【礼二郎のつぶやき】

羽交い締め、始めました

完全休業状態から地味に復帰し、外部振付のお仕事に取りかかっております。

あんな大作を創り終えた後で、もしかしたらピンと来る動きが何も産み出せなくなっているんじゃないか…せっかく僕の振付で踊りたいと望んで集まってきてくれた皆さんを強く失望させてしまうんじゃないか…

そんな強迫観念に呑み込まれそうになった時もありました。

しかし、この1・2年で手掛けてきた振付依頼作品とはかなり違う心持ちに落ち着いている自分に気がついています。

北朝鮮の祝賀舞踊チームのように一糸乱れず揃った群舞は絶対に創りたくない、というポリシーが故にこれまで各自の個性を浮き彫りにすることを優先し完璧なまでのユニゾン感は二の次にしていましたが、それが出来る現場とそうでない現場があることに今更ながら気付き、没個性にならない整然と揃ったユニゾン感をどうしたら演出出来るかを考えた結果、とてもシンプルな境地に至りました。

それが、『上から目線の理論や裏付けのないこうあるべき発言などは一切捨て、己の身体の限界を見せながらこう身体を使うとこの音に合わざるを得ないでしょ?』というプレゼンテーションをする、ということ。

依然として『自分で考えなさい』も『客観的に自分を観察せずにやったつもりになるな』も踏襲しています。加えて『ほら、こんなに身体を使いながら音を拾って踊るとヘトヘトになるでしょ?』を身をもって伝える、という教師なら当たり前の責務を果たすようになった、という訳です。

でもこんな単純なことが出来るようになったのも、近年貫いてきた『一回しか見本は見せないから死ぬ気で覚えなさい』方式に皆さんが挑み続け、異常に振り覚えが速くなったからこそ、なのです。

振付を速く覚えることは当然のことで、ダンスのレッスンや振付はその覚えたものをいかに咀嚼し馴染ませそれぞれの表現として発表するかが本当に大切なことであり、ゴールだと僕は考えています。

ですので、その『振付を覚える』段階に関しては今まで通り『一回で覚えなさい』を貫きます。ただし、覚えた動きが上手く繋がらない・僕の提示するストーリーとそぐわない表現になる・形がうまくハマらない、などの症状に関しては放置などいたしません。

ともすると後ろから羽交い締めにして手取り足取りご教示差し上げるケースもあるかと思います。

早くもその餌食となっているのが下にご紹介する若者達(笑)
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普通だったら振付を与えられてロクに精密な動き方指南などされずにひたすらカウントに合わせて動かされ自主練で己と向かい合うしかない境遇の人達がべらぼうに多いことを僕は知っています。

それを『普通』とはせずに『異常』と感じて反旗を翻すのが僕のポリシーです。

ダンサーは使い捨ての駒に成り下がるべきではありません。精神を病まず外科的な怪我もせず健やかに身体と表現と向かい合い、そうやって勝ち得たことを後進に丁寧に伝えていく、それをしてこそダンスという文化の成熟が始まります。

使い捨ての世の中で使い捨てのダンスを刹那的に楽しむ、それはあまりにも悲しいことではないでしょうか…

僕のレッスンや振付に興味を持ち、勇気を出して僕に近寄ってくれた皆さんが『こんなに素敵に自分は変われるんだ!』と実感出来るよう、そして『金子病』に感染した皆さんが僕を他人に推薦するのではなく、皆さん自身がお手本となったりインフルエンサーになったりすることこそが僕が願う最高の事態です。

まあそれは夢のまた夢、なので当面はコブラツイストを掛けながら動かなかったはずの関節を動かし見えなかったはずの方向に首を回し床から足が一生剥がれなくなるぐらい上から踏みつけることを生き甲斐にするとします(笑)


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# by reijiro_kaneko | 2018-07-13 21:15

デトックス祭り

引っ越し本番日から一週間、着々と片付けは進んでいます。

11年ちょっと頑張ってくれた冷蔵庫に別れを告げ、二人で使うには少々大きすぎる5ドア冷蔵庫をとある筋から仕入れ、世間一般の家庭と比べると圧倒的に布の占める割合が多いためかねてから所望していた強力な除湿器をこれまたとある筋から仕入れ、エアコンだけに頼る生活を変えたかったので扇風機もまとめて入手。
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白黒生活に拍車がかかっています(笑)

新居に移ってから体調にビックリするような変化が訪れています。

埃だらけでタバコのヤニにコーティングされた環境が激変し、塵一つ落ちていても気になる仕様になったことから呼吸が明らかに楽になり、エレベーターを殆ど使わず階段を駆け上がるようになったので健脚になり、放棄していた料理を再開したことで快便・快眠、と良いことばかり。

しかし、困ったこともあります。

以前とは比べようもないくらいリラックス出来るようになったので、ずっと無意識に身体を酷使してきたことをやっと自覚し、その結果思わぬ症状が出ています。

腰回りの筋肉が弛もうとしているので咄嗟に機敏に動けなかったり、ストレスから来る指先の麻痺が改善し久々の健全な感覚でムズムズと気持ち悪かったり、身体中にまとわりついていた魑魅魍魎達が祓われたため肌のターンオーバーが加速し怖いくらい皮膚が剥がれたり。

立て続けに色んなことが起こり過ぎるので遂に魔除けを飾りました。
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というのは冗談で、ずっと公演の度に絵を描いてくれている中嶋かおり嬢直筆の第三回公演フライヤーの原画を寝室に飾ってみました。

実はこの絵、随分前に彼女から贈呈されていたのにも関わらず旧居では飾るスペースも気力も無かったのでずっと押し入れの奥に眠っていたのです。

本人に伝えたらとても喜んでいました。

なお、近々こちらの絵も送られて来るそうなのでそれはトイレに飾る予定です(笑)
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# by reijiro_kaneko | 2018-07-09 10:55

公演写真出来ました!

皆様、早いもので公演から三週間が経ちました。三週間前の今頃は劇場入りしてゲネの準備をしていた、なんて懐かしいようで恐ろしい…

DVDより先に写真が出来上がってきました。初日のマチネ・ソワレ、両方撮ってくれた阿部高之氏がこのような注文サイトを作りました。宜しければ思い出としてご購入下さると嬉しいです。

なお、こちらで購入した写真をSNS等で使用する際には『photo by takayuki abe』とクレジットを入れて頂くようお願いいたします。

以下、注文方法です。
①下記のURLリンクをクリック
②パスワード『MVLxpfxs』(大文字小文字注意)を入力
③欲しい写真を選ぶ(7ページあります。紙焼きとデータが選べます)
④必要事項を記入して終了

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# by reijiro_kaneko | 2018-07-06 10:21

7月のstudio CASTは

7月のstudio CAST 課題曲はこちら。

Malia 『Yellow Daffos』
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YouTubeのリンクを貼りましたが、皆さん観てビックリしないでくださいね!そして、まさかこんなことをスタジオで強要されるのか!と尻込みしないでください、これはあくまでもMusic Videoですのでね。

しかし、いいですねぇ、こんな容姿でハスキーだけど溌剌とした声を持ちコケティシュな魅力を携えたフランス人(正確にはマラウイとイギリスのハーフだそうです)…

折角こんな声とダウンビートの曲を使わせて貰うのですから、自然と動きも気だるく退廃的でそれでいてチャーミングなものになります。日本人が最も苦手とする『気だるく』を今月は全面に押し出してレッスンをさせて頂きます。

