人気ブログランキング |

【礼二郎のつぶやき】

<   2007年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

小兵

某テレビ番組で「小兵」の特集をしていました。「小兵」とはいわゆる小さい選手のことですが、舞の海さんやバスケの小柄な選手が出演されていまして、彼等の小ささを活かした妙技の数々をVTRや実際の実技で見ることが出来ました。

一方で知的障害者の方の舞台を観てきた生徒さんが感動しながらその様子を伝えてくれました。

そんな中、改めて中国障害者雑伎団の「千手観音」を観てみました。

人は何かしら不都合を抱えて生きています。それを不都合と感じたまま、不満を言ったりそれを理由にしたいことから敢えて離れたりする人もいれば、「足が無いけど、だから何?」と平然とスポーツを楽しんでしまったり山登りをしてしまったりする人もいます。

彼等に同情の眼差しを向けることも無く、だからといって無視することもなく、同じ人間として同じレベルで努力し続けたいものです。
by reijiro_kaneko | 2007-08-25 10:51 | 身体

基礎

今更?と一部の方にはびっくりされるかもしれませんが、そうなんです、今更ながら「基礎」の大切さをひしひしと感じている今日この頃。

どうしても「踊ってナンボ」になってしまいがちで、その結果分かる人には分かるけど、その他大勢の「一つのことからコツコツと」という人達には全く届かない、そんな状況に気付きながらもどうしたらいいか手をこまねいていたのですが、ようやく光明が見えてきました。

「爪先から歩く」「その爪先に徐々に体重を乗せ、かかとを踏む瞬間に骨盤を真上に乗せる」「後ろの足はその前の足にしっかり体重が乗っていく過程で蹴り出すことが出来る」

この一見簡単な「歩く」という動作に全ては集約されているのです。バレエやバレエを基本にしたスタイルのダンスをしっかりと学んできた人なら至極当たり前で特に意識をしなくても自然とこの動きが出来るのですが、そうでない人・他の部分に目がいってしまう人などはどうしてもこの動きを軽視してその尾ひれの部分を一生懸命やってしまいがち。

「え〜っ?いまさらそんな簡単なことやらなきゃいけないの?」と思う人もいるだろうけど、そこは金子マジックでそれがあたかも空中で2回回ることと同じように凄いことをやってるんだと錯覚させちゃう話術で惹き込みます。「そんなことはどっかで事前にやっときなさい!」という今までの金子先生はもう存在しません。これからはいちいちくどくどと熱く一つ一つの動きを指導していきます。絶対に雑な動きは許さないし、勘違いしたプライドなんてもってのほか。びしびしと行きますわい。

頑張って成果を出した人には間もなく公開するプロジェクトに参加してもらい、その成果を更に開花させられるよう指導、そしてお互いに触発しあえる場にしていきたいと考えています。

でもね、こういうことの大切さを教えてくれたのは他ならぬ皆さんなんです。皮肉でもなんでもありません。ありがとう。そしてこれからもよろしく!
by reijiro_kaneko | 2007-08-23 12:17 | レッスン

公演体勢に入って随分と月日は流れ、このstudio CAS/Tを設立してから数えるととても長い年月が経ちましたが、日に日に「?」の思いが強くなっていきます。

それは「心」で踊ることの難しさ、です。どんなに初心者の人だろうと何とかして体を動かそうとしてる時点で「心」は劇的に動いています。例えそれが「次の振りは右足を前に踏み込みながら左足と左手を上に上げるんだわ」などの振りの順番でいっぱいになっていたとしても、心のどこかでは「その足をどう挙げようか」と考えているはずです。それが慣れてきた人だと少し状況が変わるだけの話。

しかし、こういう心の動きはどうでも良く(と言ったら失礼ですが、それよりももっと大切なことをここでは言いたいので、こんな書き方をしてます。)、「どう踊るか?」「動いている時にどういう心理状態にあるか?」「何を表現したいのか?」「ダンスによって何かメッセージを発信したいのか、それとも単純に踊っていると楽しいから踊るのか?」などの事が頻繁に頭の中を巡るようになってくるともうすっかりダンスの虜になります。

しかしここから先に大きなトラップが仕掛けられていることに大抵の人は気付きません。

それは「果たして、自分の発信していることは正しく相手に伝わっているのだろうか?」または「自分のダンスを観て、人は心を動かされるのか?」などの次元にまで達することが一見上手なダンサーでも疎かになったり自己満足の域で止まっていたりすることのなんと多いことでしょう。

