の花見
円楽/名人の形態
松鯉/谷風の情け相撲
ボンボンブラザ-ス
伯山/安兵衛婿入り
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# by reijiro_kaneko | 2020-02-24 15:00

伯山andシゲフジ愛

六代目神田伯山襲名披露公演が10日前から新宿末廣亭にて行われており、連日早朝からの整理券争奪戦が収まらないと聞き、一度は意を決して並ぼうかと思うも今一つ体調が優れず断念。幸い、前日の模様をYouTubeの伯山ティービーにて公開してくださるので半日遅れぐらいで盛会の雰囲気を堪能しながら時代の寵児誕生を一緒にお祝いしている気分になっております。

しかし、なんですね、お祝いされている当の本人が何ともしょぼくれていて楽屋ではスター性のカケラも無く、対照的に大御所師匠達の天真爛漫やりたい放題の姿を交互に観ていると、日頃ラジオで悪口ばっかり言ってる憎まれ坊主は一体どこに?と肩透かしを喰らった感がありつつも、いざ高座に上がるとガラッと人が変わりダイジェスト映像にも関わらずグイグイ観客を引き込む在り方にやはりこの人は只者ではないなぁ…とドキドキしてしまうのです。

ネットには通りすがりの誹謗中傷が渦巻いていて、彼もまた「悪口芸人」のレッテルを鵜呑みにしている馬鹿野郎達にとっては恰好の攻撃対象になってしまうことが本当に許せないのです。徹底的にリサーチして彼の高座も何度も観てそれで批評するんだったら良いですけど、それ良く知りもしないで受け売りでしょ?ってハッキリ分かってしまう軽率なdisりを公然と露出してしまう節度の無さに呆れ返ります。そして、間違ったコンプライアンスにガチガチに縛られて見せかけの愛と優しさと平和な発言じゃないと評価されない風潮にもウンザリです。

ほんと馬鹿ばっか。

あ、すいません、つい親心と贔屓目でカッカしてしまいました。

話を伯山ティービーに戻します。

このYouTubeチャンネルの目的は初回で彼が公言していた通り、講談という息も絶え絶えの文化を一人でも多くの人に知ってもらいたい、自分だけが一人勝ちするのではなく彼を取り巻く芸事の世界がどんなに素晴らしいかを紹介したい、という想いで始められ真打昇進公演の模様も本人が映っているシーンは僅かで殆どは大御所陣達の愛嬌たっぷりのやり取りばかり。

もう、本当の愛が溢れまくっていて、ケラケラ笑いながらも気付くと不覚にも泣いてしまうのです。

そうそう、彼の悪口がただの悪口で終わっていないのは、言ってる本人が滑稽に見える完全な演出を掛けているからなのです。言ってる内容は確かに悪口なんですが、取り上げている対象は全員彼が大好きな人ばかり。大嫌いな人の悪口を言うのは簡単だけど、大好きな人の悪口を言うのは高度な技術と有り余る愛情が無いと成立しない。語りのプロとはそういうもの。

あ、もう一つ。「問わず語りの伯山」で笑い屋を担当している重藤君こと重藤暁さんの笑い声が不快とのコメントが毎回書き込まれるのですが、僕も最初は少し耳障りだなぁと眉をひそめたものですがよくよく聴いていると重藤さんのテクニックに心底感服するようになってきました。甲高い笑い声なので確かに存在感があり過ぎるのです。でも、笑い屋なんて明るくて少し下世話じゃないと務まらないんです。しかも、絶えず笑ってたら三流。噺を聞かせる場面では存在を完全に消し、ここぞ!という時にケラケラケラとけたたましく笑えないとプロとは呼べない。重藤さんの凄さはそれだけに止まりません、マイクに向かってフルボリュームで爆笑する印象が強いとは思いますが、下を向いてクックックっと抑えめで笑うこともあれば、あらぬ方向を向いて強弱を変化させ嗚咽を堪えながら笑うなんざそこら辺の笑い屋ババアには出来ない芸当です。

あー、シゲフジキーホルダー欲しい…
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# by reijiro_kaneko | 2020-02-22 13:09

笑顔でアンパンチ

僕は基本的に仕事場では他人を褒めることに全精力を費やしています。

この場では結構ボロクソ言ったりしてるのに、どうして公の場ではそんなに博愛主義なの?と不思議に思う方もいらっしゃるかと思いますが、理由は簡単です。

面倒くさいから。

叱られて伸びるのはせいぜい10代まで、でしょう。それ以降は「大人」のメンツとプライドが邪魔をして叱られて健やかに伸びる人は激減するのが世の常です。

また「習い事」などという密な関係が生まれ易いジャンルに於いては、叱られることで安易な依存を生み出しやすく「私、叱られないと感じないカラダになっちゃったの…」という本当に気持ち悪い人達をこれまでにもゴマンと見てきております。

なんでそんなに馬鹿なんでしょう…

そんなものからは文化なぞ育つはずもないことにどうして気付かないのでしょう。まぁ、文化なんてどうでもいいんでしょうね、自分の快楽さえ満たされれば。

そんな理由もあって「仕事」と割り切っている場では褒めちぎることにしています。よっぽど自分が出来ていない自覚が無い限り、褒められたら誰だって嬉しいでしょうし、ケチョンケチョンに貶されるのよりはヤル気も湧くというもの。

でも最近は褒めても「いや、それは先生は本心で言ってないのは歴然とわかりますから騙されませんよ!だって私、全然出来てませんもん!クッソー!自分の力で何とかしてやる!」という猛者がだいぶ増えてきてくださり、頼んでもいないのに勝手に頑張ってくださるのでレッスンがとても健全な場になっていること、心より感謝申し上げます。

