初めてパーソナルトレーニングというものを受けてみました。
(画像はイメージです)
ただ無闇にガタイをデカくしたいのなら、ゴールドジムに出向いてそれこそボディビルダー級のトレーナーさんを選んだでしょう。
しかし、この歳でそんなことをしたら絶対に身体壊れますし、踊るために相応しい身体ではなくなってしまいますので、数年かけて入念に下調べをして何度も話をしてフィーリングも知識もバッチリ合う方を探し当てました。
初回なので本当に基礎の基礎を何度も丁寧に教えて頂き、自分の弱いところを瞬時に見抜かれて徹底的にその部位を痛め付けて下さった結果…
今朝は酷い筋肉痛で腕が上がりません。
Tシャツの脱ぎ着がままなりません。
吊革に掴まっていると腕が痺れます。
はい、私、『広背筋』がとても弱かったみたいです。
伸展させていく動きに対してはどこまでも心地好く筋肉が反応するのですが、収縮させる動きに対しては情けないぐらい反応が弱く、それ故に懸垂や肘を脇に寄せた腕立て伏せは今まで避けて生きてきました。
しかし、昨日、彼は満面の笑みでこう告げたんです。
『暇さえあれば懸垂してくださいね』
鬼、です。
でも有難い鬼です。
そして、鬼が神様に見えた出来事がありました。
最近ずっと右腰が痛くてダンスにも支障を来すほどの症状を抱えていたのですが、彼に冷笑を浴びせられながらひたすら懸垂をしていたら…
治ったんです、腰痛が。
『広背筋が弱いので腹筋が正しく使えず腰椎が固まってしまってるんですよ』
心の中で彼に向かってそっと手を合わせていました。
再来週にまたトレーニングをお願いしています。宿題を一つ頂きました。あまりに無様だった懸垂の一種なんですが、『二週間あれば出来るようになってますよ』と言われてしまったので頑張ります!