【礼二郎のつぶやき】

出来ない幸せ

何故か物好きな皆様が僕のパーソナルトレーニング報告を楽しみにされているらしいのでまた昨日のトレーニングの様子をご報告いたします。

毎度のことですが、激務の水曜日の翌木曜日は身体が悲鳴をあげています。昨日はレッスンが始まる前から頭痛に悩まされ、レッスン後も軽減されるどころか酷くなってしまい、トレーニングが始まるまでになんとか治めたいとあれやこれや試してみましたが徒労に終わりズキズキする頭でトレーニングスタート。

『こんにちは。では始めましょう。体調どうですか?』
『頭痛がありますが、トレーニングすれば大抵解決するので大丈夫です。』
『そうですか。運動すれば頭痛は治りますから。』
『ええと、今レッスンをしてきましたが…』
『あれは運動ではないです。どちらかと言うと事務作業です。身体より頭使ってるので頭痛は治りません。』
『…』

15:50時点でのやりとりです。
衝撃的でした。確かに教えの場合はのべつまくなし動いている訳でもないし、左右を均等に使っていない・見本を見せる時もフルアウト(全力)で踊っている訳でもない、という実感はありつつも、運動になっているのかと聞かれたら自信を持って運動していますと答える用意がありました。

しかし、彼の一言でレッスン後に度々訪れる不調の原因が明確に分かったのです。

そう、教えている時は身体よりも頭脳を酷使しているので頭痛が起こりやすくなるのです。なんのトラブルもなくスムーズに進行し皆さんがノビノビと気持ち良さそうに踊っている姿を観ていてつい乗せられて自分も心地好く踊ってしまうことがたまにありますが、そんな時は全く頭痛は起こりません。逆に不馴れな方々が多かったり注意をする箇所を入念に考えておいたにも関わらず何らかの理由でそれが皆さんに届かず、どう伝えればすんなりと受け入れて貰えるだろうかと必死で考えてしまったりした時には必ずと言っていいほど頭痛が起こります。

今まではこの頭痛は電解質バランスの不具合や脱水症状から来るものだと思い込んでいましたが、どうやらそれだけではなさそうです。

とは言え、頭を使わずにレッスンし杓子定規な事をロボットが喋るように連呼し結果受講者が怪我人だらけになり怪我を回避出来たとしてもクソ面白くないありきたりな身体の使い方で踊るブロイラー集団を作るぐらいなら死んだ方がマシなので、今後も三回に一回ぐらいの割合で激しい頭痛に悩まされることが予想されますがそれで良いと思っています。頭痛の理由が判明したことで僕はすっかり晴れやかなのです。

そんな訳で昨日は開始早々、先制特大ホームランを打たれたルーキー投手のような敗北感を味わいましたので、その後のトレーニングは傲りや思い込みやプライドなどというものから完全に解放されて楽しくて仕方がないトレーニングとなりました。

そんなに楽しかったらさぞ色んな事が上手に出来たのでしょう?と思われますか?

いえいえ、それが本当に酷い有り様だったのです。

何をやっても運動神経0のド素人状態。出来る事が増えているのでトレーナーがハードルを上げてくれたとは言え、運動の端くれを教える身としては完全に落第点。

なのに、ですよ。楽しいんです。無様な自分を憐れんでいる暇など無く、出来ない事が目の前にうず高く積まれていくことが楽しくて仕方がないのです。

特に楽しかったのがこれ。
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何が楽しかったかは皆さんの妄想にお任せします(笑)


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# by reijiro_kaneko | 2018-12-14 15:51

12/24 ティップネス久喜店 イベントについて

12/24 ティップネス久喜店のイベントについてご説明差し上げます。

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このようなスケジュールになっておりまして、『やさしいジャズダンス45』にて踊って頂くクリスマスソングでの振付を、その後に予定されております『お客様発表会』(16:15~17:15)にて踊りたい!という皆さんのためになんと振付練習クラスが設けられています。

『やさしいジャズダンス』で覚えて頂いたワンフレーズ(8×8)だけでなくショーとして成立させるためにもう少し演出を施し、なんとか突貫工事でフレッシュなまま発表、というかなりスリリングな段取りになりますが、日頃のレッスンの成果を存分に発揮して頂けるよう僕も精一杯手を尽くしますので、どうぞ皆さん奮ってご参加くださいね。

なお、使用曲はこちらになります。

『Pentatonix / Sleigh Ride』
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# by reijiro_kaneko | 2018-12-10 18:36

叔父との共通点

昨日は入院中の叔母の見舞いに行って来ました。父の秋の展覧会には必ず毎年三人の従兄弟家族も引き連れて顔を見せてくれ、僕の舞台にも頻繁に足を運んでくれ、何かというと従兄弟の一人と僕がよく似ていると嬉しそうに言ってくれる叔母が大きな手術を受けたと聞いてから気もそぞろでしたがなかなか日程が合わず数週間が経ってしまっていました。

昨日は生憎の天気にも関わらず母と叔父夫婦も急遽来れることになり、四人で賑やかに病室を訪れました。

持参したTAKANOのプリン・アラモードは『プリンしか喉を通らない』と言う叔母のために見た目が少しでも楽しくなるようにとただのプリンではなくフルーツや生クリームが色々乗っているものをチョイス。肝心の叔母は昼食を終えたばかりでお腹が減っていないらしいので、見舞い客四人で美味しい!を連発しながら完食。それもなんだかなぁ…と思いつつも、その後も兄弟間の思い出話に花が咲き随分と賑やかな病室に。笑うのも辛そうな叔母の様子を見ながら、彼女のことなんて関係なく大笑いしている姉と弟、そして底抜けに明るい弟のお嫁さんを見ていたら、『あぁ、これで良いんだ』と納得。もともと、辛気臭いのが苦手な叔母ですからああじゃなきゃ『早く治して帰らなきゃ!』という気にならないと思うんです。それでなくても病院というところは気が滅入りますものね。

担当の執刀医もリハビリ担当の理学療法師も看護師さん達も皆さんどこかテキトーであっけらかんとしていて、とても安心しました。年内にもう一度お見舞いに行けたらいいなぁ。

話はズレまして。

昨日来ていた音楽家の叔父と以前からウマが合うことは実感していたのですが、気持ち悪いほど色んなことが合致していて二人で大笑いしたその内容を幾つか記して今日はおしまいにします。

①なんでも自分で全部やらないと気が済まない
②普段は穏やかだけど偉そうにしている人に喧嘩を吹っ掛けられると受けて立ってしまう
③思考体系が点でも線でもなく面である
④半端なくシニカルな考え方の持ち主である
⑤それでいて一度信用すれば一生変わらない
⑥芸術を愛してはいるが溺れることはなくどちらかと言うと芸術が死に絶えてしまったらそれはそれで仕方ないと諦めている
⑦独りでは生きていけないのに独りの時間が無いとこれまた生きていけない

写真はTAKANOのショーケース。こちらより高級でデザイン性も高いお店は沢山ありますが、僕はこちらのお店の商品を見ると何だかホッとしますし、素直に美味しそうだなと思うのです。
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# by reijiro_kaneko | 2018-12-07 15:41

整息

昨日もパーソナルトレーニングの日でした。

始まる前にいつものやり取り。

『今日の調子はどうですか?』
『腰がちょっと痛いですけどやれば治るので頑張ります!』
『そうですね。ではやりましょう。』

実に淡々と、しかし十分すぎる程の濃い内容が含まれた言外のコミュニケーションが交わされるこの瞬間、いつも彼の凄さを実感します。

無駄なことは言わないけれど必要最小限にして最大限のパフォーマンスを引き出す。

この一文が今回の重要なキーワードになるとはこの時はまだ分かっていませんでした。

前日に出来ていた逆上がりをまず見て貰うと、実にアッサリと『はい、出来ましたね、普通出来ますから。』と拍子抜けしつつも軽くディスられたことに落第生の気分も味わいつつ、いつものルーティン・エクササイズへと。