そうなんです、叱られたから注意をされたから頑張る!という図式はもう懲り懲りなんです。「こうなりたい!」という明確なビジョンをお持ちの方は放っておいても勝手に頑張れるのです。んで、たまに「ああっ!そうだったのか!」と気付ける何らかのキッカケを与えられればタケノコの勢いでグンと成長出来てしまうものなのです。

お心付けをお断りし、過剰な営業スマイルでヘコヘコすることもなく、憎まれ口ばかり叩いている僕ではありますが、そんな人間でもふとした瞬間にとても濃厚で意義深いやり取りを交わせる方々がどんどん増えているこの状況に感謝しかありません。

折しも、コロナウィルスのお陰で誰もが疑心暗鬼な状況。何しろ誰も経験したことのないパンデミックですから、何を信じたらいいのか不安になるのは当然のこと。そこで今更「中国人は日本に来るな!」なんて短絡的もいいとこなセリフを平気で吐いてる無知で浅はかな人間に成り下がるぐらいなら死んだほうがマシ。

もう大流行してしまったものは仕方がない。これからはいかに自分の身を守るか、周囲に撒き散らさない努力をするか、それを考えることが先決だと思います。僕がお手伝い出来ることと言えば、「正しく身体を動かし整えて免疫力を上げる」こと。

勿論ここで言う「免疫力」とは肉体面だけではありません。「ココロ」の免疫力も当然含まれています。叱りつけてマインドコントロールなんてしたら「ココロ」はちょっとした刺激で脆く崩れ去ってしまい免疫力も急降下することでしょう。

褒められて自信がついていつも笑顔でいられたら病気の方が逃げてくってもんです。
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# by reijiro_kaneko | 2020-02-21 15:50

お心付けご遠慮ください

以前この場を借りて一切のお心付けをお断りいたしますとお伝えいたしましたが、どうやらそれは一時期の気の迷いでそう申し上げていると勘違いされている方が少なからずいらっしゃるようですので改めてお伝えいたします。

私の仕事はダンスや身体を整えるメソッドを通して皆様に心身の健康と美の探究へのお手伝いをすることでありそれに見合う対価を頂戴している訳ですが、ご自身の嬉しい変化や日々の充実への感謝のお気持ちからお心付けを申し出て下さる方への対処に本当に困り果てております。

感謝のお気持ちだけで有り余る十分と当方は考えておりますが、「モノを送って感謝の意を伝える」概念が染み付いている方にとっては気持ちだけでは満ち足りないのでしょう。

しかし、私は生粋のへそ曲がりでございまして、折角ご持参下さったお心付けや差し入れを素直に頂戴すれば良いものを、「あぁ…こんなテキトーで至らない教師にそんなお心遣いなんて勿体ない…」と思うが余り、感情がすり変わって事もあろうか憤怒の気持ちすら抱いてしまうのです。

ですから、今後一切お気遣いは無用です。本当にお気持ちだけで充分です。寧ろ、私の至らない点をご指摘頂いた方がよっぽど嬉しいです。

お願いがもう一点。このblogをお読みになっていない皆様もいらっしゃいますので、どうぞご友人お知り合い同士で噂を流してください。

「あの人、気難しいから物を与えない方がいいわよ」と。

蛇足になりますが、六代目神田伯山襲名披露講演の模様を連日YouTubeで見守っておりますが、その中で高座に上がる際に必ず噺家さんや講談師の方々が「勉強させて頂きます」と挨拶をしている様子を見て、「勉強になります」という言葉がほんの少し好きになりました。

以前はあれほど「勉強になります、なんて言う奴はよっぽどプライドが高いか何にも学んで無い奴だ!」と根拠のない偏見を持ち続けていたのに。

神田伯山の師、人間国宝の神田松鯉先生がどんなに下っ端の人にも「どうもありがとう」と深くお辞儀をしながら終始微笑みを絶やさず接しているのを見て、弟子の講談を舞台脇の障子の隙間から正座を崩さず見守っている松鯉先生が時に涙を堪えている姿を見て、人生常に勉強だなぁとしみじみと実感している次第です。

# by reijiro_kaneko | 2020-02-16 20:42

映画でリセット

どんよりとした身体で映画館に足を運んだのも何かの導きだったのかもしれません。シーンの殆どは狭い気球の籠の中での描写。時折挟まれる回想シーンも悲愴感を煽るエピソードなのでホッとする間も無く次々に起こるアクシデントでハラハラさせられっぱなし。

しかし、その中で不意に心が無重力状態になるシーンが2箇所ほどありまして、それがポッカリと青空に浮かぶ気球を引きで撮影していた場面と蝶の大群に遭遇する場面でした。前者では全くの無音、後者も蝶の羽ばたきの音のみ。

ここ数日、洪水のように音を取り込み収集欲こそ満たしたけれど情報過多になってしまって脳と心のバランスを失っていたようです。

肝心の物語はガスを抜くハッチが開かずあわや大惨事!なお話なのですが、僕の心の中のガスはそんなわけでシュウシュウと気持ち良く抜けて爽快な気分で劇場を後にしました。
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それが3日前のこと。

昨日もオフだったので家から一歩も出ずに買い溜めしておいた二本の映画、「マイ・インターン」と「帰ってきたヒトラー」の真逆のセレクトを鑑賞。
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似通った映画を観るのもいいけど、これほどまでに方向性の異なるものを観るのはなかなか乙なものです。「あぁ、いい映画観たなぁ…」と感慨のぬるま湯に浸っている暇なんてありません。「考えろ!考えないとバカになるぞ!」と追い立てられているようで小気味良いのです。

