9/20,21にセッションハウスにて開催されます「シアター21フェス・アドバンス」にICUの後輩が作品を出品することになり、昨日、初顔合わせ&初回リハを行いました。自宅から徒歩圏内の区民集会所だったので、散策しながら呑気に出掛けました。
初回リハとは言っても、今日はお互いをより良く知るために、コンタクトをしたり、即興ソロを見せ合ったりに留まりましたが、終わってみるともの凄い汗。普段から汗っかきなのですが、今日は特に滝のように流れ出てしばらく止まりませんでした。どっかに不必要な力が入っているのでしょう。二の腕・前腿・骨盤周りがパンパンです。帰り道何度も立ち止まらないといけない羽目に。ジムで筋トレをした時の虚脱感を久しぶりに味わいました。
リハ内容は「お互いの力を利用してバランスを保ち、常に身体のどこかが密着したまま動き続ける」「尾骨を感じてそこが動いてゆくから身体が支配されてスムーズに動ける」「右手、あるいは左手、または頭や足のみで身体をリードし、即興で動く」「男性同士のリフトをあれこれやってみる」という新鮮なものばかり。
特にコンタクトへの概念が180°覆されました。お互いの出力が均等でないと転ぶのです。ちょっとでも「頼りたい」「支えたい」なんて考えた瞬間に見事に転ぶのです。二人とも全く体重が同じぐらいだから余計均衡な力が必要なのかもしれません。あ、でもリフトをやってみたら、彼は動揺してました。「礼二郎さん、意外と重いんですね!」って。女性を支えることは沢山やってきましたが、男性同士で支え合うってのは久しぶりだったので、どう筋肉を使ったらいいのかの感覚を忘れていたせいもあると思います。いえいえ、それよりも何よりも、パフォーマーとしての身体の使い方自体を忘れているのかもしれません。うーん、身体作り直さねば!
今日は綺麗にとてつもない筋肉痛の出来上がりです。一動作ごとにどこかがミシッて音を立てそうな感じです。年老いた人間のようにそろそろと動いている僕に相方の非情な声が。「おめでとう!」
いやー、ほんと「おめでとう!」ですよね。「まだまだ踊って行きなさいよ!」ってことですもんね。これからはクラス中もたまに教師姿勢ではなく一人のプレイヤーとしてガンガン踊ることもやらせて頂こうと思います。上手に見本、ではなく、転んでも失敗してもいいから思いっきり動いてみたらこうなりました的な動きをしてみないと駄目だわー、と痛感しております。
ってなワケで新生・礼二郎、今日も暴れます。ご期待ください!