もうすでに要領を得て自分で完璧に再現出来るものに関してはどんどんやらなくなるので、今回も先週初めて与えられた課題をまずチェックされました。

名付けて『山本KID・ぽい体幹強化エクササイズ』。

どんなに素敵な学び方をされていたのだろうと思っていたら、なんとYouTubeでチラッと観た山本KIDのトレーニングをそのままパクったと聞いて唖然。

ただ、ド素人が山本KIDの真似をしてそれを僕に伝えていたら唖然を通り越して大激怒していたでしょうけど、彼はやはり一味違います。達人は長年かけて積み上げた知識と感覚と情報整理能力に長けているので、そんな風にどこかでチラリと見ただけでも直ぐに自分の技術に変換して覚えられてしまうし、本家よりも上手にその極意を他人に伝えられてしまう。

唖然としたのには、そんな訳で2つの意味がありました。『えっ?出展そこなの?パクりじゃん?!』と『1を見て100を知る能力の高さ』の意味ですね。

中野スタジオでもこのエクササイズを拝借して皆さんにやってもらっていますが、『体幹をまとめてなるべくコンパクトに動く』という概念が欠如している人は1セットやるだけでゼェゼェされています。かく言う僕も昨日まで今一つ感覚を掴みきれていなかったので、無駄な力を使ってしまいすぐに息切れがしたり腰が張ってきたりしていました。

これをすぐに訂正してくれたので次回皆さんにお伝えする時にはとても正確に効く部位を実感して頂けることと思います。ダンスに精通していないトレーナーからフロアー・テクニックの真髄を学ぶこの痛快さ。たまりません。

ところで、昨日はこれまでと一変してとてもハードなサーキットトレーニングを課せられました。いつもは2・3種類の種目をそれぞれ回数少な目で2セット~3セットで済むのに、かなりハードな1セットを3種類5セット、という『もうお願い…殺して…』な内容。

その最中に急に彼が指摘してくれたんです。

『息を吐く時もっと楽に吐きませんか?』

これは青天の霹靂、目から鱗でした。

ちゃんと吸ってるしちゃんと吐いてるよ、と思いこんでいましたが、彼が僕の真似をしてくれたのを見ると確かにそんな吐き方では正しく息を吐いているようには見えないしそもそも身体を疲れさせる吐き方をしていたのです。

ここで話は忍者の話に。

『整息(セイソク、或いはセイイキと読むそうです)』という考え方を紹介してくれまして、要はどんなに身体が疲れていようが息が乱れない、逆に言うと疲れないようにさせる呼吸法のことなのです。
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僕は最近、レッスン中に『細く長くコントロールして吐くだけでなく、風船から空気が漏れるようにフワーッと吐くことも試してみてくださいね』とお伝えしていますが、それにとても近い概念であり、しかしまるで違う感覚でもあったので、タイムリーな話題に感激すると共に近くて遠い学びがあったことにショックを受けつつ素直に嬉しくなりました。

彼の教えてくれた吐き方は一見『え?馬鹿にしてる?』と感じる意外な有り様でした。『ふう、ふう、ふう』と短く優しく力を抜いて吐くのです。

これこそが昨日のセッションでの最大の気付き『無駄を省いて必要最小限にして最大限のパフォーマンスを引き出す』でした。

口を尖らせて『シューーーーーーッ』と細長く吐くと喉や胸や背中に余計な力が入ってしまう。逆にだらしなく『ぼわ~~~~~』と吐いてしまうと全身の力が抜けてしまう。

しっかり鼻から吸い込んで口から『ふう』と吐くと余分な力は使わず鳩尾(ミゾオチ)あたりに心地好くキュッと力が集まり四肢が楽に動くのです。

これを教わった時に僕が行っていた動き『ケトルベル・スウィング』(ダンベルの親戚のような重りをブンブン振り回すトレーニング)が、この『ふう』呼吸法に依って劇的に変化したのは言うまでもありません。

こんな素晴らしいことを学ばせて貰って独り占めするほど僕は心は狭くありません。一刻でも早く皆さんに『忍法・ふうの術』を伝えたくてウズウズしています。

たかが呼吸でしょ?それよりめくるめく技を教えなさいよ!なんて了見の狭い身の丈知らずのことを仰らずに是非『ふう』を実践してみてくださいな。人生、薔薇色ですから。

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# by reijiro_kaneko | 2018-11-30 16:34

【Plaisir Coupable】DVD発売開始!

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皆様、大変長らくお待たせいたしました。多数のお問い合わせを頂いておりましたが、明言することが出来ず皆様には多大なご迷惑をお掛けしてしまいました。申し訳ございません。

本日より、studio CAST 7th Performance 【Plaisir Coupable】のDVDご予約開始いたします。



6/16 千秋楽の回を収録したDVD・Blu-ray(選択可能)に、先日の金子引退パフォーマンス『四大元素』のDVDをオマケでプレゼント、という形でこれからご注文を承りますのでご希望の方は下記を確認の上お手数ですがご予約メールをお送りくださいますようお願いいたします。

◆郵送ご希望の方は、お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、DVD・Blu-rayどちらを何枚ご希望かをお伝えください。折り返し、振込先口座をご連絡いたします。振込完了を確認後お申し込み完了となりますのでご了承下さい。

なお、商品を手渡し受け取り希望の方は連絡先の明記は必要ございません。レッスンなどで実際お会いした時点で事前にお支払頂きますようお願いいたします。

◆料金 : 
DVD ¥4,000 
Blu-ray ¥5,000

◆宛先 :  castcontemporary@yahoo.co.jp

※お申し込み締め切りは12/15(土)とさせて頂きます。




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# by reijiro_kaneko | 2018-11-29 19:39

ジャズダンス振付変わりました(11/24)

こちらで宣言せずに11/24(土)から順次ジャズダンスクラスの振付を変えていってしまっております。

InstagramではAdele嬢のお顔ドーンだけで告知しておりますので、それをご覧になった方は腹を据えてレッスンに参加されているご様子ですが、それでもやはり振付がスポーツクラブレベルのものではないらしく、あちこちから悲鳴やため息が多発しております故、これは放ってはおけない!と動画を上げることに相成りました。

ではどうぞ。

曲名を必ず尋ねられますので明記しておきます。

『Adele / Remedy』

ええっと、Adele(アデル)がアーティスト名で、Remedy(レメディ)が曲名です。

ちなみにこの曲は彼女の最新アルバム(とは言えだいぶ前のリリースになります)の『25』というアルバムに収められています。
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# by reijiro_kaneko | 2018-11-27 20:37

Lost Memories

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Instagramで語り尽くしてしまったのでこちらではほぼ何も言いません。

ではどうぞ。

ちなみに明日明後日、ブルーノート東京にて全く同じメンバーでコンサートをされるそうです。レッスンなんか受けてる暇とお金があったらブルーノートに行ってください。



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# by reijiro_kaneko | 2018-11-23 23:56

2018年のstudio CASTの〆は

今年のstudio CASTの締め括りはこちらの曲。

本日KAATで行われる三宅純さんのコンサートの予習のために朝からアルバムを通して聴いていてこの曲にピンと来ました。以前にもレッスンで使った記憶がありますが、どうせクソみたいな振付を施したのでしょうからリベンジというより全くフレッシュな気分で振付をしてみたいと思います。

それにしても今晩のコンサートが楽しみです。
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ところで皆さん、Jun Miyakeという名前に見覚えはありませんか?