ガス抜きしてクリアになった頭脳が今度はピカピカに磨き上げられてキリリとネジを締め上げられたような気分です。

映画は良いですね。キャッツ実写版など観ない限り、ダンスとは無縁の世界であればあるほど余計な事を考えずにどっぷりとその世界に浸らせてくれるから。

そして、嫌いになりかけていたダンスへの愛情も蘇らせてくれるのです。

# by reijiro_kaneko | 2020-02-07 15:05

徒然と出勤

「今朝ほど新宿〜四谷間にて飛来物と電車が衝突したため、最大で60分ほどの遅れをもって只今も中央線快速電車は運行しております」

そんなアナウンスを聞きながら車窓からウグイスかメジロかよく分からない鳥が線路側の灌木を揺らしながら餌を啄んでいる様子をぼーっと見ていた。

「飛来物って何だろう…」と考え始めたら妄想が止まらなくなった。

糸の切れたゲリラカイトがグルグル回りながら運転席の窓にペタッ。「やーめーろーみーえーなーいー!」と運転手が体を激しく揺するもバイクとは勝手が違うのでカイトは取れるわけもなく、カッと目を見開いて運転手を睨み付ける。
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だったのかなぁ。

いやいや、パチンコ屋さんの店頭でユラユラしている巨大な風船人形が土台ごと飛んでやはり運転席の窓にべしゃーっと。

違うな。

飛来物とは一般人を脅かさないようにJR東日本が精一杯まろやかに言ってるだけで、実は未確認飛行物体が現れて千駄ヶ谷の辺りで超絶低空飛行からのウイリー走行をしていたので電車が通るに通れなかったんだ。

あ、分かった!

ヒッチコックばりに鳩の大群が運転席に突っ込んで「ぎゃああああああああああ!」という大惨事になったんだ。
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あ、そう言えば、昔ウチに昆虫図鑑があってその中で「ヤスデ」の説明ページに恐ろしい挿絵が描いてあった。大量発生したヤスデが線路を埋め尽くし、電車にも這い上がり、乗客が叫びながら逃げている絵。

どうしてあんな絵を子供が見るであろう楽しい昆虫図鑑に載せたのか、、、今でも解せないエピソードの一つだ。

とまぁ、呑気にこんな事を考えながらいつもより30分ほど遅れて埼玉に向かっている車中のBGMはKirinji、いや、キリンジ時代の名曲セレクション。ファンのどなたが仰っていらしたけど、「キリンジは沼。その魅力に囚われるとズブズブとはまって抜け出せなくなる。」その気持ちが少し分かる。とにかくずーっと聴いていられるんだなぁ。心地良い、という言葉では片付けられない複雑な気分。歌詞が文学的なのに曲調はとても聴きやすいロックだったりポップスだったり、その相反する要素で脳が麻痺させられる感覚とでも言おうか。

いつものようにゆったりとウォーミングアップが出来ない代わりにこうやってキリンジの曲を身体に染み入らせて心をまず解しておこう。


# by reijiro_kaneko | 2020-02-03 12:16

インプットのオフ

脱力系MVブームに引き続き、今度は「メチャメチャ身体利くジャンル分け不能MVブーム」が到来しています。

なんでしょうねぇ、こういう人達観ていると羨ましいとか俺もやってみてぇー!なんて思わずにひたすら気持ち良く観ていられます。今日は朝から割と活発に楽しく色々やれた休日でしたが、彼らの曲をApple Musicで拾い集め2時間弱のプレイリストを作りながら合間に料理をするという充実の一日。

明日からまた一週間頑張れそうです!




# by reijiro_kaneko | 2020-02-02 20:07

脱力系のススメ

本日、復帰後2回目のパーソナルトレーニングでした。

こてんぱんにやられました。

明日は仕事休みます。

いいえ、嘘です、ちゃんとやります。でもほぼロボットのようだと思いますので、温かく見守ってください。

こてんぱんではありますけども、この数日間のモヤモヤもキレイさっぱり消えて気分は爽快です。やはり、ちゃんと身体を動かすことって心にとって最高の栄養なんですね。

一歩一歩が苦痛なぐらい筋肉痛で何にもしたくない、そんな時にこんな動画を観ているととても幸せになります。

ではどうぞ。




# by reijiro_kaneko | 2020-01-30 19:08

うまくやれよ

映画の感想が来ると思っていた皆様、ごめんなさい。日曜日に観た映画はナチス、今日観た映画は障害者がテーマだったので気分は落ちるところまで落ちています。

という言い方は正しくないですね。落ちる、というよりも「そうだよねぇ…」と深く共感し過ぎて浮かれポンチになんてなれず冷たい雨の一日に相応しい心模様となりました。

こんな時には大好きな松之丞のラジオを聴いても何も言葉が耳に入ってこないし、良さげな音楽を聴いても心がなびきません。

風ひとつない鏡のように凪いだ湖面のような心にすーっと入ってきたのは糸井さんの言葉でした。

「うまくやれよ」

この短い6文字のお陰でさっきまで静まり返っていた湖に細波が立ち始め、明日への気力が生まれたのです。

分かったフリなんてしなくていい、上手にやろうなんて思わなくていい、妙な同情から中途半端なボランティア精神など抱かずに「うまくやれ」ば良いんだ。

暫く「今日のダーリン」を読んでいなかったのに、何故今日に限ってふと読みたくなったのか。

導いてくださる方がいる、と感じられる余裕があって良かった。素直に従える判断力があって良かった。

そして、世の中には無駄かもしれないのに労を厭わず灯火を灯してくれる人が沢山居ることに感謝。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・道具としてのことば。

立川志の輔さんは、もちろん立川談志さんの一門で、それも、いちばんというくらい、とても近くにいたお弟子さんだった。ということは、だれでも知っていることだけれど、師匠だった立川談志のことは、あまり多くは語らない。口を固くして黙っているという感じではないのだけれど、近くにいた「弟子の志の輔」として経験したことは、「談志の領分」だと考えているように、ぼくには見える。いわば、かつて秘書だった人が付いていた上司のことは語らないという感じに思える。なんだか、その姿勢が、ぼくにはとても美しく見えて、志の輔さんを好きな理由のひとつになっている。