でもね、意外とちゃんと気だるく踊ろうとすると全身隈無く使わざるを得ないのです。だからいつもより楽なのかも?!とは思わないでください。寧ろいつもより辛いかもしれません。

暑い夏に気だるいコンテンポラリー、我ながら最高のセレクトだと自画自賛(笑)

では皆様スタジオにて御待ちしております!
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# by reijiro_kaneko | 2018-07-04 08:17

引っ越し、済みました

ようやく二週間に渡る引っ越しが完了しました。

本日11年と7ヶ月の間、本当に色々な事があった旧居に別れを告げ、新居に全ての荷物を運び入れました。

同じマンション内での階違いの引っ越しなので慣れるまではエレベーターで昔の階数ボタンを押してしまいそうですが…(^^;

とりあえず詰め込めるだけ詰め込んだので新居は一部のスペースを除いて凄まじい有り様です。まだまだ人を呼べる素敵空間とは程遠い…。でもね、諦めません。年内には絶対に憧れのホムパ、しますよ!(笑)

しかし、こんなことが出来るようになるなんて夢のようです。

棚の上に物を置いて素敵っぽい写真を撮ること、とか。
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床に愛読書を並べてインスタ映えを狙ったり、とか。
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『ほら、僕こんなにお洒落なオーディオでこんなに素敵なアーティストのアルバムを聴いてるんですよぉ~♪』と芸能人みたいなことしてみたり、とか(笑)
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素敵っぽいのはほんの一角だけで、後は二部屋が全く機能しないぐらい荷物が詰め込まれているので、ゆっくり時間を掛けて家全体をインスタ映えしていきます!(笑)


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# by reijiro_kaneko | 2018-07-01 23:33

新古典主義の部屋

着々と引っ越し作業、進んでおります。

今日も丸1日かけて蟻のように家具やら小物やら運んでおりました。二の腕がパンパンで手が上がりません。しかし、心地好い全身の疲れが何だか幸せです。ダンスでも全身を使っているはずなのですが、なんというんでしょうか、生産性があるかないか、という点では引っ越しに軍配が上がります。

まぁ、ほぼ順調に新居への移動は進んでいるのですが、1つ困ったことがありまして。

それはパートナーの一言。

『今度の部屋は"ネオクラシック"にしたいんだよねぇ』

はぁ、ネオクラシック、ですか…

すかさずググりましたよ、ええ、さっぱり意味が分からないんですもん。

『新古典主義』だそうです。

んー、余計分からなくなりました。

で、仕方ないので『ネオクラシック  インテリア』とググり画像を拾ってみたら納得。
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はぁ~♥️こんな部屋に一度でいいから住みたい♪ヽ(´▽`)/

パートナーに言われるがまま、リビングの床を白黒の市松模様にするべくジョイント・マットなるものをオーダーしたり、同じくリビングに置く大きめのCDラックを白で統一し、カーテンも黒で只今検討中。

これから夏を迎えるのにパンダのように白黒の部屋で一体全体猛暑を涼しく乗り越えられるのか…皆様、乞うご期待!
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-27 03:08

Die-co★couture オリジナルTシャツ販売中


本日はこちらをご紹介。

『Hotel』『Plaisir Coupable』、2年続けて豪華絢爛な衣装を創ってくれた公私共にパートナーであるDie-co★がようやく自身のブランドを立ち上げ、その記念すべき第一弾アイテムとしてこちらのTシャツとキャストの衣装と同じ素材を使ったブローチを公演当日のポップアップショップにて販売いたしました。

お陰様でご好評頂き、TシャツはレディースサイズやメンズのSサイズは品薄になってしまいましたがM以上は若干在庫がございます。

公演ご鑑賞の記念として、また幸運を呼ぶラッキーアイテムとしてお求めになってはいかがでしょうか?

ご購入ご希望の方は下記のアドレスに『お名前・ご連絡先・ご希望サイズ(WL,S,M,L,XL)・デザイン(二種類)・色(二種類)』を明記の上ご連絡ください。

※なお今回Instagramにてご紹介しているのはType Aの品物です。下記の写真で出演者の皆川梨奈が着用している"お地蔵さん"のお顔が半分のデザインはType Bとなります。

castcontemporary@yahoo.co.jp

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# by reijiro_kaneko | 2018-06-25 11:05

終演いたしました③

公演からやっと一週間経ちました。もう随分昔の事のようです。そう言えばそんなことがありましたねぇ…と完全に他人事です。

なので、お礼参り真っ最中ですが、観て下さった皆様が興奮気味に『素敵でした~♪』と仰って下さるのにも関わらず、どうしても自分の事の気がしないのです。ボンヤリと笑顔で応対していたらそんな感じなのね、と察してください。

そして、完全に他人事なのにはもう1つ理由があります。

それは。

引っ越し。

今までの住まいが手狭になった、これを機に断捨離を徹底したい、家の中でストレッチが出来ないぐらい煩雑なのはもう懲り懲り…そんな理由で公演が終わったら直ちに引っ越すから!と告げた時のパートナーの呆気に取られた顔、何度思い出してもオカシクてニヤニヤしてしまいます。

あれだけの素敵な衣装を生み出す才能がありながら整理整頓能力は残念ながら賦与されず家の床はありとあらゆる服や布や装飾品が落ち葉のように堆積し、歩くのもままならないほど。よくテレビで放映される『ゴミ屋敷』のゴミが全て服に代わっただけの有り様なのです。

もともと潔癖とまではいかないまでも比較的綺麗好きの僕も長年かけて諦めるということを学び、口煩く片付けろと言うのはいつしか辞めていきました。

しかし、今回あれだけの舞台を創ってしまい、長編遺作と豪語してしまっている訳ですから、こんなゴミ屋敷で命尽きるのは本当に勘弁して欲しいと思ったんでしょうね(←また他人事w)、引っ越したら全部キチンと所定の位置を決めることをパートナーに約束させ、大家さんと管理会社の粋な取り計らいで二週間かけて引っ越しをして良いとお許しを得たことも追い風になり、かなり理想に近い部屋造りを着々と進めております。

本日、完全オフ日でしたのでかなりの分量の家財道具を移動させました。

出てくる出てくる!長年忘れ去られていた素敵な品々が!

特にこちらのお人形さん達、いつも絵を描いてくれている中嶋かおりさんが2007年上演の『Roots』の時には出演者をモデルにした紙粘土人形をわざわざこしらえてくれたのです。これは出演者も意外と知らない事実でした。
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明後日も丸1日オフなので、引き続き引っ越し作業に勤しみます!


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# by reijiro_kaneko | 2018-06-24 23:23

ジャイロキネシス・クラスご案内

最後になりましたが、去年からスタートしているもうひとつのクラスをご案内いたします。

長年、金子の元で研鑽を積みつつ貪欲に外部の資格も取得し『身体と丁寧に向き合う』『怪我をしない身体を造る』という意味では最も適したジャイロキネシスのライセンスを取得した二人がダブル・イントラ制にて行っているクラスになります。

【ジャイロキネシス・クラス】

先日のstudio CAST 第7回公演『Plaisia Coupable』でも、劇場入りをしてから毎日ジャイロキネシスタイムを設けるメンバーも多数いました!!