そうですね、リオオリンピックの閉会式のあの荘厳な『君が代』の編曲を手掛けた方です。見逃していたり、興味がなかった方々、こちらを観て今までの人生を是非後悔してください。


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# by reijiro_kaneko | 2018-11-23 10:52

『HONNE』

突然ですが、皆さんは『HONNE』というアーティストをご存知でしょうか?

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J-wave好きなパートナーが先日自宅で聴いていた番組で流れた彼等の音が衝撃的で思わずリリースされている二枚のアルバムをAmazonで速攻ポチッとしてしまったほど、それからというもの気付けばiPodからは彼等の音が流れています。

調べてみるとロンドンのアーティストなのにも関わらず大の日本贔屓で、彼等のユニット名はまさかの日本語の『本音』を意味するのだそうです。

そんな想いが詰まったこちらの曲をまずはどうぞ。

そして本日、貴重な2連休の初日を音浴で過ごしていた僕の前に流れてきたこちらの映像。

二枚目となるフルアルバム『Love me / Love me not』に収められている『Location Unknown』のSessionバージョンなんですが、こちらがツボ過ぎて溜め息しか出ません。

大好きな『Day 1』の別バージョンも秀逸です。


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# by reijiro_kaneko | 2018-11-22 22:51

映像デビュー第一弾

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松田鼓童曰く『新手の詐欺』と言わしめた『舞台引退・映像デビュー』宣言から一日経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

まだ意味がよく分からない方々もいらっしゃるようなので補足説明をさせて頂きます。

今後、私は自身の本公演や外部依頼振付など今までと変わらないどころか、寧ろ精力的に取り組んでゆく所存ではありますが、宣言通り『生の舞台での出演』は引退いたします。

しかし、それはあくまでも『生の舞台』のお話。

隔週でパーソナルトレーニングを受け、以前より俄然良い身体になりコンディションはどんどん上がってきているのにもう全く踊らない、なんて勿体無いことはないと自他共に認めております。

依って、まだまだ皆さんの前にしつこく登場させて頂くことにしました。

ただしそれは『映像』の中でのみ。

時代はSNSを中心に今をときめくダンサーは大抵動画を頻繁に露出し、ワールドワイドにその存在をアピールすることが当然という流れになっております。

あの有名な振り付け師のレッスン動画が数分後にInstagramで観られる!なんてことも珍しくありません。

中にはストーリー性・ロケーション・衣装メイクまで構成演出を練りに練った小作品がYouTubeで流れてくることもしばしば。

そうなんです、生の舞台は遠く離れた国の方は簡単には観られませんが、動画は何万㎞離れた人の元へも一瞬で届けることが出来るのです。これは利用しない手はありません。

既に構想に着手している案件も幾つかあり、そう遠くは無い未來に皆さんは映像の中で華麗に舞う金子礼二郎と出会うことでしょう。しかも、僕が称賛し信頼を寄せる素晴らしいダンサーとの共演も多々あることでしょう。

さあ、もう、悲しむのは辞めて期待に胸を膨らませてください。そして、新生・金子礼二郎にどうぞご期待ください!

『映像作家・金子礼二郎』の門出となる第一弾動画を以下に載せておきます。編集も何もしていないので『映像作品』とは呼べない代物ですが、口先だけでないことを証明するためにも御披露目いたします。どうぞご覧下さい。







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# by reijiro_kaneko | 2018-11-18 02:15

逆上がり、出来ないんです

引退公演を終えて穏やかな日常生活が戻ってきました。この、何かに追われずに日々を生きて行ける幸せ、心の底から安堵し平凡であることの有り難みを噛み締めながら限界まで追い込んだ身体をリセットしております。

の、はずだったのですが、昨日のパーソナルトレーニングから新たな領域に足を踏み入れてしまいました。

『要はね、イイ身体になればいいんですよ』

トレーナーの何気ない一言が閉じかけていた目をパチッと開いてくれました。

そうなんです、僕は四肢のバランスは恵まれていますがそれらを統合する肝心な連携作業に少々難ありでして、長年うまく誤魔化して『それっぽく』見せていただけなのです。

何でもお見通しのトレーナーにしてみればそんなことは一目瞭然で、いざその連携を阻害しているパーツのトレーニングをし始めた時には、何とも言えない憐れみのような嘲笑のような面持ちで『どうしました?』と煽ってきます。

いやぁもうほんと、悔しいです。

だって、『逆上がり』が出来ないんですから。

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脚を使って振り上げる逆上がりは勿論出来ますよ。でもね、懸垂状態で肘を90°に曲げた状態からスーッと膝を曲げクルンと逆さまになる、なんて何をどうしたら良いのか皆目見当もつきません。

彼の素晴らしいところは、出来ないことをすぐには答え合わせをしないで少しの間本人に考えさせる猶予を与えてくれる、そして自力で答えが見出だせない場合はその動作に有効な別の予備トレーニングを試させ直後に問題の動作を繰り返させる、という機転を利かせてくれるところなのです。

真っ赤になってウンウン唸っている僕に、昨日も30秒ぐらいは彼は冷たいのか穏やかなのか判別不能な視線を送り、『はいっ、やめましょう。ちょっとこっちをやってみてもらえますか?』と潔く中断。

言われるままに指示された動きを何度かトライし、先の動きに戻って何も考えずやってみたら…

クルン!

え?今何をどうやって自分はクルンしたの?もう一回やってみよう!クル…ズルン、え?なんで?もう一回!ク…ズズズズズルン…

どんどん出来なくなる僕を射るあの冷えた眼差し。もう、ほんと、泣きそうになりました。

でも、彼の直後の言葉は温かい神の鉄槌でした。

『身体が要領覚えて何度も練習しなかったら出来るようになりませんよ』

当たり前のことを当たり前のように言われたことが爽快にショックでしたし、何でも器用に応用できると過信していた自分への十分すぎる戒めでもありました。

『知らないことを知らないと素直に認める』

それこそが今の僕に必要なことなのです。

ということで、昨日僕は生まれ変わりました。

『舞台』は引退し、過去の金子礼二郎の葬儀を終え、昨日生まれ変わった金子礼二郎は『映像』デビューいたします。

どんなタイミングで皆様にお伝えしようか迷っておりましたが、まさかこんなタイミングで伝えられるとはやはり彼は神様なのかもしれません。

古き良きミュージカルスターのカット割しない長尺撮影シーンのように一発長回し撮りにも耐えうる肉体を得るべく今後一層トレーニングに励み、身体を激変させていきますのでどうぞご期待ください。

メソメソしてくださっていた皆様、どうぞ微笑んでください。そして、迫り来る『ハードなレッスン』におののきながらご自身の身体と向き合っておいてください。

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# by reijiro_kaneko | 2018-11-16 11:24

32年間、有り難う御座いました

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昨日、32年間のダンス人生に清々しく楽しく幕を引くことが出来ました。見守って下さった皆様、エールを送って下さった皆様、有り難う御座いました。

色々思うところはあるのですが、皆様から続々とお寄せ頂く感想メールがどれも『どうしてそこまで僕の深い内面まで理解して下さるのだろう…』と驚くものばかりでして、これは引用して載せた方が自身の言葉よりも上手く伝えられると判断し、とあるお二人の感想を載せます。

まずはまだとても若いダンサーからの言葉。

【礼二郎さんの踊り手からの引退ということを考えながらというよりは、フラットに見ようと心では思っていたのですが、まず思ってた以上にあの場所であれだけステキな照明と環境をつくりあげられることにまず感動し…全く自分の中で引っかかることなくスーッと流れるお2人の絡みと流れが本当に心地良くて。