とても少なく語られる「志の輔さんの談志」のなかに、ずっと印象に残っていることばがあって、それが、なにか、ことあるごとに思い出されるのだ。談志さんは、弟子や近くの人にとっての大事なときに、冗談めかす感じでなく、まっすぐに「うまくやれよ」と言うのだそうだ。志の輔さんも言われたのだろうと思うし、他にも言われた人は何人もいたことだろうが、回り回って、ぼくまで言われたような気になってしまう。

「うまくやれよ」は、すかっとかっこよくはない。なかなかに大人びた、功利的に聞こえることばだ。「じょうずに立ち回れ」ということではあるし、「情にまかせて下手なことをするな」ともとれる。血気盛んな若い人が言われたら、反発するかもしれない。しかし、「知恵をつかえ」という意味でもあるわけだし、「判断をまちがえないようにな」ということでもある。「がんばれよ」でも「負けるな」でもなく、「筋を通せ」でも「迷わず行け」でもなくて、「うまくやれよ」の複雑で寛容なひと言というのは、なんとも見事な「道具としてのことば」ではないか。そういえば、落語は「道具としてのことば」である。落語家の立川談志の、たったひとことの落語が、「うまくやれよ」だということも思えてくる。いつか、志の輔さんと話してみたいことだなぁ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。これを読んでくれている人にも言おう、「うまくやれよ」。

# by reijiro_kaneko | 2020-01-28 22:26

連鎖反応

音楽を純粋に楽しんで没頭して聴きたいと思う神経回路は美に対する感覚を連鎖反応的に引き出すようで、今は猛烈に映画鑑賞欲が湧き起こっています。
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昨日は「ジョジョ・ラビット」というコメディタッチではあるけれど強烈な世相風刺作品を鑑賞し、スカーレット・ヨハンソンの健闘も虚しくどんよりとした気分で映画館を後にしました。「金返せ!」ではないのです、なんというかそのちゃんと映画の意図するところが届いてしまって「人間の無知と誤解の為す処ヒステリックな悲劇が繰り返されるのなら人類なんて滅んだ方がマシなんじゃないか…」と酷く落胆し、数日経ってようやく「いや、それじゃイカン!なんとかせねば!」と勇気が湧くという経験をこれまでにも何度もしてきていますが、今回もまさにそのパターン。

そんなことだから、夜にはミドルテンポのふんわりとしたハッピーな曲ばかりを集めたプレイリストを作り、音楽に助けを求め本日の出勤は少しだけ心が救われながら電車に揺られています。

今日一日平身低頭で皆さんに尽くせば更に気分も改善されるとは思うのですが、プライベートではまたどんよりとしてしまうことが予想されるので、明日はリベンジとしてもう一本映画を観に行こうと考えています。

多分冒頭から泣きっぱなし予想ですのでティッシュじゃ間に合わないからバスタオル持参で出掛けようと思います。
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# by reijiro_kaneko | 2020-01-27 11:42

音浴DAY

毎日、狂喜乱舞でApple music ダウンロードし放題機能をフルで活用しております。

「好きだけれど相当偏っている」
「自称音楽通を名乗っている割に網羅という言葉とは程遠い」
「意外と音楽漬けという程浸りきるまではいかない」

そんな自覚は重々ありましたが、アホですから認めたくなかったんですねぇ。ほんと一度死ねば良いのにと思います。

こうやって書いてる今、ヘッドフォンで「通のための坂本龍一」というプレイリストを聴いています。坂本龍一という日本が生んだ天才の氷山の一角しか知り得ていなかったのだなぁと実感しながら。

あ、そうそう、昨晩遅くに更新しお知らせしました昨年末の作品ですが、見ず知らずの方がこんな感想をTwitterに上げて下さっていて、他にも数名の皆さんが口頭で同じような感想を伝えて下さったことが心の支えになっています。

まるで動く絵画。美術館にいるような感覚。『美しい』と思った。チラッと見える細部の色がとても効果的。

√isions Showcase vol.4
金子礼二郎さんの【decay-de】
今回一番のお気に入り。

まさにニッチ。若者らしい元気で力強い作品がゾロリと並ぶあの公演で、僕の作品のような場違いの作品をこんな風に評価して下さるなんて、「大丈夫?」と不謹慎な心配をしてしまうほど。

良いんですよー、隙間だらけ余白だらけの退屈な作品なんて居眠りして見過ごして頂いて良いんですよー。

とは言いつつ、やはり嬉しいものは嬉しいのです。大勢が諸手を挙げて称賛してくれるよりも、少ない人数の方々に真髄がしっかりと伝わった方が僕は幸せです。

話を元に戻して、溺れるほど音楽漬けの本日、改めて痛感したことがあります。

もっともっと良い音楽を聴かねばならない。敬遠してきた音楽は勿論、好きだと思い込んで上澄みの部分しか聴いてこなかった音楽にもきちんと耳を向けなければ。

ダンス作品で伝えたい真髄も、上っ面をなぞったこじ付けでしかない真髄なんてたちまちバレてしまいます。「聴いたことがある」程度じゃダメなんです、最初から最後まで鼻歌で歌えるぐらいにまで聴き込んでおかなければ身体に染み付いた、とは言えません。

でもねぇ、今日だけでも100曲以上をダウンロードしましたが、これを全部暗記するなんて至難の技だし、まだ出逢えていない音楽が山ほどあるわけです。

無理じゃん…

あぁ、つい弱音を吐きました。若い頃は寝ないで聴き続けても全然大丈夫だったのに、最近は心地良い音を聴いていると秒殺で眠りへと落ちてしまいます。

それもまたよし。

しかし、教授はどうしてこんなに美しく儚い音楽を次々に生み出せるのだろう。もし輪廻というものが本当にあるならば来世は「坂本龍一」に生まれ変わりたいと本気で望んでいます。
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# by reijiro_kaneko | 2020-01-26 20:23