そんなジャイロキネシス、一体どんなことをするのかと言いますと…

【GYROKINESIS®】
ジャイロとは、円や螺旋を意味し、曲線を描くような動きや椅子に座って行う運動が特徴的です。身体の自然な動きに逆らわず、身体に負担をかけないことで怪我の克服やリハビリテーションにも用いられます。

また、肩凝りや腰痛の軽減、美しいボディラインと正しい姿勢を身に付けて、健康な生活を得ることもジャイロキネシスの魅力です。

深い呼吸をしながら背骨を沢山動かします。

また、遠くの空間や身体の内側と外側両方の意識とイメージ力を高める効果があるため、なかなかイメージ通りに身体が動かないという方、もっと大きく動いてと言われるけれどどうしたら良いのかわからない!という方にピッタリのクラスです!!

【7月ジャイロキネシス】
7/7,14,21,28
●17:00〜18:30
●2,000円/1回
●スタジオわいわい
●講師:島田真奈、大内秀一

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# by reijiro_kaneko | 2018-06-22 15:58

バレエ基礎レッスン新設ご案内

この度、金子が信頼を寄せる新進気鋭のバレエダンサーにスタジオレッスンを任せることにいたしました。

安達洸(あだち ほのか)と申します。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
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【新設・バレエ基礎クラスのご案内】

●レッスン内容
クラス名の通り、「バレエの基礎」です。
大人からバレエをはじめたいけど、いきなりオープンクラスはちょっと、、、と思っている方、子供の頃に習っていたけれど受験や部活をきっかけに離れてしまった方、ジャズやコンテンポラリーダンサーだけどバレエの基礎を学びたいという方におすすめです。
基本のポジションからゆっくり説明して、頭で理解してから、体を動かしていくクラスです。もちろん、基礎を見直したいというプロを目指す中高生も大歓迎ですが、ガンガン動きたいです!という方は、レベルの高いオープンクラスのご受講をおすすめします。

●服装:なるべく体のラインが出るような服装でお願いします。(レオタードでももちろんOKです)バレエシューズをお持ちの方はご持参ください。お持ちではない方は、靴下で大丈夫なので、無理に購入されなくて結構です。

●レッスン料金は、1レッスン2500円です。(入会金無料)
※月謝ではありませんのでご注意下さい。

その他、ご質問などございましたらお気軽に安達洸までメッセージをお送りくださいませ。

◆スケジュール◆
土曜日 19:30~21:30
※7月のレッスン開講日
7日(土)19:30~21:30
14日(土)19:30~21:30
28日(土)19:30~21:30

◆料金◆
入会金 無料
1レッスン ¥2500

◎お一人様一回限り体験レッスン承ります
体験レッスン ¥1000

担当:安達洸

◆お問い合わせ、体験レッスンのご予約glanpa.strawberry05160521tgbpt@docomo.ne.jp

●スタジオわいわいへのアクセス

中野駅南口を出たら左へ。線路沿いの道を新宿方面にしばらく歩きます。
7分ほど歩くと右手に中野ZEROホール、左手にShimachuがある五差路に行き当たります。それまでの道のりで初めての信号です。
信号を渡り、右手にアパート左手に保育園がある急な坂の道を蛇行しながら3分ほど進むと、また信号があり向かいに八百屋さん、左方向にはメルセデスベンツの大きな看板が見えます。
信号を渡りベンツの方向に左折して、ショールームの手前の少し引っ込んだビルの一階がスタジオわいわいです。

住所
中野区中央3-13-10ジョイ林ビル一階
【あだちほのか プロフィール】

3歳からクラシックバレエをはじめる。
7歳から芳賀バレエアカデミーにて芳賀のぞみに師事。
11歳から菊地人美バレエスタジオに移籍し、菊地人美、十文字康伸に師事。
2013年より東京シティバレエ団付属バレエ学校、ティアラこうとうジュニアバレエ団にそれぞれ最上級クラスに入所。
2016年より東京シティバレエ団 特待生を経て、2018年よりNBAバレエ団スタジオカンパニーメンバーとして活動中。

〈主な受賞歴、出演歴など〉
・第2回うつくしま、ふくしま。全国洋舞コンクール(児童Bの部)第7位
・第43回埼玉全国舞踊コンクール(児童の部)奨励賞の1
・第11回オールジャパンバレエユニオンコンクール(ジュニアⅢの部)奨励賞
・第10回FLAP全国バレエコンクール (シニア)第6位
・第1回東京シティバレエ団全国バレエコンペティション(ジュニアA)第2位
ドイツ・ミュンヘンバレエスクール サマースクールスカラシップ
・第4回東京シティバレエ団全国バレエコンペティション(シニア)第3位
アジアバレエエージェンシー賞(中国国立上海バレエ団研修ツアースカラシップ)
・東京シティバレエ団「くるみ割り人形」に波の精やスペインのソリストとして出演。
・ティアラこうとうジュニアバレエ団にて、「キトリのva.」、四季より「嵐」、コッペリアより「曙」など主要な役を踊る。
・第3回東京シティバレエ団付属バレエ学校 発表会「パキータ」にて主演。
・イタリア アテネロデッラダンツァ サマーインテンシブスカラシップ

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# by reijiro_kaneko | 2018-06-22 15:43

studio CAST レッスンご案内

さて、studio CAST 第7回公演 『Plaisir Coupable』も大盛況・大好評のうちに幕を下ろすことが出来まして、また新たな日常が戻りつつあります。

有難いことに、公演を機にスタジオレッスンにも興味を持ってくださる方がチラホラいらっしゃいますので、ここで改めてレッスン内容・スケジュールなどご紹介したいと思います。

【そもそもstudio CASTってどんなレッスンをしてるの?】

よく聞かれることです。『コンテンポラリーって敷居が高くて…』と二の足を踏む方も多いですね。

僕が考えるコンテンポラリー・ダンスは世間一般でイメージが強い『無機質な音楽で不可思議な動きを陶酔しながら延々踊る』でもないですし、『身体を痛め付けるように乱暴に踊る』でもないのです。

確かに不可思議な動きは随所に現れるかもしれませんが、それは抽象的な動きというよりも日常の所作がモチーフであることが殆どです。

また急に床に寝そべるような動きも頻繁に盛り込んではいますが、それもどう動けば身体にダメージを与えずにふんわりと寝そべることが出来るか?を最優先に指導していますのでご安心ください。

そして、僕が一番大切にしていることはひとつだけ。

身体中の関節や筋肉をくまなく隅々まで使ってノビノビと踊る。

公演を機に僕もまた1つ進化しました。いえ、進化した、というより、更にシンプルに熱い指導をするようになっていて自分でもこの熱血教師ぶりに驚いています。

どこへ通っても上達しなかった、どこへ行っても怪我ばかりしていた、どこへ行ってもポジティブな感情を持てなかった皆様、どうぞ一度体験レッスンにいらしてみませんか?