最後大黒が開いて光が差し込んだ時、あぁ…この儚いようで美しいこの光景が終わってほしくないと何故か思ったら凄く込み上げるものがあってその光が水のように視界もウルウルと。

でもそこからの展開が何故か終わって欲しくないという思いより、希望なのかこれからの未来なのか、はたまた過去なのかもう前向きにしか考えられなくて、私の未来も視界も良好です〜!!って言ってるようにしかみえなくて。

礼二郎さん自身が決めた引退って寂しいとか何だか複雑な思いでしたけど、そんなことないんだなぁと、、またこうして続いて新たなものが広がっていくんだなぁと。

そこでまた私は改めて、あ〜この空間にいれたこと、礼二郎さんに出会えたこと、全てに感謝だなとすごく嬉しくなりました。

最初のシーンに戻り、見終わってすごく言葉にならない美しさと何でしょうか…なんとも言えないこのポッカリ感。入り込んでしまいすぎて、全て礼二郎さんと真奈さんに吸収されてしまったようなそんな気がしてました。

終わってから本物の礼二郎さんとお会いして、またこれも礼二郎さんの優しさで、しんみりしないこの明るさ…いやもうしんみりさせてくださいと言いたいくらいの優しすぎる愛情が、もう。】

そして、大学の先輩のお言葉。終演後、号泣してくれる方々を前に本人は全く泣くどころかとても嬉しくてずっとニコニコしてましたが、帰宅してからこの方の文章を読み、一気に何かが決壊し一時間ぐらいショボショボしておりました。

【今日は本当にありがとう。「ありがとう」などという、簡単な言葉で言っていいものか。

礼二郎くんの現役のダンサーとしての舞台が、D館であったこと、そしてその空間に私も居られたということ、本当に言葉では言い表せないものが、胸に湧き起こりました。
礼二郎くんのダンスは、鍛え抜かれた美しい流れの中にも、自然のごつごつとした岩山や、草原を渡る風や、そうした自然の rawな生き生きしたエネルギーが溢れ出るように表れていました。更にその自然のなかに置かれた人間である私たちの営みの関係性が、儚さや、悲しさ、柔らかさ、という側面を通して一つのストーリーとなって、舞台の上に表現されていました。
そして、礼二郎くんの完成されたスタイルはオリジナルであるのに、あくまでモダンダンスで、懐かしさも感じられたことがとても嬉しかったです。
また、途中後ろの幕が上がったことも非常に象徴的でした。ありのままのD館の中で踊るという、私が感じたrawな感じの演出だと、全てが収斂した終盤だったと思います。

田舎の公立高校からICUに入り東京の文化に圧倒されていた私が、モダダンに入って、ダンスに出会うことで、初めて自分を見つけました。初めて人に誇れるものを見つけることができました。もしダンスに出会っていなかったら、今の私はなかったと、しみじみ思います。礼二郎くんのレベルとは段違いですが、今でも踊るたびに、自分の中の何かが動き出すのを感じます。
そんな私の芯の部分を作ってくれたのが、D館での定期公演や、音楽のライブや、演劇でした。その客席に30年ちかい時を経て、また魂を揺さぶれる体験ができたこと、本当に感謝です。

最後にもう一度、今日は本当にありがとう。そして、長い間お疲れ様でした。】

本当なら頂いた感想すべて此処に並べたかったのですが、本を出版出来るぐらいの長さになってしまいWeb上での読む限界を越えてしまうので割愛させて頂きました。でも、ちゃんと皆さんの言葉は僕の心の中に大切にしまいました。

最後になりましたが、Instagramに『四大元素』のクライマックスパートの動画を載せましたので、どうぞご覧下さい。





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# by reijiro_kaneko | 2018-11-12 08:21

11日の最終ご案内です

いよいよ明日となりました。

先日、会場にて最終リハーサルを行い、予想外に美しい照明もつけて下さることとなり、あとは本人達のコンディションさえ良ければ素晴らしい舞台になること間違いなし!の態勢となりました。

チケットのご予約も順調でして、只今174名のお客様が申し込みをして下さっております。残り26名様となりました。ご予定が定まらず申し込みを躊躇っていた方々、是非秋深まるICUのキャンパス散策も兼ねておいで頂いては如何でしょうか?

もう一度詳細をこちらに整理しておきます。

☆日時:11/11(日) 13:30開場 14:00開演 15:00終演

☆会場:国際基督教大学 ディッフェンドルファー記念館内オーディトリアム

☆チケット:¥500(当日受付にて『金子の知り合いです』とお伝えください。その場でお支払い頂く形となります。)

※チケットのご予約はこちらのメールアドレスにご連絡ください↓

castcontemporary@yahoo.co.jp

☆出演:大西直樹(ピアノ演奏)、金子礼二郎・島田真奈(Contemporary Dance)

※14:00から大西教授が20分ほどピアノ独奏されます。曲目はドビュッシーのアラベスク、そしてブラームスの間奏曲の二曲です。ピアノを撤収後私達の出番となります。おおよその時間は14:25頃となる予定です。折角の機会ですのでどうぞ皆様14:00から着席して美しいピアノの音色に耳を傾けてみてください。なお、終演後、皆様にご挨拶申し上げますのでお時間に余裕のある方は少々お待たせしてしまいますが講堂外のラウンジにてお待ち下さい。

アクセス:JR中央線三鷹駅からバス利用(詳細は下記にて)

●三鷹駅からのアクセス(約20分)
南口の5番乗り場から小田急バス「(鷹51)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

※「鷹51」は、行き先が3種類がありますので、バスの行き先表示が「ICU 国際基督教大学」と表示されているバスにお乗りください。
※なお、2017年9月15日現在、行先が複数ある「 鷹51」の誤乗車を防ぐため、試験導入として「ICU 国際基督教大学」行きは、「鷹51A」と表示されています。

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三鷹駅改札を出たら左へ、南口に進みます。
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外へ出てすぐの5番乗り場への階段を降ります。なお、島田はこのようにご案内はしておりません。
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このバス停で『国際基督教大学』ゆきのバスをお待ち下さい。
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こちらのバス以外には絶対に乗らないでください。
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13:19もしくは13:30のバスのご利用が宜しいかと思います。

●大学校内の順路
バスを降りたら添付写真の突き当たりのチャペルに向かって進んでください。チャペルの真裏の建物がディッフェンドルファー記念館、その中の一階に会場のオーディトリアムがございます。バス停から徒歩約5分です。
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ちょっと見えづらいですが奥のチャペルに向かって進んでください。
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このチャペルの裏手にひなびた古い建物があります。そこが通称『D館』です。
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こちらの建物です。
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こちらが会場となりますオーディトリアムです。

皆様、無事に辿り着けますようにお祈りしております☆




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# by reijiro_kaneko | 2018-11-10 08:43

チケット残り26名様となりました

再度の告知、失礼いたします。

11日の本番まであと僅かとなりました。衣装もほぼ完成し、今日はドレスリハーサルを行ってきました。

パートナーのDie-co★の創る衣装はダンサーの肉体を引き立てるのは勿論なのですが、同時に喧嘩を売ってくる厄介な代物です。今回僕はロングコート、ペアを努めてくれる島田はアシンメトリーのフワフワのブラウス、そして足元は二人ともPatrickのスニーカー。

『捌けるものなら捌いてみなさい。衣装が身体の一部であるかのように捌けてこそ真のプロフェッショナルでしょう。』

彼の衣装を着させて貰う度にこの声が頭の中に鳴り響きます。

餞(はなむけ)に創ってくれたこの第二の皮膚をしっかり捌いてこれまでの恩に報いたいと決意を新たにいたしました。

僕が『舞台』に乗るのは本当にこれが最後です。今まで応援して下さった皆様へ感謝の気持ちを込めて大切に最後の舞台に立って参ります。

当日、現場で見守って下さる皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。

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こちら、上演前につきモノクロにて公開しますが衣装付き予告動画です。どうぞご覧下さい。