【decay-de】という作品

この度、Envision Nextage 代表の松居摩耶氏のご好意により、昨年11月30日・12月1日に上演されたstudio √isions showcase vol.4 に出品させて頂いた【decay-de】という作品をYouTubeに載せることが出来ました。

多くは語りません。是非、ご覧ください。

なお、ご存知でない方のためにお伝えします。画面のこの部分をタップするとこの作品の説明欄が開きます。作品に込められた意味はこちらでチェックしてみてくださいね。
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# by reijiro_kaneko | 2020-01-26 03:49

ダンボの耳

珍しく数日前から膝に嫌な痛みを感じて原因を探っていましたが、昨日何気なくストレッチポールで前腿をゴリゴリしてみたら尋常ではない痛さに悶絶しながら、僕がいつも皆さんにお伝えしている常套句「筋肉がコリコリしてるのは立派な怪我ですからコリコリが無くなるまで解してくださいね!」を自分に向けて吠え続け泣きながら完璧にコリコリを消滅させました。

不思議なもので、膝の痛みが消えた事は言うに及ばず、解す前まで身体がすぐに冷えてしまい指先が氷のように冷たくなっていたのに、身体中ホカホカして夜もグッスリ眠れました。

同じようなことはよくあります。

足の指が強張ってきた時には大抵眼球も硬くなっているので眼球をグゥーっと指圧してあげると足の指もふんわりしてきますし、肩甲骨周りが突っ張ってきた時に脹ら脛を揉むと改善します。

「痛い箇所が原因とは限らず遠位に位置する原因を見つけられるように常に身体が発している声を聞ける心身のバランスを保ちなさい」

これはいつの頃からか受け売りではなく重い実感を伴って納得出来ていることの一つです。

とは言っても百発百中でトラブルを回避出来る筈もなく、誤ったサインを聞いてしまって肝心の患部は治癒せぬままドミノ倒しで他のパーツもガタガタと崩れてしまうこともよくあります。

それは教えの際にも同じ事が言えまして、皆さんの戸惑いの原因をアーチェリーの名手のように射当てることも出来れば、常にさざなみのように立ち込めている皆さんの思惑に惑わされて見当違いのアドバイスをしてしまうことも多々あります。

こればっかりは人間対人間ですから100%全員を納得させてスタジオからお帰しすることは不可能なのですが、元来負けず嫌いの性分なので限りなく100%の満足度の実現に向けて心身を擦り減らして何年も仕事をしてきました。

でもねぇ、そんなことしてたらまた頻繁にぎっくり腰をやっちまいかねません。

そんなのは嫌だ!

で、どうしたかと申しますと、博愛主義を辞めました。悪い言葉で言うと「そんなの知ったこっちゃねえ!」「今じゃねえし!」「ちょっと黙ってろや!」です。

酷いですね、これじゃ喧嘩にしかなりません。

解説しましょうね。

例えば膝が痛くて原因は前腿にあるのにお尻がしゃしゃり出てきて「ねぇ、僕たちを解してプヨプヨのお尻にしてくれたらきっと膝が痛いのも治るよ〜」と間違った訴えをしてきても「テメー黙ってろ!膝が治ったら解してやるから今はすっこんでろ!」と叱りつけたり。

例えば皆さんに提示した振付に対して「えー?こんな曲でそんな振付なのぉ〜?あたしだったらそうはしないし、こんな素敵な曲でこんなカッコいい振付創れるけどねぇー」みたいな好みを押し付けてくる教師なのか生徒なのか中途半端なスタンスの方がたまにいらっしゃるんですけど、口に出さずとも匂わせてくるその主張に対して「ちっと待っとけや!どうせ選り好みして今までおんなじようなものしかやってきてないんだろうからそう言うのも無理ねえけど、こちとらバリエーション豊かなスタイルのダンスを提供するのが売りなんじゃ!黙って踊っとけ!」とこちらの初心を貫き、数ヶ月後にその方がときめいちゃう作品をご披露差し上げて「こういうの大好きなんです!こんなの作ってくれて有り難う御座いますぅーん!」と感謝されるも大謙遜で「痛み入ります」と有難いお言葉を頂戴したり。

でもね、ほんとだったら何ヶ月も待たせて焦らして大興奮祭りをセッティングしたいところなんですけど、今回みたいに幾らこちらが懇切丁寧に世界観を説いても打てど響かずが続くと流石に心折れますので、そんな時は潔く変更してしまいます。

お尻もね、あんまりほったらかすとせっかく緩んだ前腿を「前腿兄さん達!そのブリッと張ったフォルムがオトコらしくてチョー素敵よ!だからもっと頑張っちゃって!」と唆して大惨事を招きかねないので、「はーいはいはーい、いつも頑張ってるねー、いい子だねー、そーらモミモミモミモミ〜」と即揉んであげることにしてます。

あーもーほんとめんどくさい…

色んな声なんか聴こえなくなっちゃえばいいのに、とよく思います。でも、そんなことが叶ってしまったら天からの授かり物の音楽センスも同時に失ってしまう可能性があるので、仕方なく全方向対応のこの耳は大事にすることにします。

ただし、ダンボの耳はたまにピタッと閉じて目は虚空を見つめている時があるので、そんな時は「あぁ、今はこの人に何を言っても無理なんだわね、じゃあ耳が開くまで少し待ちましょう」と思ってくださいね。
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# by reijiro_kaneko | 2020-01-24 16:34

両極端

僕の生き方のポリシーのひとつに、「両極端」というものがあります。

身体に気を遣って栄養価が高く優れた食材を摂りつつも、喉に違和感を感じた瞬間にコーラを一気飲みする芸当を割とよくやります。

腰とお尻を温めておけば身体はふんわりと調子が良くなるのに、「もしかしてこれ、放っておいたらどうなるのかな?」と面白半分で路上でコンクリートの上に座ってボウっと二・三服してるうちに冷えが全身に廻り腰がバキバキに固まる研究をやっちまったりしてます。

