こんにちは。
今年のいやらしい風邪と戦って早二週間、依然として喉の痛みと咳、そして微熱に悩まされております。皆さまもどうぞご用心下さいね。
さて、10月はこのアルバムから我が人生のテーマとも言えるバッハ先生の名曲と共に動きを紡いで頂きたいと考えております。
Goldbelg Variations(ゴールドベルグ変奏曲)は元々チェンバロのために書かれた曲で、グレン・グールドがピアノでの演奏をしたことでピアニストもこぞって取り上げるようになり、弦楽合奏盤も珍しくはなくなった、という経緯があります。
グールドの呻き声が入った名盤をよく聴いていた耳にはこの紀尾井シンフォニエッタによるアルバムは本当に新鮮で今までに無い感覚を呼び覚ましてくれました。
秋のスタジオ・パフォーマンスでは僕のソロでご披露いたしますが、どうせなら皆さんとも分かち合いたいと思い金子ヘルシー倶楽部のレギュラークラスでも10月の課題曲にしてしまいます。
デジタルな音とは異なり、完全にアナログな人間の体温まで感じられるような音ですので、とても丁寧に紡ぐように踊って頂きたいと願っています。
びっくりするようなド派手なテクニックは盛り込みませんが、体幹から蠢き揺らぎ絞り出すムーブメントが続きますので、またもや汗だくは必至かと思います。
そんな訳で、10月も金子ヘルシー倶楽部はヘルシーになって頂きます!(笑)