私、金子礼二郎とstudio CASTにて長らく研鑽を積み現在パーソナルトレーナー業でも実績を上げている島田真奈がタッグを組み、満を持してDuo作品を発表いたします。

私達のユニット名は『Re:MDS』(レムダス、と読みます)。僕が在学時に所属していました『Modern Dance Society(略してMDS)』への感謝や敬意の意を込めて名付けました。

作品タイトルは『四大元素』。『水・土・火・気(風)』を象徴する四曲構成となっております。上演時間は15分。普段は本公演でさえもほんの少ししか踊らない僕がほぼ15分踊りっぱなしです。こんな機会は今後、なかなか無いと思いますので皆様是非お誘い合わせの上ご来場ください。

なお、パートナーの島田真奈も同じく15分踊りっぱなしです。一児の母となり、徐々に表舞台に戻ってきてはいるものの、ここまで過酷に踊らされているのは出産後初めてです。彼女のファンの皆様もどうぞお見逃しなく!

この企画はディッフェンドルファー記念館の設立60周年を記念して卒業生が主体となり、学生時代にこのオーディトリアムを頻繁に発表の場として利用していた団体が再結成して多数参加し、前日の10日(土)には音楽系サークル、11日(日)は大西直樹教授がピアノ独演、そして私達Re:MDSが発表をさせて頂きます。

以下詳細です。

日時:11/11(日) 13:30開場 14:00開演 15:00終演
会場:国際基督教大学 ディッフェンドルファー記念館内オーディトリアム
チケット:¥500(金子、島田にお申し付け下さい)
出演:大西直樹(ピアノ演奏)、金子礼二郎・島田真奈(Contemporary Dance)
アクセス:JR中央線三鷹・武蔵境からバス利用(詳細は下記にて)

●三鷹駅からのアクセス(約20分)
南口の5番乗り場から小田急バス「(鷹51)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

※「鷹51」は、行き先が3種類がありますので、バスの行き先表示が「ICU 国際基督教大学」と表示されているバスにお乗りください。
※なお、2017年9月15日現在、行先が複数ある「 鷹51」の誤乗車を防ぐため、試験導入として「ICU 国際基督教大学」行きは、「鷹51A」と表示されています。

●武蔵境からのアクセス(約12分)
※南口の2番乗り場から小田急バス「(境93)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

●大学校内の順路
バスを降りたら添付写真の突き当たりのチャペルに向かって進んでください。チャペルの真裏の建物がディッフェンドルファー記念館、その中の一階に会場のオーディトリアムがございます。バス停から徒歩約5分です。


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# by reijiro_kaneko | 2018-11-06 20:00

課題曲変更しましたm(__)m

大変申し訳ございません。結論から申し上げますと、今月のstudio CAST のレッスンの課題曲を変更いたします。

今回は珍しく曲先行ではなく振付先行でして、その上かなり緻密に少しずつ創っておりまして、いざ出来たものを予告していた曲に当てはめてみたら不快なことこの上なく、通勤時間中ずっとiPodをシャッフルしてこの曲に変更することに決めました。


Meshell Ndegeocello (ミシェル・ンデゲオチェロ、と読みます)の『Beautiful』という曲です。

この曲には深い思い入れがあり、と言ってもプライベートなコトなので深くは説明はしませんが(笑)、とても大切にしてきた曲のひとつです。過去にこの曲に振付を施すチャレンジをしたような記憶もあるのですが、まぁ若気の至りでクソみたいな振付だったようなぼんやりとした記憶があるような、ないような…

ま、そんなことはどうでもよくて、この秋が深まりつつある季節に彼女の優しく包み込むような声で面倒臭い振付をワァワァ言いながら皆さんがモノにしていく過程が見たくて英断したわけです。

はっきり言ってほんとに面倒臭いです。床にいる時間も長いですし、『え?これ、振付というより筋トレですよね?』と戸惑うムーブメントもテンコ盛り。ようやく床から解放されたと思ったら今度はアームスの動きがこれまた面倒臭い。

ま、いいじゃないですか、深まりゆく秋に本物のアートに触れるというのも乙なもの。だって皆さん、コンテンポラリーがやりたくて中野スタジオにいらしてるんですものね。その意気込みに応えなくてどうする?ってもんです。

あ、でも、気が早い方は先日の予告のせいでHeliosのアルバムを購入されてしまった方もいらっしゃるかしら…だとしたら本当にごめんなさい。でもあなたはアーティストにとても貢献したのだからご自分の偉業を誇りに思いましょう。

そして、こちらの『Beautiful』が納められている『Bitter』というアルバムは僕が心の底から大大大推薦する名盤なので是非アルバムをお買い求め下さい。

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# by reijiro_kaneko | 2018-11-02 22:41

11月のジャズダンスは

お待たせいたしました。

11月のティップネス・ジャズダンスはこちらの曲で振付をさせて頂きます。

『Calum Scott / Stop Myself (Only Human)』

当初はうっとりとした切ないバラードを用意していました。しかし、流石B型、本日クルンと気分が変わりこちらの曲に決定。

そんな訳でしっとりと涙ながらに舞いたかった方々、申し訳ございませんが、強めのリリカルジャズになりますので怪我をされないようにしっかりと腹筋を鍛えて臨んでくださいね。

余談ですが、この振付はとある若手振付家への僕なりのアンサーソングならぬアンサーコリオとなります。ずっとあんな風にキレッキレなのにうっとりとした情緒も持ち合わせた表現を追求する振付をしたいと考えていましたが、パーソナルトレーニングで頑強になった自身の身体でようやく彼に挑めそうだと自信がつきましたので、大好きなCalumの声にも背中を押されてヤル気になりました。
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追記です。昨日動画を撮りましたのでリンクを貼っておきます。参考動画は久しぶりですね(^^;

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# by reijiro_kaneko | 2018-10-30 18:53

11月のstudio CASTは

そんな訳で(どんな訳かは前日の投稿をお読みください)、前据筋に絶大なる刺激が入り目覚めてしまった金子は新たな領域に入りました。これまでも肩甲骨はよく動く方だと自負しアームスの自在さを誇示するような振付を多々入れてきましたが、それすらも身体が新次元に向かっている今はとても稚拙なものだったと苦笑い。

『コンテンポラリーダンスが学びたくて私は中野に通っているのに…』とお嘆きのあなた、『どうせ中野スタジオはリリカルジャズやモダンダンスに毛が生えたレベルのコンテンポラリーダンスしかやらないんでしょ?』とタカをくくっていたあなた、どうぞ打ちのめされてしまってください。

いやいやいや、打ちのめされちゃったら良くないです(笑)

そうではなくて、このトレーニングをするとこんなにも身体が楽に動いて可動域も広がり心も自由になるから今まで聞こえていなかった注意や音楽の襞も聞こえるようになるんだ…と実感して欲しい、ただそれだけです。

それでは、昨日のパーソナルの後で激変した身体が無意識に動いてライブラリーから拾い上げiPodに同期させたこの曲をお聴きください。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-26 11:19

疲労困憊のはずなのに

相変わらず激務の水曜日の後の木曜日の業務は辛い日々が続いております。今日も朝から偏頭痛に悩まされレッスンは何とか勢いで誤魔化してしのいだものの、その後のパーソナルトレーニングは正直やる気など殆ど無く、戦い終えたボクサーのようにユラユラとトレーニングエリアへ。