服装に関しても、真っ黒とかグレーが無難だしそこそこサマになるので選びがちではあるのですが、黒と灰の代わりばんこのコーディネートを続けていると段々心が荒んでくるのでたまに無性に真っ赤とか真っ黄色とか着たくなります。

とは言え、命の危険を賭けてまで何か物凄いことにチャレンジするなんて勇気はからっきし持ち合わせておりませんので、口で言ってるほど荒唐無稽なことはせずに極めて中庸でバランスを取って生きている保守派であります。

まあね、そうしておかないとこんな仕事続けられませんからね。

はい、そんなマクラ噺と関係なく今日は素敵な音楽をご紹介します。


どうですか?3人のハーモニーが素晴らしいのは言うに及ばず、空気感やピアニストの寄り添い方や歌に対する信仰心みたいなものが心地良すぎて、普段こういうものを観たり聴いたりすると例外なく号泣するのですが、今回は全く泣けませんでした。その代わり心の底に温かい液体がとぽんと満ちています。

こんなに素敵な映像をご紹介した後に大好きで大嫌いな松之丞さんのラジオを載せる両極端具合。

どうですか?生活に張りが出ませんか?

# by reijiro_kaneko | 2020-01-22 12:24

勿体ないことをしました

勿体ないことをしたなぁ、、、と悔やむこと、皆さんも経験がお有りかと思います。

パン屋さんで貰えるシールを大量に集めていたのに誤って捨ててしまったり期限切れで使えなかったり。

「あ!これ!観たい!」とピンと来た映画や舞台やスポーツ試合が昨日で終わっていたり。

気に入って色違いデザイン違いで何枚も買い揃えたTシャツが翌年にはサイズアウトして着られなくなったり。

僕もつい昨日のことですが、「うひゃー!勿体ない!」体験をしてしまいました。

一年ほど前、PC上でApple Music Storeをチロチロあちこち徘徊している時に有料メンバーシップをポチッとして、無料体験3ヶ月を過ぎてもすっかり忘れていて毎月¥980ずつ課金されていたことに全く気付いておらず、昨日Gmailを整理していて初めてその事実を知った次第です。

既に所持しているCDはPCで読み込んで端末に同期させれば済みますが、最近はCD化せずインターネット上でのみ配信するアーティストが多く、クレジットカードを頑なに拒み続けている身としては非常に困る経験を幾度と無くして参りました。

スマホの代金と併せて口座引き落としで使えるApple Musicなら毎月千円未満で好きなだけお気に入りの曲をスマホにダウンロード出来るなんて、こんな天国みたいなご好意を今まで無駄にしていたかと思うと、悔しくて悔しくて。

まぁ、でも、このシステムは雲の上に漂っている糸の切れた凧のような6000万曲に一本一本新たな糸を括り付けて凧揚げしてるような状態なので、厳密には自分のモノではないので、どうしてもこの曲は手元に置いておかないと気が済まない、という場合はApple Music Storeに別料金を支払って購入するか、CDを買うかしないとダメなんですけどね。

そんなワケで、ますます音楽生活が充実し本人はとても喜んでおります。これで御用達のタワレコ入り浸りもしなくて済むので下手をすると軽く引き籠りになってしまうかもしれませんが、浮いた時間をじっくりと音楽と向き合えるようになるので逆に良かったかもしれません。

あ、そうだ、勿論神田松之丞さんの講談をダウンロードしました。もし街角で颯爽と歩いている僕を見掛けても、決してノリノリのカッコいい曲を聴きながら素敵な振付を考えているとは思い込まないで下さいね。割と神田松之丞率高めです。振付なんてほんとどうでもいいです。趣味の方が大事です。
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なんて言ってますけど、ちゃんと振付も考えてオフの日にスタジオ借りて参考動画撮ってYouTubeに上げてます。偉いでしょ?

偉いでしょ?って言わなきゃいいのにね笑

でもね、タダ働きみたいになっちゃうのはほんとに勿体ないと思っちゃう性分なので、割とちゃんとした振付を提供するだけでなく参考動画までご用意させて頂いてる自分は大したもんでしょ?アピールをしとくのは別に嫌味でも何でもないと思うので胸張って「偉いでしょ?」と言っちゃいます。


# by reijiro_kaneko | 2020-01-20 11:39

Rick Astleyとの再会

「When I Fall In Love」という多くのアーティストがカバーしているスタンダード曲があります。

オリジナルは1952年のドリス・デイによるものだそうですが、一般にはナットキングコール版が広く知られているのではないでしょうか。記憶を遡ると僕が最初に聴いたのもナットキングコールの歌だったように思います。

少し話は逸れまして、今朝何気なくYouTubeを開いたらあのリック・アストリーが「Never gonna give you up」をセルフカバーし、ピアノ伴奏だけというシンプル且つしっとりとしたバラード調で歌い上げている動画がトップに表示され、あまりの懐かしさに思わず再生。そこにはあの頃からだいぶ落ち着いたダンディなリックが相変わらず素敵に存在していました。
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ユーロビート全盛の当時、どうしてこんなに歌が巧くて声が深いアーティストがあんな軽薄な歌を歌わされているのか不思議でなりませんでしたが、プッツリと行方が分からなくなり数十年経った今、ようやく彼の良さがフルに活かされた「Never gonna give you up」を視聴出来て全てが腑に落ちました。

彼に限らずショービジネス界では本望ではない事をお金のために我慢してやらされている人たちが少なからずいることと思います。リックが3年前に突如復帰した記念すべきアルバム「50」のPVをあれこれ観ていると、本当に楽しそうに歌っている彼がそこには居ます。