ただし、念のため申し上げておきますが、依存癖のある方、被害妄想が強い方、虚言癖のある方、誹謗中傷が三度の飯より好物の方、きちんと挨拶も出来ない方はどんなにダンスを愛して止まない方でも受講をお断りさせて頂いておりますこと、ご了承ください。

【studio CAST レギュラークラスのご案内】

◆スケジュール◆
水曜日
13:00~14:00  コンディショニング※要予約
14:00~15:00  ムービングストレッチ
15:00~16:00  バーレッスン
16:00~17:30  コンテンポラリー

19:00~20:00  コンディショニング&ムービングストレッチ
20:00~21:00  バーレッスン
21:00~22:30  コンテンポラリー

土曜日
12:00~13:00  コンディショニング※要予約
13:00~14:00  ムービングストレッチ
14:00~15:00  バーレッスン
15:00~16:30  コンテンポラリー

以上、担当:金子礼二郎

◆料金◆
入会金 ¥5,000(26歳以下無料)

●単発受講
コンディショニング¥2,000(入会金不要・会員非会員共通料金)

ムービングストレッチ¥1,500
バーレッスン¥1,500
コンテンポラリー¥2,000
コンディショニング&ムービングストレッチ(水曜夜のみ)¥1,500

●連続受講
①ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン続けて受講¥2,000
②バーレッスン・コンテンポラリー続けて受講¥3,000
③ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン・コンテンポラリー続けて受講¥3,500

◎体験レッスン承ります!※お一人様一回限り

①ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)のみ1クラス受講 ¥1,000
②バーレッスンのみ1クラス受講 ¥1,000
③コンテンポラリーのみ1クラス受講 ¥1,500
④ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン2クラス続けて受講 ¥1,500
⑤バーレッスン・コンテンポラリー2クラス続けて受講 ¥1,500
⑥ムービングストレッチ(コンディショニング&ムービングストレッチ)・バーレッスン・コンテンポラリー3クラス続けて受講 ¥2,000

◆お問い合わせ・コンディショニングご予約

castcontemporary@yahoo.co.jp


●スタジオわいわいへのアクセス

中野駅南口を出たら左へ。線路沿いの道を新宿方面にしばらく歩きます。
7分ほど歩くと右手に中野ZEROホール、左手にShimachuがある五差路に行き当たります。それまでの道のりで初めての信号です。
信号を渡り、右手にアパート左手に保育園がある急な坂の道を蛇行しながら3分ほど進むと、また信号があり向かいに八百屋さん、左方向にはメルセデスベンツの大きな看板が見えます。
信号を渡りベンツの方向に左折して、ショールームの手前の少し引っ込んだビルの一階がスタジオわいわいです。

住所
中野区中央3-13-10ジョイ林ビル一階



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# by reijiro_kaneko | 2018-06-22 15:23

急告!

公演が終わる前から全ての気分が変わるだろうと予測はしておりましたが、見事にその予感は的中し金子礼二郎は蝶の羽化の如く変貌を遂げました。

もう小手先の子供騙しのようなムーブメントには全く興味がありません。しっとりとした淑女や不敵な笑みを浮かべる紳士にも全く興味が湧きません。

あるのは、身体がちぎれそうになるくらいグイグイと強いゴムのように伸縮させ、感情のダイナミズムを極限まで突き詰めたい、それだけです。

9月の依頼振付曲も暗礁に乗り上げたまま放置されていましたが、今朝拍子抜けするぐらいすんなりと決定。

ついでにフィットネスクラブでもやっちまおう!と考えまして、今日の新百合ヶ丘店のクラスからやっちまいます。『ここまで身体を使うとポジティブな感情しか残らないんだ…』というまるで新興宗教のようなレッスンをどうぞ楽しみにしていてください!
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-22 11:28

終演いたしました②

『Plaisir Coupable』終演しました第2弾ご報告は生々しい舞台写真やきらびやかな衣装写真ではなく楽しい楽屋裏風景にしてみました。

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メイドの皆と。

この10人の団結力は特筆に値するものでした。日に日に逞しくなっていく様はそれだけで一つの作品になってしまうほど。いつか『メイドだらけのお屋敷』の話なんて創ってみたいなぁ。

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次はお手伝いの皆と。

彼女達(写真には写ってませんが一人だけ男性もいました)の鉄壁のサポートがあってこそのこの公演。笑顔でお客様をお迎えし、笑顔で送り出す、たったそれだけのことですがなかなか出来るものではありません。お客様から作品に対して素敵な感想を多々頂いておりますが、その感想は彼女達の貢献あってこそ生まれてくるものだと僕は思うのです。

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魔性妾三姉妹と。

メイクで別人のようになってしまった三人にやたらと話し掛け、本人であることを何度も確認する、というヘナチョコ演出家は私です(笑)

酷い悪役を嬉々として演じてくれていましたが、素の彼女達は本当に人格者だし何より優しい方々。皆さん、怖がらないで話し掛けてあげてください(笑)

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男性陣と。

一人、出演者ではない人が混じってますが(笑)

今回、男性陣の中での関わりが多々ありました。真面目なシーンなのに誰か一人が悪ふざけを始めると全員で幼稚園のようにふざけ合う。そんな光景が頻繁にあり、女性から見たら『男ってバカよねぇ』と呆れられる男性像そのものを地で行く馬鹿馬鹿しさ。それが本当に心地好く大切な時間となりました。

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# by reijiro_kaneko | 2018-06-19 21:06

終演いたしました①

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studio CAST 7th Performance 【Plaisir Coupable】全4回公演、大盛況のうちに閉幕いたしました。総勢1,000人を越えるお客様にご来場頂き、本当に沢山の嬉しいお言葉を頂戴いたしました。残念ながら観にいらっしゃれなかった皆様からも本当に多くのエールを送って頂き、支えられてこそこの舞台が成り立つことをしみじみと実感しつつ、幕を下ろすことが出来たこと、嬉しく思います。

驚いたことに観て下さったお客様の中でSNSやメール、LINEなどでとても速く感想を伝えて下さる方々が多く、愛に溢れた温かいメッセージに幾度と無く胸が熱くなり不覚にも落涙することしばしば。

その中でも思わず唸ってしまったお二方の感想をご本人の了解を得て以下に載せさせて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まるでシェークスピア劇のような幕開け。トリックスターである「良心」に導かれ、舞台は展開し、穏やかな日常が描かれる。余生を楽しむ大富豪、知能が低いけれど無垢な息子、忠実な召使たち。すべての登場人物が「良心」という砂糖菓子でコーティングされていて観るものを楽しい気持ちにさせる。しかし、3人の妾の登場以降、"Plaisir Coupable”という題名が示すように、"Plaisir”の背後にある底知れぬ闇が舞台を覆う。妾たちはまるで運命の三女神のように、登場人物を翻弄し、彼らを覆っているその甘い見せかけを引き剥がして醜い内面“Coupable”を露わにする。舞台の随所にお金の匂いがし、彼らの幸せな関係が実は「お金」という道具で繋がっていたと観る側は知るのだ。もはや「良心」が生きる場所は、そこにはない。息子が何か目に見えないもの―「良心」を掴もうとしているかのように手を差し伸べる姿、互いに騙し合いながらも相手に触れることが止められない登場人物たちの姿に救いを感じることはできる。奇しくも、先日観たパルムドール賞受賞作品「万引き家族」に作品との類似点を多く感じた。ダンスの素晴らしさは言うまでもないが、そのメッセージ性は作品の真価を発揮したものだと言えよう。
(神奈川県在住女性)



金子先生
素晴らしい公演でした‼️

先生が演じられた息子が老父に寄り添う場面に innocent soul (そんな言葉ないでしょうが)にすべてが昇華されるような慈愛を感じて…あまりにも美しく、涙腺決壊でした。
先生が意図されたコンセプトとは違っているのかもしれませんが、私には宗教画のように
見えました。
多分に今の個人的心情と、積み重ねた齢⁈のせいもあるでしょうが、
瞬時も止まずに起滅する 喜怒哀楽の波をサーフィンしてるように自分で駆け引きしてるつもりが、いつのまにかのまれて翻弄されて…
若いうちは抗ったりコントロールしたり、立ち向かう事が生きることだと思ってたような気がしますが、先生のあのシーンを観て冷たく固まっていたものが、解放され受け入れられる安堵感に包まれた気がしました。