『今日の体調はいかがですか?』『ええ、頭痛が少々』
『そうですか。では始めましょう。』

何のフォローも無しにいつもの準備運動へといざなわれ、あれよあれよという間に体調は回復し、この二週間少しサボり気味だった懸垂も難なくクリア。順番をシャッフルされたり、レベルを上げられたりとまさに魅惑の翻弄状態。

腰椎が固まっている欠点に加えて新たな弱点を見いだされ徹底的に攻め込まれました。

それが、前据筋。
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こんなマニアックな筋肉など今まで意識をして収縮させたことなどなく、最初は彼が何を言っているのか全く理解できず、シンプルな動きにも関わらず手も足も出ない始末。

しかし、繰り返し見本を見せてくれる彼の身体を見ていたら『!』と来るものがあり、自分の身体で再現してみたらやっと合格点を頂けました。

先々週のフルスクワットの後の腰の爽快感とはまた別に今日は背中に羽が生えているような感覚を味わっています。
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彼とはセッションが終わると近所の公園で一服する喫煙仲間でもあるのですが、こんなマニアックなトレーニングをしているにも関わらず、会話の内容はシチューやカレーの出汁としてセロリが最適値だとかお風呂でタオルを沈めてブクブクをする話だとか、トレーニングとは一切関係ない話題を嬉々として話せる気楽さが本当に有り難いのです。一旦現場を離れたらダンスの話とか筋トレの話とかマジ勘弁、というスタンスが酷似していて痛快です。

今日は彼が息子達にカレーを振る舞った話で盛り上がりました。隠し味のチョコレートはちゃんと溶かさないと幼い子供にはトラウマになってしまう…(笑)

しかし、冷静に考えてみると、引退宣言したにも関わらずパーソナルのお陰で身体はどんどん使いやすくなっているし、体力も徐々についてきて息切れがしなくなっています。うーん、引退を撤回するのも癪なので、今後は服が似合うシルバーエイジを目指そうと思います。

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# by reijiro_kaneko | 2018-10-25 20:30

本当に引退いたします。

『ほんとに引退するの?』『もうあなたの踊る姿は舞台上では観られないの?』と毎日代わる代わる沢山の方々から確認されますが、ええ、本当です。

当初、この母校で踊るお話を先輩から頂いた時点では『引退』の『い』の字も考えていませんでした。

しかし、思い返せば長編遺作となった『Plaisir Coupable』のリハーサルに取り掛かって間もなく、Kirinjiさんの『時間がない』のPVのお仕事を頂き、タイトル通りの『もう僕には残された時間はあまりない』という歌詞に切実な思いを抱きつつ創り踊り、出来上がったものを観て自身の盛りは過ぎたことを確信し、『Plaisir Coupable』では『死』をテーマの一つに据え、Visionsの委託振付では若者達に『20年後のあなた方が振り返って自分を誇らしく思えるような踊りをしなさい』と告げる…まさに僕は無意識の間に自分で自分にケジメを付けていたのです。

よくよく考えてみれば30数年前に初舞台を踏んだ、その同じ母校の講堂で最期を締めることこそ自然な成り行きではないかと。

老いてなお、舞台に立ち続け後進の見本となり目標として在り続けることも舞台人の使命かもしれませんが、あいにく僕はそれはしたくないのです。歳を重ねて滲み出る味わい深さも尊重はしますが、ただでさえ外国人に比べれば幼く見える日本人が50を越えてもまだ若々しく在りたいと願い年齢不相応のダンスを恥ずかしげもなく見せていることにかねてから疑問を持っていましたので、もっと若いうちから『燻し銀』の風情を出せるよう強力なサポートをするべく僕は裏方に徹することに決めました。

また、後進だけでなく熟年ダンス愛好家の皆さんにも、歳相応の重厚且つウィットに富んだ身体の使い方をご指南させて頂きたいとも考えております。

ということで、指導者として、また作家として引退する気はサラサラ無い、ということは皆さんご承知置き頂ければ幸いです。

『先生が出演されないんじゃ観る意味無いわ!』という悲しい声も耳にしますが、そういう方には『え?先生出演してないけど、なにこれ?感動してる自分がいる…』と思って頂ける作品を必ず創りますので、今後も末永く宜しくお願いいたします。

とは言え、『そこまでの決意で臨まれる最後の舞台、見逃したら損だわ!』と思った方は11/11の14:00に三鷹にいらしてくださいね。

本当に見納め、です。

長年、足繁く劇場に通って下さった皆様、本当に有り難う御座いました。僕は幸せ者でした。



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# by reijiro_kaneko | 2018-10-22 00:02

『希望のかなた』

初めてこの監督の作品を観た。

『アキ・カウリスマキ』

どことなく日本人の名前を彷彿とさせるお名前。果たして内容も古き良き日本人が大切にしていた『行間を読む』美学と配慮に充ちていた。

映画を観て感情が激しく動き涙を流すことは少なくないが、これほどまでに淡々と温かい気持ちにさせてくれる映画も珍しい。今回は自己満足の涙など一切流す余地は無かった。心の中に薄いヴェールが張っているような何とも言えない幸福感に満ちている。

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こういう世界観を表現したくて33年間踊り続けてきたことに気づく。

僕の幕引きとなる母校での作品が、観て下さった皆さんの胸の中に今日僕が感じたことと同じ事を灯すことが出来るように作品を仕上げるつもりだ。

ほんの一匙の愛と踏み出す大きな内なる力。それがあるからこそ世界は善き方へ動き出す。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-15 02:09

フルスクワット

本日、二度目のパーソナルトレーニングを受けてきました。

風邪の症状が鼻に集中し、これで風邪も治るであろう大事なタイミングで過酷なパーソナルトレーニングを受けること、しかも疲れきっている木曜日のレッスンの後で受けるのはどうよ?
と思いつつも、『ここで頑張れば風邪も完治するし身体のバランスも整うはず』という根拠のない予感があり、強行突破して参りました。

結果から言いますと、受けて良かった、どころの騒ぎではなく、身体が激変しました。どんな手厚い治療なんかよりもみるみる調子が整っていくのが実感できたのです。

とは言え、やっている内容は本当にキツくて、途中何度も音を上げましたが、トレーナーの『どうしました?』の冷たい一言に『すみませんでした…』と何故か謝りつつ全てのメニューを淡々とこなしました。前回よりも精度が上がり褒められた種目もありましたし、間違って覚えていたために厳しく直されたフォームも幾つか。

しかし、今日の目玉はなんといっても『フル・スクワット』。ダンス用語で言うと『グランプリエ』。

これまで爪先を正面に揃えた所謂『パラレル』での深いスクワットは前腿や膝にダメージが大きいので避けるべきとダンス業界ではタブー視されてきたこの形をトレーナーに告げられた時には脳内で『え?これほんとにやるの?大丈夫なの?』と疑問と動揺が駆け巡りましたが、トレーナーの『腰痛いんですよね?これで治りますから』という一言で『はいーっ!』とヤル気全開に。

脹ら脛と裏腿がくっつく体勢のフルスクワットは、その前段階のハーフスクワットよりも骨盤と背骨(特に腰椎)の動きを伴わせます。

僕のように腰椎が反ってしまっている人は敢えてフルスクワットすることによりこの固まってしまった腰椎の動きを改善し、骨盤を後傾させることによって圧迫されている腰部の筋肉をストレッチすることが大切なのです。

トレーナーが見せてくれる見本はそれはそれは美しく、しゃがむにつれ自然と丸まる腰は何か成功な機械を見ているようで感動すらしました。

いざ自分がやってみるとウェイトを何も着けていないバーベル(15㎏)を担いだだけで膝が左右にワナワナと揺れ、腰が丸められる余裕など微塵もありません。見かねたトレーナーが軽いバーベルに切り替えてくれてようやくセット数をこなすことが出来、終わった後でも細かく小鹿のように揺れている己の脚を恨めしく見ている僕に、『腰が丸まれないのですから脚が震えるのは仕方ないことです』と励ましてくれているのか、小馬鹿にしているのか分からないトレーナーの言葉。

もともと負けず嫌いの性格なので、こんなことを言われたら次回までに15㎏担いで20回ぐらいは平然とフルスクワットをやってのけられるように自習するに決まっています。

そんな訳で、相変わらず懸垂もかなりのセット数をやらされ、フルスクワットで脚にもかなりのダメージが残っているので、明日の遠征dayは無惨な出で立ちかもしれませんが、温かく見守ってやってくださいませ。

最後になりましたが、正しいフルスクワットの時の腰部の丸まり方と、誤ったフルスクワットでの腰部の緊張状態を写真にて見比べてみてください。

※正
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※誤
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-12 00:44

11/11(日)の詳細です!

