【礼二郎のつぶやき】

晩夏のお勧め

とても久しぶりにお勧めCD紹介なんてことをしてみたいと思います。

しかしその前に言い訳を少しだけ。

先代のパソコンがまだサクサクと動いていた頃はよくやってたんです、CD紹介をね、嬉々として。しかし、動作が重くなってしまいパソコンを開くことすら面倒になってから数年間、紹介はおろか今クラスで使っている曲名すら覚えることも拒否。

こんなに趣味の良い音楽を沢山クラスで流して下さる先生なのに、興味がある人はすかさずShazamで勝手に調べなさい、なんてあまりにも自分勝手で酷い仕打ちだわ~(T-T)とシクシク泣いていらっしゃった皆様、これからは気が向いた時にこうやって少しずつご紹介しますので、そんなことを言いつつも絶対あの人は飽きっぽいからまた数年放置するかもしれない…とハラハラしながら、ごくたまに紹介されるCDを店頭で注文し到着まで数週間待たされ、いざ手に取ってから大切に数年愛聴しつつお待ちくださいね。

さて、今回は『晩夏』に似合う三枚をご紹介しましょう。

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【Kenmochi Hidefumi / Tiger Lily】

彼の他のアルバムの曲を2009年の公演で使ったことがあります。その本番の音響を担当してくれた音響さんから鼻息荒くアーティスト名を教えろ!と迫られたのをよく覚えています。

どんな音楽か、と一言で申しますと、『トライバルでバレリアックでカラフルなアコースティック・エレクトロニカ』です。一体何を言っているのか自分でもよく分かっておりません(笑)

分かりやすく表現すると、所謂ノリ系のクラブミュージックではあるのですが、ピアノやギターの生楽器の音色を損なわないミキシングを施しているので複雑且つ高揚感のあるリズムに押し潰されることなく美しいメロディーを聴いていられるのです。彼は個人名義ではこのアルバムを含め四枚リリースしていますが、その中でもこちらの『Tiger Lily』は秀逸です。無性に車を飛ばして(残念ながら車を所持しておりませんが)海へ行きたくなります…

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【Till Bronner / Blue Eyed Soul】

このアルバムを購入したのが10数年前。当時は本当に衝撃を受けました。ジャズなのにエレクトロニクスを駆使し、それでいてまるでコンピューターで作り出したようなトランペットの音色が実は殆ど加工されていない生の音だと知って更に衝撃。敷居が高かったジャズというジャンルにふんわりと馴染ませてくれたのも他でもない彼でした。

チェット・ベイカーに似ていると評されるその音色は、チェットよりも小粋でスパイシー。彼の歌声もまたチェットを引き合いに出されることが多いですが、Tillの方が飾り気がなく朴訥とした男性的な味わいだと僕は思います。

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【Jamie Isaac / (04:30) Idler】

既出の二枚は割りと昔のアルバムですが、こちらは出来立てピチピチホヤホヤです。

一言で言うなら、『Maxwellの淫靡さとSadeの孤高のリリシズムとDonald Fagenの厭世感をミキサーにかけてスムージーにした感じ』でしょうか…しかしまたまた何を言っているのか自分でも全く分かりません(笑)

こんなことを言ったら誰も食指をそそられなくなってしまうと思いますが、僕はどうしても彼の音楽はポリバケツの中で体育座りで蓋にポツポツと当たる雨の音を恨めしく聞き続けている感覚が湧いてきます。

トタン屋根したのガレージじゃダメなんです。狭いポリバケツじゃないと彼の音には似つかわしくないのです。

ほんとに僕は何を言ってるんでしょう…

『ほんと?そんな音楽なら是非聴いてみたいわ!』という変人の皆様、是非お近くのTSUTAYAへお急ぎください。

今回は偶然にも全て男性のアーティストとなりました。僕にとって『晩夏』は男性形容詞なのかもしれません。

では皆様、よいお盆を。
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by reijiro_kaneko | 2018-08-10 11:26
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ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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