また、3人のミューズの方々の妖艶なこと!
そして、あのドレス達❣️  脚さばきのあと 「ゆらぎ」のように遅れるドレスの裾に
身体と心の微妙なズレを感じ、余計に生々しく立体的な存在感がありました!
松田氏の影法師の様な三次元の空間を超えた存在が常に(そこにある)のを違和感なく見せてくれる衣装でした!しかし、きっと動きは大変だったかと思いますが、同じ場の異次元を見事に身体表現されて!
さらには、メイド方、執事、庭師?などのリアリティある演技力がより奥の(思い)の世界の輪郭を際立たせてくれました。
などなど、前回もそうでしたが、いつも先生の公演の時に、私は、勝手に共時性を感じてします。
先生の意図を正確に読み取れていないとは思いますが、一観客、ファンとして大いに感動し、時間を忘れて世界に引き込まれたので、「ありがとうございました!」です。

人見知りの典型的な日本人ですので☺️、出来ませんでしたが、気持ちの中では、もうスタンディングオベーションでbravo❤️を叫びたかった‼️
(東京都在住女性)



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# by reijiro_kaneko | 2018-06-17 21:01

屋敷メイド


昨日あたりから力尽きてInstagramのコピペという手抜きをしてますが、無尽蔵に美辞麗句が出てこない己に強い失望感を抱いています。

特にこのメイド達に関しては並々ならぬ想いがあるのに、頭の中に堰が出来てしまったように何も言葉が出てこないのです。

しかし、それはきっと彼女達がとても近しい存在だから必要以上に飾り言葉を並べなくてもこの気持ちは伝わってると信じているが故なのでしょう。

ここまで全身全霊でこの物語のために生きてきてくれた彼女達一人一人の顔を思い浮かべながら小屋入り前の静かな時を独り満喫しています。

今、とても幸せだよ、有り難う。

明日から二日間はどうぞ自分のために生きてください。

愛しいメイドのみんなへ。
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-14 07:51

妾三女

妾三女役の鈴木絢香はInstagramに載せた今朝の投稿で本人号泣したらしいので、これ以上あれこれ書くと調子に乗るので、その例のInstagramをそのまま貼ります(笑)

絢香、許せ!

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# by reijiro_kaneko | 2018-06-13 22:40

妾次女

本日、小屋入り前の最後のリハーサルとなります。全員が揃う夜のリハの前に僕は松田鼓童の時間を占有させて貰って最後の刷り込みをさせて貰います。

松田鼓童と言えば川島優子。そう、彼のことを僕と同じぐらい長い時間見守ってきたのが川島優子さんです。『コドゥー、大丈夫でしょうかねぇ…』『最後の最後にはなんとかしてくれるんじゃないでしょうかねぇ』『だといいですねぇ』そんな会話を何度交わしたことでしょうか?

二人とも彼に対してキツい言葉は殆ど掛けず、ひたすら冥界から見守る母のように彼を案じてきました。しかし、僕は今回我慢できずに彼を強く叱りました。その翌日の通しリハの最中、彼女は何かが決壊して号泣しておられました。

鼓童、分かってるかな…口煩くガミガミ言うだけが愛情じゃないことを。貴方の成長を静かに待ってくれている人こそ本当の愛を貴方に注いでいることを。

おっと、鼓童のことを書きたかったのではありません。仕切り直して。

川島優子というダンサーが不思議でなりません。よく言えば器用、悪く言えば冷たい。何でもサラリとこなしてしまい、クールにスタイリッシュに踊ってしまうのに彼女の醸し出す空気にはそこはかとない情感が漂っています。

この情感があるが故にどんなに冷たく踊っても其処にはちゃんと温度がある。あれ?そろそろ春かな?と感じる肌寒いけど希望が持てる温度。

その温度こそが僕が追求し続けてきた温度であり、彼女の身体から繰り出される曲線こそが僕が安心するカーヴであり、彼女の視線の先に見えているノスタルジックな風景こそが僕の見ている原風景なのです。

どうしてここまで色んなものが似ているのか不思議でなりません。

そして似すぎているからこそ距離を保ちたくなり未だに敬語で話し掛けてしまう…

きっとこの先もずっと彼女とは敬語でしょう。

だって、敬っているのだから当然です。

そしてその敬いは自分自身を大切に思う感情に還元されるのです。他人に愛情を注ぐためにはまず自分自身を充実させなければならない、その真実をいつも思い出させてくれる大切な人です。

先日のリハーサルで生まれ変わった鼓童を真っ赤な目で見つめていたUさん、貴女の目を通して僕も彼を見ていました。

ってやっぱり鼓童の話になっちゃってるじゃないか!鼓童、入ってくんなよ!(笑)
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-12 09:37

妾長女

親愛なる姐さんへ。

初めて貴女に出逢った時、僕はまだ右も左も分からない頼りない20代の駆け出しダンサーでした。そんな僕に優しい言葉をかけて下さったからこそ僕は今日までダンスを続けて来れました。

二度目に貴女に出逢った時、僕は30代半ばにして路頭に迷っていました。確かその時はダンスも中断していた時だったかと。駅のホームでバッタリ出逢って僕が一方的に今自分が置かれている状況に対しての愚痴を喚き立て、姐さんは優しい眼差しでジッと聞いてくれましたね。

三度目の再会から数年。今ではすっかり僕の作品の顔となって下さいました。昨日のスタッフ総見ではこれまでのことが走馬灯のように頭のなかで回りつつ、凛と悪女を演じて下さっている貴女の横顔を見つめていました。 

この人嫌いのへそ曲がりの面倒臭い男を20数年ずっと気にかけて下さり感無量です。

何だか、素敵です、とか、有り難う、とか、これからも宜しく、とか、そういありきたりな言葉を掛けたくないです。

だって、貴女はそんなに素敵なのにそれはやはり並々ならぬ努力の賜物であって才能の上にどっかり胡座をかいているものではなく、そんなに素敵なのにいつもご自身に懐疑的で現状に満足しないで足掻いてらっしゃるし、そんなに素敵なのに鼻持ちならない老害とは無縁で常に周囲を気遣い新人にもフレンドリーに接していらっしゃる。そんな方に馬鹿の一つ覚えのように安易な言葉は向けられません。

ひたむきに真摯に自身を磨き続ける姿勢を教えてくれた貴女に、そんな風に邁進している人に対してどう接するべきか教えてくれた貴女に、今はただただ感謝の気持ちしかありません。

これからもずっとお慕いしております。
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-11 11:59

良心

はい、本日、死んでおります。

夜行われますスタッフ総見の指示書を明け方まで書いておりまして、少し眠れはしたものの身体がボンヤリと発熱しております。

その上、この期に及んであちこちシーンの手直しを昼リハで行おうとしています。

頭も身体もちぎれそうです。

でも、Die-co★はそれを遥かに凌ぐ作業を延々とやってくれています。

出演者の皆も連日自主練してくれて格段に良くなった動画を次々に送ってくれますし、スタッフも皆さんも嬉々として動いて下さっています。

まだまだ僕は緩いです。やれること、突き詰めます。

そして、この人も今共に突き詰めてくれています。


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# by reijiro_kaneko | 2018-06-10 09:19

運転手

今日で男性五人め。男性ゲストの中では唯一初めましてのこのお方。

YOH君です。

彼のダンスはInstagramや松田鼓童作品を生で観て一方的に知っていましたが、出演依頼をするキッカケは『Hotel』を観てくれてメイド長を絶賛してくれた、ということが大きかったのです。

スタジオメンバーとしては一番古い小林佐和子演ずるメイド長を評価してくれた、それはもう僕の世界観に彼を投入しても何ら違和感は無いはず、といういつもの勘が働きかなり早い時点で彼にオファーをしました。

初めまして!の初日、良い意味で拍子抜けしました。

ステージ上の彼とは全く別人。礼儀正しい好青年、しかしどこか素朴で愛嬌もあり物腰は絹ごし豆腐ぐらい柔らかい。なのに踊ると『え?どなたですか?』と三度見してしまうぐらいギラッと狂気すら見せる。待ってました、こんなダンサーを!