ようやく告知が出来ます。

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私、金子礼二郎とstudio CASTにて長らく研鑽を積み現在パーソナルトレーナー業でも実績を上げている島田真奈がタッグを組み、満を持してDuo作品を発表いたします。

私達のユニット名は『Re:MDS』(レムダス、と読みます)。僕が在学時に所属していました『Modern Dance Society(略してMDS)』への感謝や敬意の意を込めて名付けました。

作品タイトルは『四大元素』。『水・土・火・気(風)』を象徴する四曲構成となっております。上演時間は15分。普段は本公演でさえもほんの少ししか踊らない僕がほぼ15分踊りっぱなしです。こんな機会は今後、なかなか無いと思いますので皆様是非お誘い合わせの上ご来場ください。

なお、パートナーの島田真奈も同じく15分踊りっぱなしです。一児の母となり、徐々に表舞台に戻ってきてはいるものの、ここまで過酷に踊らされているのは出産後初めてです。彼女のファンの皆様もどうぞお見逃しなく!

この企画はディッフェンドルファー記念館の設立60周年を記念して卒業生が主体となり、学生時代にこのオーディトリアムを頻繁に発表の場として利用していた団体が再結成して多数参加し、前日の10日(土)には音楽系サークル、11日(日)は大西直樹教授がピアノ独演、そして私達Re:MDSが発表をさせて頂きます。

大西教授のピアノ、僕達のコンテンポラリーダンス、併せて上演予定時間の一時間に満たないと思います。この一時間足らずの発表の場に遠方から皆様をお呼び立てすることはとても心苦しいのですが、終演後はその後に予定されておりますシンポジウムに参加されたり、僕が青春を過ごした思い出深き構内を散策なさったりして晩秋の昼下がりを堪能して頂ければ幸いです。

以下詳細です。

日時:11/11(日) 13:30開場 14:00開演 15:00終演
会場:国際基督教大学 ディッフェンドルファー記念館内オーディトリアム
チケット:¥500(金子、島田にお申し付け下さい)
出演:大西直樹(ピアノ演奏)、金子礼二郎・島田真奈(Contemporary Dance)
アクセス:JR中央線三鷹・武蔵境からバス利用(詳細は下記にて)

●三鷹駅からのアクセス(約20分)
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南口の5番乗り場から小田急バス「(鷹51)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

※「鷹51」は、行き先が3種類がありますので、バスの行き先表示が「ICU 国際基督教大学」と表示されているバスにお乗りください。
※なお、2017年9月15日現在、行先が複数ある「 鷹51」の誤乗車を防ぐため、試験導入として「ICU 国際基督教大学」行きは、「鷹51A」と表示されています。

●武蔵境からのアクセス(約12分)
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※南口の2番乗り場から小田急バス「(境93)国際基督教大学」行終点下車(大学構内まで入ります)

●大学校内の順路
バスを降りたら添付写真の突き当たりのチャペルに向かって進んでください。チャペルの真裏の建物がディッフェンドルファー記念館、その中の一階に会場のオーディトリアムがございます。バス停から徒歩約5分です。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-11 00:14

『清濁併せ呑む』

以前にも似たような内容の投稿はした覚えがありますが、舞台ラッシュが一段落して改めて実感することが相次いだのでまた書き記しておきます。

『清濁併せ呑む』ということわざがありますが、自分の最も尊い信念としつつも人間ですから心乱れ疑心暗鬼に陥ることは少なくなく、そんな時にひょっとしたことで此処に還る経験を今までに幾度となく繰り返しています。

この数年でこの信念も少しずつ捉え方が変わってきているのも事実です。以前は『世の中に悪いものなんてない、全て善きもののはずだ。だから悪しきものは必ずどこかで浄化されて善きものと一緒に海へと流れていくのだ。』と信じきっていまして、それが故に多大なるストレスを感じることも多かったのです。

しかし、最近は『どうしたって悪しきものは存在し、聖人のように心広く全てを受け入れることなんて悟りを開いている訳でもない自分には到底無理。生理的に受け入れられないものや善きものとして解釈出来ないものを無理矢理消化して身体が悪影響を受けるぐらいなら、嫌いなものは嫌いと明確に断言することは何ら罪ではない。』と考えるようになりました。

可笑しいですよね…どこまで完璧主義・理想主義だったのでしょう。『嫌いなもの』を『嫌い』と言うことが罰当たりだと信じて疑わなかったのですから。

ましてや、こんな教える立場にある人間が『好き』だの『嫌い』だの浅はかに発言してしまって、教えを乞う方々に悪影響を与えてはいけない、という思いもありましたから、随分と僕の中での『清濁』の概念はねじ曲がったものだったのです。

長年僕を知ってくれている方々ほど、最近の僕の歯に衣を着せない物言いには『あれっ?』と感じて下さっているのではないでしょうか?

ただ、好き放題に『好き』『嫌い』を連発している訳ではありません。

『好き』と感じる対象の中にも必ず受け入れられない要素はありますし、『嫌い』と感じる物事の中に尊敬の念を抱かざるを得ないものが存在することも多いのです。

世の中は二律背反で満ちています。『好き』の裏側には必ず『嫌い』が在るし、『嫌い』な裏側には『とても好き』が潜んでいます。それらを漠然とオブラートに包んだ感情で受け入れるのではなく、ハッキリとした意識で感知する方が『清濁併せ呑む』の真意を理解することに繋がるのではないか、と現状では感じています。

画像は内容とは全く関係ない『昔の郵便配達人』です。先日の『en vol.2』にカメオ出演した時の僕の衣装はこのデザイン画が元になりました。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-05 15:52

10月のstudio CASTは

告知が遅れました。
studio CAST の10月のお休みは10/31(水)となります。ご了承下さい。

さて、9月末から例によって課題曲を変更し、昨晩のレッスンには若い世代が4名も来てくれたのもあってハイペースで進め、月頭にも関わらず既に踊り込みのレベルまで行ってしまいました。

手嶌葵『Because』
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この曲は数年前にもクラスやパフォーマンスで使用したのですが、当時と比べて明らかに振り付けの能力も質も変わっているので更に大変な内容になっています。

しかし、この緩急自在のムーブメントをしっかり身体に入れ、音と同化し始めると何とも言えない高揚感を味わえるので、メンバーによっては恍惚とした表情で踊っている人もちらほら。

いや、ほんとに、大変なことを強要してるなぁ…としみじみ思います。でも、ここでチイチイパッパしてしまったら僕が教える意味がありません。ですので、心を鬼にして『はーい、もっと厳しく止めたりどこまでも延びていくゴムのように動いたり工夫して踊ってねー』と伝えるのみ。

