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【礼二郎のつぶやき】

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2月の使用曲&振付コンセプト

●月曜昼・金曜昼/夜「Spiral & Swing」クラス

Talvin Singh「Jaan」(アルバム「ANOKHA」より)

カレー屋さんのBGM風のインドの歌姫の声が艶やかに響く前奏から次第にドラムン&ベース調のリズムが侵入してくる不可思議な雰囲気の曲です。

柔らかい東洋風のアームスの使い方、アルヴィン・エイリー的なテクニックを多用したたおやかな振付を予定しています。インド〜中近東の味付けでありながらどこか未来的なニュアンスも織りまぜ異国情緒たっぷりの作品にしていきたいですね。

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●月曜夜「The Style」クラス

Tarkan「Bounce」(アルバム「Come Closer」より)

以前このクラスで使ったTarkanのアルバムから別の曲でアラビックなHIPHOP調の振付を再度試みたいと思います。

曲名が「Bounce」ですから、バウンドするようなリズムの取り方をキープしつつ、しっかりとアイソレーションの効いた動きを追求していきます。また身体の面も刻々と変わりますので方向が変わるとまごまごしちゃう方にもお勧めです。

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●水曜昼「The Style」クラス・日曜「The Stage」クラス

Sting「Fragilidad」(アルバム「Rhythms Del Mundo」より)

以前他のクラスで同曲を使用しましたが、今回はより波を想起させる柔らかい振付にトライします。水曜昼のクラスはとてつもなく柔らかい波を、日曜は時には柔らかく時には激しい波の色々な表情にこだわってみたいと思います。

皆さんが抱いている「金子節」の集大成のような振りです。端で見ているととっても気持ちよさそうな流れるような振りなのですが、踊ってみるとあらビックリ!滝のように汗が流れる振りなのです。それぐらいコアを使うエクササイズとしても最適な振付です。

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●水曜夜・土曜「Speed & Technique」クラス

Kingsuk Biswas「K-Ascendant」(アルバム「ANOKHA」より)

このクラスを開設した理由は平たく言いますと「きびきびした動きが出来るようにする」なのですが、その前にやらなければいけないことが沢山ありすぎてなかなかテクニック向上にまでたどり着けずにいましたが、ようやく皆さんに変化が見られるようになってきましたので、今月あたりから本格的にターンもの、ジャンプもの、バランスもの、キープもの、速い重心移動などを指導していこうと思います。

その手始めとして、まずはテクニックを入れながらもしっかりとステップを踏む、をテーマに移動ステップを沢山盛り込んだ振付にしていきます。曲自体にはあまり色がなく、気分で動くことが困難なので、しっかりとステップに集中してもらえるハズです。とは言え、そこは私が創る振付なので世界観は盛り込ませて頂きます。ヘンテコな注文も「はいはい、そう来ましたか!了解です!やりまっせ!」と臨めるようシルク・ド・ソレイユを観ることをお勧めします。どうしたらいいか分からない方はDVDお貸ししますので声掛けてください。

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今月からかなり密度の濃いクラスになりますが、コンスタントに参加して頂ければ確実に身体が変わるメソッドを組んでいますので、どしどしお越しくださいね!私もますます身体絞りまくってお待ちしております!
by reijiro_kaneko | 2007-01-29 01:53 | 音楽

久しぶりに苦言

今日はレッスンやリハーサルでの「在り方講座」をしてみたいと思います。

●実際のダンスの形に近いストレッチやウォーミングアップをしましょう。

まだ慣れていない方がレッスン着に着替え終わって、床に体育座りをして待っている姿をよく見かけます。それは仕方がないと思います。何をどうすればいいのか全然分からないのですからね。

しかし、数年踊ってきた方が未だにあぐらストレッチやひたすら開脚しかしてないのにはちょっと残念な気分になります。おそらく「これから1時間もかけてレッスンの中でストレッチも筋トレもしてくれるからいいや。」との考えなのでしょう。または、仕事疲れで何もしたくないのでしょう。