ヒット曲のオリジナルとアコースティック・セルフカバー集となる「The Best of Me」にはなんと僕の大好きな「When I Fall In Love」も収録されていて、これがたまらない…

ナットとは少し系統が違う声にノイズが入る渋い歌い方はMark Murphyにも通ずる甘さの中にもキリリと苦味が乗る僕の大好物。

セクシーな男性像とはかくあるべきなのではないだろうか。いいんです、僕だけそう思ってればいいんです。誰かとシェアしたいなんて露ほどにも思いません。

でも、これを知らずしてのうのうと生きている同世代の中年諸君に腹が立ちますので動画をシェアさせて頂くことにします笑。



# by reijiro_kaneko | 2020-01-19 19:20

【studio CAST レギュラークラスのご案内】

【studio CAST レギュラークラスのご案内】

改めてご案内申し上げます。細々とした説明を載せてもなかなか理解して頂くのは難しいので、参考動画を観て頂いて興味が湧いた方は下記のメールアドレスにて何なりとご質問ください。

なお、2月は2/22(土)がレッスン休講日となります。ご了承ください。


◆スケジュール◆
水曜日
13:00~14:00  コンディショニング※要予約
14:00~15:00  ムービングストレッチ
15:00~16:00  バーレッスン
16:00~17:30  コンテンポラリー

19:00~20:00  コンディショニング&ムービングストレッチ
20:00~21:00  バーレッスン
21:00~22:30  コンテンポラリー

土曜日
12:00~13:00  コンディショニング※要予約
13:00~14:00  ムービングストレッチ
14:00~15:00  バーレッスン
15:00~16:30  コンテンポラリー

以上、担当:金子礼二郎

◆料金◆
入会金 ¥5,000(26歳以下無料)

●単発受講
コンディショニング¥2,000(入会金不要・会員非会員共通料金)

ムービングストレッチ¥1,500
バーレッスン¥1,500
コンテンポラリー¥2,000
コンディショニング&ムービングストレッチ(水曜夜のみ)¥1,500

●連続受講
①ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン続けて受講¥2,000
②バーレッスン・コンテンポラリー続けて受講¥3,000
③ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン・コンテンポラリー続けて受講¥3,500

◎体験レッスン承ります!※お一人様一回限り

①ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)のみ1クラス受講 ¥1,000
②バーレッスンのみ1クラス受講 ¥1,000
③コンテンポラリーのみ1クラス受講 ¥1,500
④ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン2クラス続けて受講 ¥1,500
⑤バーレッスン・コンテンポラリー2クラス続けて受講 ¥1,500
⑥ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン・コンテンポラリー3クラス続けて受講 ¥2,000

◆お問い合わせ・コンディショニングご予約

castcontemporary@yahoo.co.jp

●スタジオわいわいへのアクセス

中野駅南口を出たら左へ。線路沿いの道を新宿方面にしばらく歩きます。
7分ほど歩くと右手に中野ZEROホール、左手にShimachuがある五差路に行き当たります。それまでの道のりで初めての信号です。
信号を渡り、右手にアパート左手に保育園がある急な坂の道を蛇行しながら3分ほど進むと、また信号があり向かいに八百屋さん、左方向にはメルセデスベンツの大きな看板が見えます。
信号を渡りベンツの方向に左折して、ショールームの手前の少し引っ込んだビルの一階がスタジオわいわいです。

住所
中野区中央3-13-10ジョイ林ビル一階
【studio CAST レギュラークラスのご案内】_a0052916_17072287.jpg


# by reijiro_kaneko | 2020-01-19 16:59

常識と毒舌と松之丞

常識と毒舌と松之丞_a0052916_21435258.jpg

神田松之丞さんに惚れ込んでまだ二週間ぐらいしか経っていないことに心底驚きました。日時の感覚が無くなるぐらい彼の講談やラジオ番組を聴き漁っていたみたいです。

正直なところ、彼のどこがそんなに魅力的なのかよく分かりません。

姿勢の専門家の端くれとして意見させて貰うと、彼の姿勢もメタボ具合も全く褒められたものではありません。猫背で側弯で頭部に至っては二人羽織レベルで斜め前に落ちています。着物をお召しになっていらっしゃるのでご本人曰くの「デブ」の度合いがどの程度なのかは推察しかねますが、少し前まで96㎏あったそうなのでお世辞でも華奢とは言えない体格をなさっています。

テレビの対談やラジオ番組を聴いていても、5秒に一回悪口を吐いていますし、漏れ出てくる考え方たるや「こんな世界など滅んでしまえばいいのに」としか聞こえないボロクソ加減。

彼に対する奥様の第一印象が「暗!ダサ!デブ!」だったそうで、それもネタだよね、と思いつつもあながち嘘でも無さそう。

肝心の講談も昔気質の講談ファンからすればあんな抑揚緩急付け過ぎのチャラい講談など講談とは呼べぬ!と憤怒されそうなスタイル。

自分が他人からどう思われているのか不安でならず、常にエゴサーチを欠かさない小心者。

あぁ、何故そんなどこも長所が見当たらない人を好きになってしまうのでしょう…

と思う人は大勢いらっしゃると思います。飛ぶ鳥を落とす勢いの松之丞ブームの裏には簡潔明瞭なファン心理よりも僕のように「何で好きなのか分からないけどどうしようもなく強烈に好き」という朦朧としたファン心理が存在する気がしてならないのです。

朦朧としながらも、少しずつわかってきた魅力について少し分析を。

ネット社会が成熟し、誰でも自称一丁前の批評家になれる時代です。批評とは正確には悪口では無い筈なのに、巷には「お前、そんな事言えるならその道の権威なんだろうな?」と問いたくなるような上から目線のこき下ろしが溢れています。神田松之丞さんはこの流れに巧く便乗し、あることないことなんでもかんでも悪口を言ってるヒール役を買って出たのです。

しかし、根も葉もない誹謗中傷ばかり繰り返していたらどんなに講談師として一流でもとっくの昔に消えていたでしょう。

ではどうしてあんなに悪口三昧な人間が人気があるのでしょうか?