去年急成長を遂げた鈴木絢香と組ませて彼女を綺麗に引き立てつつ自分もカッコよく存在出来る男性ダンサーをずっと探していましたが、彼は拍子抜けするほどアッサリとその課題もクリア。

これで26歳…末恐ろしい。

でもちゃんと26歳だったりもします。『あれ?YOH君いないなぁ…』と探すとスタジオの隅で虚空を見つめてパンをもりもり頬張っている。そのアンバランスさも含めて僕は彼が大好きです。

『大好きだー!』って言ってたら他のスタジオメンバーが『どんだけ素直なんですか!』って失笑してました。でもね、51歳でも世間体ばかり気にして大御所然と構えて、なんて絶対に嫌なんです。

だから言っちゃいます。

YOH君、大ファンです!
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彼の衣装についてはひと悶着ありまして、Die-co★がそれについては上手に書いてくれてますのでこちらを読んでみてください。



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# by reijiro_kaneko | 2018-06-09 09:40

庭師

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四番目の登場となりました『庭師』を演じる森 政博君です。

ちょっといつもと趣向を変えて今日は語り口調でお届けします。

親愛なるモリマサ。

君と出逢ってもう10年ぐらいになるかな…前回出演してくれて、また是非俺の作品に出たいと言ってくれてから早7年。こんなに間が空いてしまったこと、正直俺はとても不安だったんだ。君の気持ちが変わっていないか、君の俺に対する評価が変わってしまっていないか、俺は果たして君をちゃんと輝かせる演出が出来るようになったのか…

でも、蓋を開けてみたら7年前よりもより親密に話せる君がここにいた。本当に嬉しいよ。

君も俺も王子様タイプではないし、どこかキワモノな立ち位置だから何だか妙に親近感を頂いていてね。おっと、失礼。キワモノ、は俺にとっては最高の褒め言葉なので許してくれ。

およそ、そんな風に踊る人だとは一見想像し難い風貌と体格の君が、エレガントに切なく宙を舞う姿と空気がたまらなく愛しいんだ。

今作では物語の『善』の役割を担ってくれている訳だけど、どうしても俺は君に悪役は押し付けられなかった。今は役柄的に無精髭を伸ばしてもらっているから毎日職質されていないか心配しているけど、まったく世の中の常識は往々にして間違っているからね。君のような髭ボウボウのむさ苦しい男の瞳の奥をちゃんと覗き込んでから話し掛けて欲しいものだよ。

君の眼差しの先に見えているノスタルジックで愛に包まれた光景を俺もいっしょに見たいと思いつつ、なかなかそれは難しかった。しかし、今回あちこちのシーンでジャレ合いながら一瞬だけど『それ』を見せて貰っているんだよ。

本番では『それ』を俺だけにではなく、是非お客様に見せてあげてくれるかい?

宜しく頼むよ、兄弟!
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-08 11:27

バカ息子

今日は自分の紹介なので簡単に。


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# by reijiro_kaneko | 2018-06-07 09:48

イカサマ紳士

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平野亙(ワタル)さんと出会ったのは去年の3月。『Hotel』のリハーサルで初対面といういささか無謀とも言える出会いでしたが、何故こうも好みドンピシャの方をご紹介下さったかと後述します荒川江理子さんの目利きの精度に感服したのです。

彼を一言で表すなら『イカサマ紳士』。

去年の『Mr.ダンディ』もハマり役でしたが
今年は更に突き詰めて『端っこで薄ら笑いを浮かべて立っているだけなのにどうしても目が奪われてしまう端正で狡猾でエロティックな執事 』の役に抜擢させて頂きました。

本作『Plaisir Coupable』には僕の作品には珍しく悪役が登場します。きっと観て頂く皆さんの目には亙さんとは違うメンバーが悪役に映るかもしれませんが、真の悪役は彼なのです。

派手なアクションこそ無いものの彼が深い洞窟のような目で共演者をじっと見ているその視線に当たると心の底からゾッとします。

そうなんです。今回のテーマのひとつに『視線』があります。絡み合う視線、背中に突き刺さる視線、そして虚空を見ている視線…

長年動きを量産してきましたが、本作では視線も重要な動きの要素として大切に演出しています。亙さんはダンスの人ではありますが、ご自身でお芝居の作品も創られる方。やはりそういう方だからこそ、彼が放つ視線にはただならぬ説得力があるのです。

作品が成熟するにつれ、闇雲に動きだけを洗練させていくことにどんどん興味が無くなり、今は彼と『ここはどんな佇まいで在れば効果的に見えるのだろうか?』と論議を戦わせることが楽しくて仕方ありません。そして出来上がったシーンに彼をポンと投入した瞬間にガラリと印象が変わる職人芸に感嘆の声を何度も上げてしまいました。

それを他のメンバーが瞬時に察してすかさずキャッチボールが始まる。この上ない幸せな時間でした。

きっと本番前日もまだまだ拘り続けてとてもスリリングな状態で本番を迎えることになるのでしょう。いつも本番は寂しい気持ちで迎える僕ですが今回はそんなことを言ってる暇は無さそうです。進化し続ける作品を楽しみ、共演者の皆さんを慈しみ、観て下さる皆様に『本当のライヴ』をお届け出来る確信を抱いています。

こんな心境になれたのは初めてです。

亙さん、大きなギフト、ちゃんと受け取ってますよ。
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-06 23:32

大富豪

去年も一人一人ご紹介しましたが、今年もDie-co★の直筆によるイラストと共に出演者をご紹介いたします。

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トップバッターはこの方。studio CAST の公演にはなくてはならない御方です。

芳賀正次さん。

一度共演したダンサーは一瞬で彼を好きになってしまうカリスマ性のみならず、周囲への気遣い・作品に対する献身度・そして何よりもセンターを嫌味なく埋めてくれる存在感。

ご存知の方も多いとは思いますが念のため。彼は本職はダンサーではありません。僕が気が向いた時にだけ創る作品でのみダンサーになってくれる幻のダンサー、いえ、舞台人なのです。

今回、彼にはいつもにも増して大変な役を担ってもらうことになりましたが、参考文献や映画を片っ端から研究してくれてどんどんその在り方が変わってきています。ダンサーとしてきちんと踊ってその研ぎ澄まされた肉体を誇示することは当然の仕事ではありますが、彼の場合はそこに完璧な作品の理解が乗ります。いつものことではありますが、ああでもないこうでもないと彼がトライしている姿には頭が下がります。

もう数えるほどしかないリハーサルで彼はまたひとつ爆弾を仕掛けてくれることでしょう。それに気付いた共演者達がハッとし、彼等の演技も根底から覆され、さざ波のように押し寄せる変化が作品を生まれ変わらせる瞬間を目の当たりに出来ることが楽しみでなりません。