でも、それってもったいないと思いませんか?確かにレッスンの中では皆の身体の様子を探りながら丁寧にほぐしていきつつ、強靱な筋肉を育てる準備をするように心がけ指導しています。しかし、それだけに頼ってしまったら進歩はないのです。レッスン場に来たらまず軽く動いてみる。今日の自分の身体の癖・疲労度・仕上がりを様子を見る。前回の振りの復習をする。それをした後にレッスンの中でも新たな発見がないか目を光らせて貪欲に探求する。そういうことの繰り返しが上達への道に繋がるのです。

なので、これから「私は初心者じゃないわ!」と思う方は、すぐさまバーに足を乗っけてグランバットマンに近い形でストレッチする、ターンの練習をしてみてレッスン半ば・終了時点での変化を見る、前回のレッスンで出来なかった所を復習するなど、どんどん積極的に活発に稽古場を使ってくださいね。

●観察力をつけましょう。

クラスの中でも、振付をもらう時もこの意識は共通です。質問をするな!とは言いません。質問をしようとした時に「あれ?これってさっき先生が注意してなかったっけ?いいえ、言ってないわ!、、、、でも、言わなかったけど形としてはちゃんと見せてくれたような気がする、、、。あー、思い出そうとしたけどやっぱり駄目だわ、、、ええい、聞いちゃえ!」という思考回路が働いた後に手を挙げていますか?

いつもクドクド言ってますが、やはり「盗もう」とする貪欲な気持ちが大切なのです。確かに質問するとその場では満足しますよね。でも、その満足感は身体に反映されないことが多い。また、持続して記憶しておくことが難しいのです。人間の脳は「満たされると安心してそれ以上を求めない」構造になっています。これももったいない話ですよね。可能性があるのに自らそれを捻り潰しているのです。満足しそうになった瞬間に「いや、もっと何か素敵に魅せる術があるはずよ!きらりんっ!」という思考回路にしておいた方が確実に伸びていきます。

特に、リハーサルではこの意識を拡大して持っていた方が時間の短縮にもなりますし、先生の要求度も上がり、結果もっともっと早くに質の良いダンスに仕上がるはずです。

●指示を待たないようにしましょう。

上の内容にも通じるんですが、教師サイドから見ていると「待っている」人が多すぎます。稽古場は動いて動いて動きまくって、帰る時にはフラフラになってるぐらいが常識です。もう、みんなでお揃い、は卒業しましょう。そして、こっちが制するのが大変なぐらいに勝手に練習しちゃいましょう。

「だって、ぶつかるのが怖いんだもん。」という声もよく耳にしますが、だったらぶつからないように練習すればいいのです。気をつけながら空いている空間を上手に利用する、それも大切な鍛錬です。怖がって萎縮していたら絶対上手になりません。マーキングしながら時には本気で動きつつ、考えながら動きつつ時には我を忘れて動く。忘却と覚醒をほんとに紙一重にしておいて自在に行き来できる、それが理想の姿です。

それから、「待つ」という日本人の美徳は西洋の影響が強いジャンルのダンスには不必要です。もっともっとアグレッシブな姿勢を持って、ぎらりとした美しさを追求したいものです。

とは言いつつ、根底はわびさびなワケですから、ここぞと言う時にその枯山水な味わいを出せばこれぞとんでもなく効果的な演出になるという仕組みです。

んー、とっても高次元な要求ばかりだと思いますが、これを読んで発憤してくれることを切に希望します。これ読んで凹んでる人がいませんように☆アーメン
by reijiro_kaneko | 2007-01-24 13:18 | レッスン

枯れた味わいがお好きな方へ

久しぶりにお勧めCDを何点かご紹介したいと思います。今回は「静かだけど、深々と心に降り積もり深い感動をもらたしてくれるもの」をテーマにセレクトしました。相変わらず国内のCD店では取り扱ってないものも幾つかありますので、入手困難な方は私まで申し出てくださいね。

