ご報告が遅れました。1月のstudio CASTのレッスンはこの曲にて振付を施しております。
数年前に一度振付をしてみた曲ですが、今回リベンジでリトライしてみました。昨日、年明け一発めのレッスンにて出来立てホヤホヤの振付を試してみたところ、かなり納得がいく手応えを得ましたので自信を持ってこのまま1ヶ月皆さんには頑張って頂くことにします。
それにしても昨日の皆さんの様子は趣深かった…
前半、疑心暗鬼な目の嵐。全く心地よくないムードのまま、暫く曲も聴かされず黙々と動きを追う。それも、普段慣れていないカチカチと速く動くモチーフの連続に前頭葉は破壊され、これはもう考えても無駄だと諦めガムシャラに動きを身体に叩き込む…
そして、いざ曲を聴かされてなお動きと曲が合わないことに強いストレスを抱え、動きの精度を上げるために投げ掛けられるアドバイスに混乱し、瞳孔は開きっぱなしで猪突猛進。
でも、最後には何とかなっちゃうんです。
ご本人達は決して素敵に踊ってる達成感など微塵も感じていらっしゃらなかったとは思いますが、こちらから見ている限りよくぞあんな小難しい振付を頑張って覚えて下さった!と感動しておりました。
長く通ってくれていて以前同じ曲で踊ったことのあるメンバーにとっては、以前と同じモチーフの部分は平和に踊れるのに改訂された切り刻む動きに関しては相当戸惑っていたようですし、最近参加されるようになったメンバーにとってはイメージも湧かなければカチカチした中にもちゃんと存在する連続した動きを理解も出来ず癖の強い歌い方に心地好く身を委ねることも出来ない殆どトラウマ経験とも言える過酷な体験をされたことと思います。
でもね、人間、やれば出来るんです。
どんなに『無理!』と感じたことも丁寧に諦めずに繰り返し練習すれば出来るんです。
戦士達のレッスン後の晴れやかな後ろ姿を見送りつつ、今年はこれまで以上に妥協せず無理難題を投げ掛け、それでいて投げ掛けっぱなしにせずその責任はきちんと取れる指導をさせて頂こう!と固く心に誓いました。
さあ、まだ新年のご挨拶が出来ていない皆様、まだ初めましても交わせていない皆様、いざ鎌倉へ!
あ、間違った、いざ中野へ!