ご本尊、いえ、主人、いやいやいや、そういうのじゃなくてここは親しみを込めて呼ばせて頂きます。芳賀ちゃん、いつも有り難う。大好きです、なんて陳腐な言葉は掛けたくないです。来世でもまた一緒に何かやれたら嬉しいです。

ってやっぱり死んじゃう話になってます(笑)

あぁ、駄目だ、書いてて涙腺決壊してしまったので今日はこの辺で。
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-05 09:52

『愛をあるだけ、すべて』

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制作会社さんからお心遣い届きました。

Kirinjiさんの新譜『愛をあるだけ、すべて』。

シングル『時間がない』MVに出演させて頂いた贔屓目で言うのではありません。本当に素晴らしいアルバムです。J-pop嫌いのこの僕が言うのです。この音楽は本物です。

歌詞も曲調も声もアレンジも何もかもが好みなんです。

正直なことを申しますと、Kirinjiというアーティストを名前だけはどこかで聞いたことはある程度の認識だったのです。彼等の楽曲を何一つ聴いたことがなく、オファーを受けて慌ててYouTubeで検索しまくる、という有り様。

それが今じゃ自宅でずっとヘビーローテーション。

今日も怒濤の一日でした。どうしても納得出来ないシーンがひとつだけあり、曲も構成も思い切って大工事して生まれ変わらせ、作品全体がようやくスッキリと見渡せるようになって頭の中に霞のように漂っていた不穏なものがスーッと消えていきました。

Kirinjiを聴きながら本当に久しぶりに健やかな夜を迎えています。

やはりどうしたって、no music, no life なのです。

あ、そうそう、嬉しいツイートを見つけました。


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# by reijiro_kaneko | 2018-06-04 00:56

エスプリ

公演のことばかり書いてきたので今日は基本に立ち戻って。

昨日の中野スタジオのレッスンから曲を変えました。


Alexandre Tharaudというフランスのピアニストさんが同じくフランスの伝説的シャンソン歌手Barbaraに捧げたトリビュートアルバムをリリースしていると少し前に知って、チラチラとYouTubeで聴いているだけで満足していました。

しかし、Vanessa Paradisのこの歌を聴いて猛烈に購入したくなり金曜日の長距離移動の合間にタワレコに寄り買い求めました。


シャンソンほど日本で誤解されているジャンルは無いと思うのです。『エスプリ』という言葉がありますが、日本語の『ワビサビ』と同じぐらい理解され辛いニュアンス。シャンソンこそエスプリであり、字余りの歌詞を声を張り上げて熱狂的に歌うばかりがシャンソンではなく、こういうどこか稚拙で儚い歌い方こそシャンソンの醍醐味であると僕は考えます。

父がフランス語の通訳をしていた時期もあったせいか幼い頃家ではシャンソンが頻繁に流れていました。その中には勿論エディット・ピアフのような熱唱型の歌手もいましたが、僕はどちらかというとイヴ・モンタンのような歌手の歌にうっとりとしていたそうです。その耳は大人になった今でも変わりません。

昨日はシャンソンなど耳馴染みの無いメンバーばかりを相手に終始『はい、シャンソンですからもっと力まずに!』と語り続け皆を翻弄しましたが、そこは毎度の無茶ぶりに耐えているメンバーですので最後の頃にはだいぶ素敵に仕上げてくれるまでになりました。

余談ですけど、僕は『頑張ろう!ニッポン!』が大嫌いです。余計なお世話だっつうの…と感じてしまうヘソ曲がりです。同じくヨサコイや情緒のない強めのジャズダンスも大嫌い。正直でほんとにごめんなさい。でも誤解しないでください。『そんなもん、世の中から無くなればいいのに!』なんて1㎜も思いません。ただ僕がやりたくないし、嫌いだという感想なだけです。

そして、割りとそういう頑張ろうニッポン的なものが世の中には多いから、こういう枯れて儚いものを愛でる喜びを知るチャンスを提供する教師が居てもいいかな、と思っています。

公演前でどんだけ盛り上がってるんでしょう!きっと泣きのJ-popとかでギュンギュン踊る振り付けに違いないわ!と勝手に誤解してレッスンにいらっしゃる皆様、期待を裏切ってごめんなさい。公演への意気込みなど微塵も感じられない死にそうな曲でふんわり踊って頂きますので。
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# by reijiro_kaneko | 2018-06-03 08:25

念願の出演

今日は写真がイッパイです!

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長年の夢の一つであった『マジメイト放送部に出演!』がやっと叶いました。しかも何だか上げ膳据え膳の扱いで、なのに本人、いつもと変わらずふわ~っとしてます。緊張のカケラもありません。人前に出る者としてこれはいかがなものか…(-_-;)

でも本当に楽しく有意義なひとときを過ごさせて頂きました。公演前のともすれば殺伐としがちな日々の中で大好きなアメリカン・カール(猫)をプレゼントされたらきっとこんな感覚だろうなぁという幸せに浸れました。

大槻さん、有り難う!

そうそう、大槻さんとは意外とお付き合いが長いのです。もともと光が丘IMAホール企画『Light』シリーズで制作をなされていて、何度かお話しているうちに本公演の際は是非お願いしたいとラブコールを送り続けるようになり、去年の『Hotel』でその夢が叶いました。

パフォーマンスユニット・マジメイトのキーパーソンとして活躍される傍ら、こういう公演の制作も引き受けて下さる才女なんです。この人、不得意なこと無いんじゃないだろうか…?と思うくらいなんでもこなすしその仕事ぶりは簡潔明瞭にして美しい。

『Plaisir Coupable』の初演を光が丘で見守って下さった彼女がこの再演も見守って下さること、言葉に出来ないくらい嬉しいんです。

なのに、せっかく出演させてもらったこの『マジメイト放送部』、僕は至ってフツウのテンション。こんなんなのにどうして大槻さんに嫌われないのか謎です。

まぁ、僕がブチブチ言っても仕方ないのでどんなことになっているかは皆さんの目で確かめて頂くことにしましょう。


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# by reijiro_kaneko | 2018-06-01 21:06

梅雨前に徒然と

公演の方は少しずつキャンセルが出て追加注文が来て、という感じで依然としてソールドアウト状態が続いています。

キャンセル待ちで申し込んで下さった皆様、お待たせして申し訳ありません。キャンセルが出次第順次ご連絡させて頂きます。

なお、16日13:00の回にてキャンセル待ちご予約をされている方々が既に数名いらっしゃいますが、この回はほぼ絶望的と言ってもいいぐらいキャンセルが出ません。もし、他の回でも大丈夫な方はお早めに変更お願いいたします。

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高円寺に引っ越してきて11年と数ヶ月。いよいよ手狭になってきてどうしたものか?と考えあぐねていたらラッキーなことに同じマンションの別の部屋が空いたとの情報。今までより一間多く窓も増える。これは逃したら後悔すると思い、ほぼ即決で物件を押さえて貰いました。

昨日、管理会社と契約をしてきましたが、そこでこんなエピソードが。

『何をされている方なんですか?』
『ええ、舞台を近々創ります』
『あ、拝見しました、座高円寺でやられるとか?』
『うわ、ご存知でしたか』
『ダンスの舞台なんて私共のようなしがないサラリーマンに取っては最も縁遠いものです。興味はあってもお金を払ってまで観たいかと言われると失礼ですがそうではないんですよ』
『フツウそうですよねぇ…』