●『Aire & Angels Ⅱ / Siri Gjære Tord Gustavsen』

『Changing Places』をリリースする前年、Tord GustavsenがSiri Gjæreというノルウェーのロック歌手とのユニット「Aire & Angels」名義で送り出したアルバム。この3年前にファーストアルバムをリリースしているがそちらも良い感じ。

余計なエコー処理など一切排除し、まるで狭い室内で聴いてるかのような音に包み込まれると全身が緩んでいきます。少し掠れたSiriの声と、音の粒が水銀のように自在に変化するTordのピアノの相性は最高です。

切なく哀しい曲が大半なのですが、決して悲壮的にはならずむしろ温かく穏やかな気持ちになれます。意外と真夜中よりも朝聴くとスッキリするかもしれません。
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●『One Day You'll Dance For Me, New York City / Thomas Dybdahl』

カントリーmeetsエレクトロfeaturing深海のような声。

この静けさは一体なんだろう。音数が少なくでもノイジーだと感じる曲は沢山ある。その逆に音数が多くてもうるさく感じない音楽も沢山ある。

このアルバムは音数は限りなく少ないのに、そのさらなる隙間が限りなく静かで濃密な液体に包まれて浮かんでいる気分になる。時折挿入されるノイズや中東の言葉はあたかも流木や古い写真のよう。

遅く起きた朝にまどろみながら聴きたい一枚。
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●『Music For Moviebikers / KAADA』

またしてもノルウェー。。。。一体この国にはどれだけの才能が潜んでいるのか。

ゴシック、退廃、郷愁、猥雑、、、、そして映像的。枯れているのにウェッティ。戸惑いながらも饒舌。流麗なのにところどころ崩落が始まっている。

楽器のセレクトのセンスの良さに思わず唸る。一体幾つの楽器を使っているのだろうか、その数にも圧倒される。そのくせ、全くこれみよがしな感じは見せない。

うっとりと聴き惚れていると、映像の中に閉じこめられてしまい出られなくなる、そんな錯覚に急に襲われ怖くなる。しかし、おそるおそる再びプレイボタンを押してしまうのだ。

参考までにこのビデオを。
http://www.youtube.com/watch?v=DhIeq8HN4cU

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●『Sakuteiki / Arve Henriksen』

極上です。こんな音楽に触れてしまったらもう何も要らない、とは言い過ぎかもしれませんが、それぐらい素晴らしいアルバムです。

遠く離れた北国と日本が出会う時、そこにはもはや国境も歴史も宗教も文化も関係のない新しい概念が生まれます。

しかし、笙だかパイプオルガンだか判別不可能な音には完全に参りました。形状は違えど、似た音を出す楽器は世界中に点在していて、そこにはそれぞれ違った文化が根付いている。世界平和はそれほど難しいことじゃないんじゃないか?って思う瞬間がここにはあります。

ちなみにタイトルの「Sakuteiki」とは日本の造園の教科書的な書物「作庭記」だそうです。
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●『Pasado / Sin Bandera』

最後はさっぱりと。

繊細な声質の男性デュオ。

バラードでの切々としているのにどこか渇いた軽さがある節回しも良いし、ミドルテンポでの軽快なスペイン語のリズムも気持ちいい。驚くべくは、スペイン語のラップがこれ程違和感ないどころか、この上なく音楽的でついつい引き込まれてしまう。

Alejandro SanzやDavid Bisbalのようなこれぞスペイン節も良いが、たまにはこんなとてつもなく優しい声も良いもんだ。

しかし、ジャケット写真、どうにかならなかったもんですけねぇ。これは絶対ジャケ買いはしないでしょ。。。。。
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by reijiro_kaneko | 2007-01-01 21:08 | 音楽



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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