本日もダブルヘッダー・リハーサルから無事生還しました。
毎週末、今日こそ死ぬかもしれないと微かに覚悟を決めながら出掛けてゆきますが、人間そう簡単には死ねないようです…
今日は、もう既に完成しているナンバーの手直しを隅々まで入れ、メンバー各自がハッキリとした目標を持って来週のリハーサルまでに自主練習が出来るようにと課題を伝え、一方では本公演の18曲中11曲目となるナンバーに着手し、とりあえず全ての振付をメンバーに渡すことが出来、たちの悪い便秘が解消したかの如く晴れやかな気分で帰宅。
産み落とすまではあんなに黒雲が立ち込めていた頭が新しい刺激を欲するのでYouTubeをひたすらサーフィンしていたら…
こんなアーティストに出会ってしまいました。
曲はBeyonceの『Halo』という元曲をPeter Katzというカナダ人のシンガーソングライターがカバーしたもの。
元曲の力強いド演歌調のニュアンスはどこへやら、ジェイコブス・ラダーが見えるような透明感がありながら深淵な世界を見せてもらいました。
実は昨晩、この同じ曲をオーストラリアのテノール歌手がカバーしているのを観たばかり。その衝撃をいとも簡単に上書きしてしまう、それもこの二日間で、という状況にいささか恐怖すら感じています。
吐き出したら次に間髪入れず新しい情報を注入するシステムがこの身体に備わっているらしいことはだいぶ前から気付いてはいましたが、そのスピードが加速している様子。
アンテナはこの映画も拾いました。
明後日(もう明日、になるのですね)、時間が取れそうなので早速観てきます。全国で三館のみの上映、というのもヘソ曲がりにはたまらない条件。
最後の写真はこれまたスッキリした脳が受け入れた公園の遊具。この子を造った方に是非ともお逢いしたいと思いました。