意味の分からないタイトルにて始まりました今回は僕の好きなダンスのタイプについてダラダラフニフニと語ってみたいと思います。
あまり「この人好き〜」というダンサーははっきり言っていません。というよりそういう見方をしないというべきでしょうか?「この演目のこの役での彼はいいけど、あの役はうーん、、、」みたいなシチュエーションが全てなのです。
きちんと与えられたポジションにハマりながらも、独特の味を出しささやかに主張するダンサーはタマりません。意図的にそう狙っている人も好きだし、天然?っていう人も好きです。
今までにおおーっと感動したダンサーは「アパルトマン」のニコラ・ル・リッシュとセリーヌ・タロン、「SWAN LAKE」のアダム・クーパー、「ザ・カーマン」のオトコ臭いあの人(すいません、名前わかりません)、「Singing In The Rain」のジーン・ケリーとドナルド・オコーナー、「フォッシー」のケン・アラン、「Smoke」のシルヴィ・ギエム、てなとこでしょうか。映画だともう数え切れないので挙げるのはやめますが、脇役に心奪われること多いんですね。
話変わりますが、今月は水曜夜、金曜、日曜の振りが大体同じで曲とニュアンスが違うという変化球を投げてます。「この曲だとこの振りにアクセント音がちょうど当たるけど、この曲だと無音になっちゃう〜、どうしよう〜。でもそれもまた一興ね。うふふ。」的な楽しみ方をするも良し、カウントの取り方の違いに戸惑いながらも堕ちていくイ・ケ・ナ・イ・ワ・タ・シ、を愉しむも良し、曲を変えることにより活性化される脳の働きを冷ややかに見つめるも良し、です。
なんでこんなやり方をしてるかっていうとね、上の話に関連してなんですけど、やっぱりなんとなく振りを追うんじゃなくて、なんていうかその「深み」みたいなもんを感じ取って欲しいんですよね。振りを踊るんじゃなくて皆さん一人一人の台詞にしてもらいたい、そのためには同じ曲でしっかりと練習するのも必要なんですけど、こうやってリズムや曲調やカウントを変えてあげることにより脳がある意味パニックを起こし何とかして身体に言うことを聞かせようとする、その過程で出てくる皆さんの人生経験とか考え方を丸裸にしちゃおうっていうイヤラシイ手法です。
なので、「さあ、恥ずかしがらないで、生まれたままの姿でこっちへおいで」です。でも、くれぐれもほんとに脱がないでくださいね。責任は取れませんので。あしからず。