公演の方は少しずつキャンセルが出て追加注文が来て、という感じで依然としてソールドアウト状態が続いています。
キャンセル待ちで申し込んで下さった皆様、お待たせして申し訳ありません。キャンセルが出次第順次ご連絡させて頂きます。
なお、16日13:00の回にてキャンセル待ちご予約をされている方々が既に数名いらっしゃいますが、この回はほぼ絶望的と言ってもいいぐらいキャンセルが出ません。もし、他の回でも大丈夫な方はお早めに変更お願いいたします。
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高円寺に引っ越してきて11年と数ヶ月。いよいよ手狭になってきてどうしたものか?と考えあぐねていたらラッキーなことに同じマンションの別の部屋が空いたとの情報。今までより一間多く窓も増える。これは逃したら後悔すると思い、ほぼ即決で物件を押さえて貰いました。
昨日、管理会社と契約をしてきましたが、そこでこんなエピソードが。
『何をされている方なんですか?』
『ええ、舞台を近々創ります』
『あ、拝見しました、座高円寺でやられるとか?』
『うわ、ご存知でしたか』
『ダンスの舞台なんて私共のようなしがないサラリーマンに取っては最も縁遠いものです。興味はあってもお金を払ってまで観たいかと言われると失礼ですがそうではないんですよ』
『フツウそうですよねぇ…』
近々公開されるとあるインタビューでも僕は語っておりますが、『ダンスに興味がない方々にも楽しんで頂ける舞台を創ることが信条』と言いつつも、『お金を払ってまでダンスを観たいと思わない』それが世論というものです。今まで観たことが無かったのに急に観ることになった、そんな方はきっと無理やりお付き合いでチケットを買わされた不運な人か、よほどの物好き、でしょう。
ここをマーケティングせずして、『ダンスでみんなを幸せにする!こんなに身も心も削って創ってるんだから楽しくないわけがない!みんな絶対後悔させないから観て!』などという理想論と青い青年の主張を恥ずかしげもなく披露するには若干歳を取り過ぎました。ですから、今回もご縁あって観て下さった皆様が友人親戚縁者に『なんかよく分かんないけど興味深い舞台を観たよ。あなたも一度観た方がいいかもしれない。』と世間話の片隅にご紹介下さり、ジワジワとこの変態な世界観が広まっていったらいいなぁと少しだけ思います。
ええ、夢なんて抱きません。1000人観て下さったら3人に口コミで広がれば恩の字です。
最後にお目汚し。
やっとアートディレクション部からお許しが出て髪を切ることが出来ました。もうすぐ梅雨に入るこの時期、ちょっとでも髪が伸びると苦痛でしかありません。しかし、他の出演者はもっと過酷な要求を出されて堪え忍んでいます。あと二週間、僕も頭頂部を育てます。どんな変なヘアスタイルになるのかどうぞご期待くださいね!