答えは一つ。「常識人」ということ。

え?常識人ならそんな悪口なんて絶対言わないんじゃないの?とお思いの方も沢山いらっしゃるでしょう。確かに良家の子女として育ち社会的地位も上り詰め人徳者として讃えられている素晴らしい方こそ常識人と呼ぶのに相応しいという固定概念が不特定多数の総意だと思いますが、そういうクソつまらない常識人の枠に収まらないタイプの常識人も存在するのです。

厳しい芸の道で常識を叩き込まれ、そんじょそこらの社会人なんかより格段に常識を弁えているからこそ、非常識に対して厳しいスタンスに立てる。しかも、芸事に携わっているから平々凡々と波風立てず静かに一生を終えていくことには全く興味がない。それ故に、平々凡々な奴らが分かったような口をきいて非常識な仕打ちをすることに対して呆れ返ったり烈火の如く怒ったりするのです。

でも、彼の巧さはそこではない。それもこれも全て演出。憎まれ役を買って出て暴言を吐き続けてこの生温い社会や文化に喝を入れているのです。

2月に真打に昇進されますが、どうか肩書や周りの圧力に負けずそのまま突き進んで欲しいと切に願います。

と、毒舌応援しつつも平和な松之丞氏も好きなのでこちらのCMを載せておきます。




# by reijiro_kaneko | 2020-01-17 21:42

生きる糧

アルゴリズムと言うべきなのかAIと呼ぶべきなのか分かりませんが、Amazonの過去の買い物や閲覧履歴に基づいてオススメ商品を提示してくれたり、YouTubeの視聴履歴から似たような動画をお勧めしてくれたりといった有り難いお節介のお陰でどんどん素敵なものと出会えるのはとても嬉しい事です。

昨晩もYouTubeさんは凄い動画をお勧めしてくれました。

サムネイル(映像全体の中から象徴的な静止画を切り取って雑誌の表紙のように掲示するもの)に現れた眉間にシワのへの字眉の男性が気になって何気なく観始めたこの動画にやられました。

このへの字眉のメインキャストの男性が全編通してほぼ表情が変わらない中で、別の男性と目が合った時に微かな微笑を口元に浮かべたり、チークダンスの時に戸惑いながらも少しだけ眉間が弛んだりするその絶妙な変化と、おずおずと集っていく中盤部からのエンディングではアッサリと全員がバラバラに去っていく構成に唸りました。

問題を抱えている者同士が集まり、自分の問題を他人とシェアし、僅かではあっても背中を押してくれる共通点に安堵してまた一人で歩けるようになる。

「問題は内に秘めてなるべく他人に迷惑をかけないように生きることが美徳。大問題が発生したらお上の箝口令に本望でなくとも従うのも美徳。」という常識が未だにまかり通っているこの島国ではなかなかグループカウンセリングなんて手法は定着しにくいものです。

ですから、何も外国の真似をすべきだなんて思いません。この国はこの国のやり方を貫けば良いと思います。

一人一人が健やかに生きることが出来さえすれば。

他人を物言わぬ物体だったり虫ケラ扱いしない心の余裕が保てるのであれば。




# by reijiro_kaneko | 2020-01-17 11:31

YouTube登録者数が200人を超えました!

この数日間、僕のYouTubeチャンネルの登録者数が激増しています。

と言っても急にKajisacみたいに100万人突破みたいなことではなく、数日前まで100人ぐらいだったのに今朝には200人を超えていたという可愛いものです。

キッカケはどうやら海外でKirinjiさんの「時間がない」動画がブレイクしていて、その関連動画で僕のYouTubeチャンネルが表示されるようなのです。加えて、アイルランドの方が「時間がない」の僕のポーズを幾つもデッサンで描いて下さった事が登録者数や再生数の伸びを後押ししてくれている可能性も。

昼間はほとんど動きが無いのに、朝チェックするとズンと数が伸びている、これは明らかに地球の裏側で事が起こっている証拠。同じ種族の日本の皆さんに評価して頂けることも勿論嬉しいのですが、遠い異国の地で僕の拙いダンスを面白がって観て下さる方々が存在することに感動するというよりも、なんだかホッとしています。

でもね、調子に乗ってYouTuberになろうなどとは露ほどにも思いません。だって、毎日毎日更新して番組の終わりには必ず「チャンネル登録宜しくね!」なんて可愛子ぶって言うのとかほんと無理だし、動画製作が義務感になった瞬間に創り出す意味合いが変わってしまいますからね。

あくまでも趣味で自分のペースでのんびりやらせてもらいます。

あ、そうそう、昨年11月頭にギックリ腰を患ってから2ヶ月ぶりにパーソナルトレーニングを本日受けてきました。定期的に受けていた時も毎回目から鱗の体験を沢山させて貰えたけれども、久しぶりのトレーニングはとにかく「有り難い」の一言に尽きました。

歪んでいる事実を知らされることも「有り難い」し、学んできたことをすっかり忘れている事実を伝えられることも「有り難い」し、なんだかんだダメダメな中でも培った技術を身体が覚えていて指摘されると発動する己の身体にも「有り難い」と思えるのです。

以前出来ていた事の20%ぐらいしか出来なかったけれど、やればやるほど情けなくなってしまったけれど、終わってみれば身体がスッキリ整って癖ゆえの痛みが嘘のように消えていて、やはり彼を選んで良かったと自分の選択眼にも「有り難い」と感謝。

明日は久々の激痛でしょうけれど、「怪我すると前より良くなること多いですからね。」とアッサリと言い放った彼の言葉を反芻しながらまた丁寧にレッスンに取り組もうと思います。
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# by reijiro_kaneko | 2020-01-16 19:17



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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