今日のBGMはこれ。
予備知識が何もないので偉そうなこと何も書けないのですが、とにかく「Tim Story」という方と「Hans-Joachim Roedelius」というお方によるアルバム。WAVEとかに置いてありそうなちょっと昔のアンビエント。くぐもっていてどこへ向かっているのか分からないなんとも言えない停滞感が病み付きになる魅力的なアルバムです。ダンスには、ちょっと向かないかなぁ。独りで部屋で聴くのにちょうどいい感じだと思います。
新しく通い始めた方から「いったいその体はどうなっているんですか?」と聞かれたり、ぼんやりと身体の面の意識なく動いているからふらふらする人を見てたり、一番大切な部分を見逃して顔ばかり見ている人がいたりするものですから、それが良いキッカケになってこんなことを皆さんに伝えました。
「僕は何かとても凄いことはしてないんです。丁寧に身体と向き合って、しっかりとどこを向いているのかを把握して、イメージ豊かに踊っているだけなんです。別にフェロモン全開にしてるわけでも指先からビームが出るわけでもないんですよ」とね。
若い頃は本気でいつか指先からビームが出せるようになると信じていました。でもこの歳になってみて分かったのですが、それは妄想に過ぎませんでした。その代わりに、一つ一つは本当にちっぽけなことの積み重ねがいつしか身体に染み付いて何か凄いことをやってるように見える術は身に付けたように思います。
美の伝道師もおっしゃっています。「始めるのはいつでもいいの。ただ、あきらめないで続けることが必ずなりたい自分に導いてくれるのよ」。
さあ、ご一緒にちいさなことからコツコツと、はじめてみませんか?