そして、是非皆さん全員で茹で蛸のようになってレッスンを終えましょう!
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-04 20:00

母校で踊ります

ちょっとだけお知らせします。

母校で踊ります。

11/11(日)、『ポッキーの日』

時間は15分と短いですが、ソロで踊りきる自信が無かったので、最近何かとアシスタントを買って出てくれている島田真奈を巻き添えにしてDuo作品を創ることにしました。

場所はJR中央線『三鷹』『武蔵境』両駅からそれぞれバスで数10分の『国際基督教大学』という大学校内の『ディッフェンドルファー記念館』という建物の講堂になります。

学生時代、ここを根城のようにしてやりたい放題暴れまくった想い出の場所で、卒業後30年近く経過してやっと舞台に対して真摯な気持ちを持てるようになり、お世話になった講堂にせめてもの恩返しの意味でも踊らせて頂こうと決意した、という次第です。

当日、大学に無縁の方々も観に来て頂ける予定なのですが、まだ詳細が決まっていませんので、また後程ご案内させて頂きます。

今回はどんな場所かだけお知らせしておきますね。
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# by reijiro_kaneko | 2018-10-01 19:14

『Letters』御披露目と相成りました

6月の本公演が終わって間もなく並行して請け負った振付のもう1つの作品が本日無事にお披露目となり見守って参りました。

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今回はDie-co★にも協力して貰って彼女達にはDie-co couture の衣装を身に纏い、Kaori Nakashima お手製の手紙を持って踊って頂きました。

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8ppy.さくらさんへの振付提供はこれで三度めとなることから、過去二作を上回るクオリティの物を!と欲張ってブレーンを巻き込み振付や構成も格段に難しいレベルに引き上げてしまったので、皆さん、本当に大変な想いをなさったと思います。

しかし、『気持ちを込めて踊るな!与えられたカウントと形をハッキリとなぞり丁寧に身体を使うことだけを考えて踊れ!自分が満足するのではなく観て下さるお客様が楽しめる作品に仕上げなさい!』と伝え続けた結果、本番の彼女達は立派にプロダンサーの風格を備えつつ、それぞれの持ち味も存分に発揮して凛々しく堂々と役を演じきってくれました。

10回弱のリハーサル期間中、なかなか晴れやかなお顔を見ることは出来なかったけれど、公演が終わってこれからきっと彼女達は自信を持ち、今までより更に素敵な笑顔で再会出来ると信じています。

何故なら、彼女達は本当に嘘偽りなく自分自身と闘ったから。

ガミガミ形やタイミングを直され続けてちょっと上手になるよりも遥かに大きな収穫を得たから。

これは、先日のVisions公演での若手ダンサーにも全く共通の事です。

『自分自身を大切にする1つのキッカケとして与えられた作品と向かい合う』

今回関わってくれた全てのメンバーを僕は誇りに思います。

最後になりましたが、『Letters』という作品は原作があり、その中で中途半端に終わってしまった『郵便配達人』の役をリベンジとしてやらせて頂きました。出番はほんの一瞬でしたが、そこに賭ける想いは初演とは比べようもないぐらいリアルで愛情豊かなものでした。大切な小道具を一晩で完成させてくれたDie-co★にも感謝してもしきれません。
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# by reijiro_kaneko | 2018-09-30 22:29

10月のジャズダンスは

George Michael の突然の訃報が二年前。『Spinning the wheel』にいつか振付をしようと思ったのは20年前。

ずっと彼の背中を追いかけて生きてきました。

ようやくです。『Spinning the wheel』のPVを観た時の衝撃を自分なりに咀嚼して等身大でかっこよく魅せられる振付が考えられるようになったのは。

この曲が収録されている『Older』のジャケット写真が好きすぎてスマホの待ち受けにしていた時期もありました。

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未だにこの眼の説得力には敵いませんが、ダンスでは彼を凌げる自信はあります。ほんとにGeorgeは踊るとガッカリでしたから(笑)

でもいつまで経ってもWham!のダンスから抜け出せずにいたGeorgeも愛しいのです。

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# by reijiro_kaneko | 2018-09-28 22:49

遠い未来へ

手掛けていた作品がまた一つ手を離れます。

明日二回上演されるオムニバス公演にて、男性ソロ・女性群舞作品を提供させて頂いています。

本日ゲネプロを拝見しましたが、どの作品も力作揃いで、若者らしいエネルギッシュで息もつかせぬナンバーが目白押し。

そんな中で、金子振付の作品はある種『清涼飲料水』のような役割を担っています。

動きたい盛りの20代のダンサー達に『力むな、狙うな、絶えず線を描き続けろ、音に寄り添え』と伝え続け、見事にその要求に応えた11人を観ていたら不覚にも涙しました。

きっと、惜しみ無くエネルギーを出し続ける作品が好きなお客様には『一体なんのこと?』とポカーンとされる作品でしょう。

しかし、今回集ってくれた11人のダンサー達には素敵な20年後の在り方がプレゼント出来たと信じています。

今、この瞬間を刹那的に生きる、のではなく、とても長期展望で彼等を見守ることに決めたことを後悔はしていません。

明日劇場にお越し下さる皆様、どうぞ彼らの舞いに20年後の彼らの素敵な姿をオーバーラップさせて見守って下されば幸いです。
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# by reijiro_kaneko | 2018-09-23 22:30

初パーソナルトレーニング

初めてパーソナルトレーニングというものを受けてみました。
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(画像はイメージです)

ただ無闇にガタイをデカくしたいのなら、ゴールドジムに出向いてそれこそボディビルダー級のトレーナーさんを選んだでしょう。

しかし、この歳でそんなことをしたら絶対に身体壊れますし、踊るために相応しい身体ではなくなってしまいますので、数年かけて入念に下調べをして何度も話をしてフィーリングも知識もバッチリ合う方を探し当てました。

初回なので本当に基礎の基礎を何度も丁寧に教えて頂き、自分の弱いところを瞬時に見抜かれて徹底的にその部位を痛め付けて下さった結果…

今朝は酷い筋肉痛で腕が上がりません。

Tシャツの脱ぎ着がままなりません。

吊革に掴まっていると腕が痺れます。

はい、私、『広背筋』がとても弱かったみたいです。
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伸展させていく動きに対してはどこまでも心地好く筋肉が反応するのですが、収縮させる動きに対しては情けないぐらい反応が弱く、それ故に懸垂や肘を脇に寄せた腕立て伏せは今まで避けて生きてきました。

しかし、昨日、彼は満面の笑みでこう告げたんです。

『暇さえあれば懸垂してくださいね』

鬼、です。

でも有難い鬼です。

そして、鬼が神様に見えた出来事がありました。

最近ずっと右腰が痛くてダンスにも支障を来すほどの症状を抱えていたのですが、彼に冷笑を浴びせられながらひたすら懸垂をしていたら…

治ったんです、腰痛が。

『広背筋が弱いので腹筋が正しく使えず腰椎が固まってしまってるんですよ』

心の中で彼に向かってそっと手を合わせていました。

再来週にまたトレーニングをお願いしています。宿題を一つ頂きました。あまりに無様だった懸垂の一種なんですが、『二週間あれば出来るようになってますよ』と言われてしまったので頑張ります!

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# by reijiro_kaneko | 2018-09-14 11:42

悠稀会、今年も無事開催

今年も無事に父の絵が『悠稀会』に展示されました。
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今年は五点。なんと母との合作作品もあります。
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体調が思わしくない叔母さんも駆けつけてくださり、なんと20年ぶりで従兄弟夫妻にも会えました!
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父の年一回の晴れ舞台、まだまだ頑張ってほしいものです。

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# by reijiro_kaneko | 2018-09-05 09:46



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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