近々公開されるとあるインタビューでも僕は語っておりますが、『ダンスに興味がない方々にも楽しんで頂ける舞台を創ることが信条』と言いつつも、『お金を払ってまでダンスを観たいと思わない』それが世論というものです。今まで観たことが無かったのに急に観ることになった、そんな方はきっと無理やりお付き合いでチケットを買わされた不運な人か、よほどの物好き、でしょう。

ここをマーケティングせずして、『ダンスでみんなを幸せにする!こんなに身も心も削って創ってるんだから楽しくないわけがない!みんな絶対後悔させないから観て!』などという理想論と青い青年の主張を恥ずかしげもなく披露するには若干歳を取り過ぎました。ですから、今回もご縁あって観て下さった皆様が友人親戚縁者に『なんかよく分かんないけど興味深い舞台を観たよ。あなたも一度観た方がいいかもしれない。』と世間話の片隅にご紹介下さり、ジワジワとこの変態な世界観が広まっていったらいいなぁと少しだけ思います。

ええ、夢なんて抱きません。1000人観て下さったら3人に口コミで広がれば恩の字です。

最後にお目汚し。

やっとアートディレクション部からお許しが出て髪を切ることが出来ました。もうすぐ梅雨に入るこの時期、ちょっとでも髪が伸びると苦痛でしかありません。しかし、他の出演者はもっと過酷な要求を出されて堪え忍んでいます。あと二週間、僕も頭頂部を育てます。どんな変なヘアスタイルになるのかどうぞご期待くださいね!
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# by reijiro_kaneko | 2018-05-31 22:41

喧嘩上等

僕の舞台になくてはならないもの、それはやはり信頼の置けるダンサーの皆さんであり、心をそっと動かす音の数々であり、それらを包み込んでくれるハイセンスな照明であり、陰でそっと見守ってくれる舞台監督であり、フライヤーやパンフレットの絵やデザインを描いてくれる才能豊かな面々であり、当日お客様を優雅にご案内してくれるお手伝いの皆さんであり…

どれが一つ欠けても成立しない大切な要素です。

その中でも異色な要素が衣装です。

普通のダンス公演だったら、ダンサーの動きや存在感を邪魔しないシンプルな衣装が常套句だと思いますし、奇抜なデザインのものがあったとしても言い方は悪いですが身内受けに終始してしまいがち。

かく言う僕もこの人に出会っていなかったら何も知らずしてそれこそ衣装をファストファッションで間に合わせて悦に入っていたかもしれません。今考えるとゾッとしますが。

studio CASTの本公演には第1回から第3回まで関わってくれて、途中彼が超多忙になってしまったため二回ほどお休みし、昨年の第6回公演『Hotel』から復帰しその絢爛豪華な世界観を存分に発揮して貰いました。

彼の素晴らしいところは『ダンサーに喧嘩を売る』ということなのです。

決して動きにくい訳ではないのですが、彼の衣装を着こなし捌くためにはダンス以外の技量が求められます。それは『所作』であったり『時代考証を理解する』であったり『衣装を衣装として着ない』感覚であったり『自らの身体を衣装に合わせるセンスと努力』だったり。

ダンスの世界だけに生きていると、いかに肉体表現を極めるか?いかに感情表現を追求するか?いかにセンスの良い振付を施すか?ばかりに思考が向いてしまい、外界からどんどん引き隠り、結果一般の方々と疎遠になってしまいがちです。『映画は気軽に観れるけど、舞台、特にダンス、とりわけコンテンポラリーダンスなんてわざわざお金を払って観たいと思わない。』それが世間の多くの声です。

『そんなんだから日本の文化レベルがいつまで経っても上がらねえんだよ。勉強しろっつうの。』という声をダンサー仲間から聞くこともあります。でもそれで良いんでしょうか?

確かに今回のようなベル・エポックの時代のお話を題材に取り上げた作品を上演するとなると、当時の文献を読み漁りその時代を再現した映画を鑑賞し徹底的に勉強しなければ時代考証のつじつまが合わなくなる。平行して振付作業も進めるので頭も身体も大混乱。本当に面倒でしかないのです。

しかし、それを『面倒』と思ってしまったら表現者として片手落ちの怠惰な人間に堕ちてしまいます。僕はそんな人間には絶対になりたくない。

今回も大赤字です。でも拘るだけ拘ります。それでお客様が豊かな時間を過ごして頂けるならこの身が滅びようとも後悔はありません。

誤解なきよう申し添えますが、僕は『民衆の元に降りて行く』つもりなど毛頭ありません。しかし、『高い所から啓蒙する』つもりも微塵もありません。

ありとあらゆる素材をブレンドし、皆様がお好きなように解釈し、『あぁ、生きてて良かった!』と思える舞台を創ることに専念しているだけです。

最後になってしまいますが、僕に豊かな人生を取り戻させてくれたこの方をご紹介します。


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# by reijiro_kaneko | 2018-05-27 11:01

完売御礼m(__)m

お陰様で本日前売りチケットは完売いたしました。
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当初の目標でした『本番一ヶ月前完売!』から少し遅れはしたものの、本番三週間前にソールドアウトという長年の夢を実現出来たので、これで心置きなく演出に専念できます。

今後のチケットご予約に関しましては、キャンセル待ち・先着順の条件付きご予約システムに移行いたします。現在若干名お仕事やご家庭のご都合でキャンセルされるお客様が出ています。あと三週間ありますのでまだ動きがあるかと思います。お申し込み先着順でキャンセルが出次第ご連絡を差し上げる、という形でご了承頂ける方はどうぞご連絡お待ちしております。

キャンセル待ち受付メールアドレス↓

castcontemporary@yahoo.co.jp

昨日、劇場ロビーを下見に行って来ました。物販を充実させる今回の公演ではロビー周りも重要な演出効果のひとつ。あちこち計測し、何をどこに置くか首脳会議をしました。
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物販の内容は、『Hotel』DVD、フライヤーのイラストがプリントされたTシャツ、そして衣装担当のDie-co★のオリジナルブランド『Die-co★couture』から新作アイテムを数点。

上演前・終演後、是非お手に取ってご覧ください。数に限りがあるのでありますので『イイね!』と思ったら即お買い求め頂くことをお勧めいたします。

首脳会議の後はもうひとつの極秘打ち合わせへ。

昨年、『Hotel』の受付統括をお願いし、その完璧な仕事ぶりに惚れ込んで今回も同じお仕事をお願いしている、パフォーマンスユニット・majimeito(マジメイト)のリーダーでもある大槻さんとDie-co★の3人で真剣に話し合いました。

と言いつつ、終始和気あいあいを越えて軽く宴会状態に。本当に心から楽しく豊かな時間を過ごすことが出来ました。彼女の話を聞き出す才能には脱帽です。下手なテレビ局のインタビュアーなんかよりよっぽど素晴らしいです。でもね、本職にはして欲しくない。今のままの大槻さんで居てね、とエールなんだかよく分からない言葉をかけました。

この打ち合わせの模様は後日もしかすると皆様のお茶の間でご覧頂けるかもしれません。どうぞ淡い期待を持ち続けてください(笑)

最後になりますが、大槻さんがこんな嬉しいことを仰ってくださいました。

『礼二郎さんの創る世界は、コンテンポラリーと謳ってはいますが全く小難しくて理解できない物でもないし眠くなってしまう物でもありません。ダンスや舞台に興味のない方々が観ても楽しめる珍しい舞台だと思います。何が楽しいのかは上手く説明が出来ませんが、とにかく訳が分からないままにいつの間にか楽しんでしまう舞台です。』
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# by reijiro_kaneko | 2018-05-25 16:35



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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