新卒で入社し、三年とちょっとしか働かずに辞めた会社の同期の一人が定年退職を待たずして小田原にカフェを開くために辞職し、昨年末素敵なお店をオープンさせました。
その名も『good music and life.cafe ももすけ』
だいぶ長いし某有名CDショップを彷彿とさせる店名ですが、ちゃんと最後に愛犬の名前を入れてるところなんざ気が利いてます。
僕は残念ながら伺えなかった昨年末のオープニングパーティの告知がこちら。
表に貼り出す今日の店主の一言は流石もとコピーライターらしく毎回クスリとさせられます。
『good music and life』と詠っているだけに店内は『ここ…CDショップじゃねぇ?』と戸惑うほどの量の壁一面のCDが出迎えてくれます。
店主はグルメと過労が祟って一度救急車騒ぎになったほどの美食家ゆえ、ランチタイムの料理は全て主のお手製で味も好評なんだとか。
明後日を逃すと6月末までどこにも行けないほどの超過密スケジュールなので、思い切って訪れることにしました。開店祝い持参で。
彼は去年の『Hotel』も小田原からわざわざ観に来てくれ、選曲をいたく気に入り今後色々教えてくれよな、と言い残し帰ってゆきました。しかし、彼がFacebookに次々に上げるお勧めCDは南米系のボサノバ・フォークロア・エレクトロニカがメインで、しかもそれらが僕が今まで触れたことのない領域でありながら好みのツボをどんぴしゃ押さえてくるものばかり。
そんな批評家レベルで音楽を聴き込んでいる人にどんなものを上げたら喜んでくれるのか…とても悩みました。
で、決めたのがこちら。
前者は秩父のタクシードライバーなのに本物のボサノバを聴かせてくれる御方。
後者は『もう一枚何か僕のセンスど真ん中で選んだモノで彼をギャフンと言わせたい』という挑戦状的な一枚。
晴れた日にはTaxi Saudadeを、雨の日にはOttoを是非BGMでかけて欲しいなぁと願っていますが、こればかりは店主の好みがありますからお蔵入りになってしまうかもしれません。
では明後日、レポーター金子、行って参ります。グルメ&音楽レポート、お楽しみに!