よくクラス中に「振りを踊るだけなら猿でも出来る!」と言うのですが、どうしてもこのレベルに達していない人や、ダンスの本質を見失ってしまっている人達は、どうでもいいことに一喜一憂してしまいがちです。

また、言葉が巧みな人はダンスも面白味を欠きがち。だって、全て言葉で説明出来てしまうのですもの、わざわざダンスなんて面倒臭いことしなくたっていいんですものね。

それから、全てにおいて「逃避」してきた人も厄介です。真実を突き付けられると牙を剥き、それだったら放置してあげようかと配慮すると今度は逆ギレし、いつも目の前に居て優しく接していないと決して満足しない、そうなるともうこちらもお手上げ。

僕はもうダンス以外に逃げ場が無いし、これを生業としてるわけですから、ここでしか皆さんとコミュニケーション取れるとこは無いのです。「かたわ」なのかもしれません。でもね、そんな僕でも「真理」に気付いているからこそ皆さんに伝えたいと思うし、僕から発信された「振り」という言葉を通して皆さんが豊かになってくれたらなぁと願っているのです。将来的には僕と皆さんが相互に働きかけ合い、「おーっ!それ面白いねー!やってみよー!」と和気あいあいと創っていける場になったらいいなあとも願っています。
by reijiro_kaneko | 2007-08-22 00:54 | 日記

ペンタコ

ぺんタコ?ペンたこ?ペンタコ?それともぺんたこ?

とにかく、ペンのたこが今急速に成長中です。ボールペンだとあまり気にならなかったのですが、シャープペンシルっていう代物は意外と強く握るものらしく、指がジンジンしてきます。

踊りバカの僕が何で「ぺんたこ」かって?

実は今『ROOTS』の照明注文書を書いているのです。第1幕だけで15枚超え、このままだと全部書き上げたら30枚を余裕で超えます。キュー(きっかけ)が多いといつも照明さんから文句を言われちゃうので、今回はシンプルに少なくまとめているつもりなのですが、どうしても譲れないとこだけ書いているのですが、それでもこの多さ。おそらく、僕が監督してPVなんか撮った日にはもの凄いカット割りでスタッフは全員夜逃げするでしょう。

でもね、べたーっとした照明や、ただチカチカしてるだけのお祭り照明は嫌いなんです。きちんとダンサーが映える、あるいは音にリンクしたスリリングなタイミングで変わる、また総じてコラボ感がある照明が大好きなのです。せっかく「身体」と「音」と「明かり」がコラボレーションする空間なんですもの、ハッとするような美しいものじゃないとねぇ。

そんなワケで今夜もぺんたことお友達。頑張ります!
by reijiro_kaneko | 2007-08-17 12:11 | 日記

触れてないと駄目になっちゃうのアタシ。。。。

さて、意味深なタイトルで始まりました今日の日記はひさびさにスカッと爽やかな所信表明にも似たテイストでお送りしたいと思います。

本日、相方が衣装を担当したV6の○ノ原さんの一人舞台『イノなき』をグローブ座まで観に行ってきました。

舞台自体に関しての感想はこれからもしかして観に行く人がいるかもしれませんので、詳しくは書きませんが、とっても良かったのです。彼が発信しているメッセージや人柄、そして舞台の在り方なんかが暗中模索のまっただ中にいる僕には金槌で頭を殴られるような衝撃でした。

そして、やっぱり舞台はいいなぁと再確認しました。

長らくセルフトラップにハマっていましたが、ようやく代替曲も見つけることで出来て、これでやっと本格的に舞台に集中できます。今まで演出と構成と振付とに板挟みになっていて、とっても窮屈だったのですが、そんなこと言ってられません。今回はダンサーとしても見せ場も多く、頑張らねばなりません。おじいちゃんとか言ってられませんもの。

やるわよ、あたしゃー!
a0052916_19144899.jpg

by reijiro_kaneko | 2007-08-16 19:14 | 舞台

「ROOTS」とはなんぞや?

出演者には何度も説明をしてきましたが、これから観に来てくださるお客様には当日配布いたしますパンフレットの中でも説明いたしますし、ここでもちょこっと思うところを書いておきたいと思います。

僕は今でこそ毎日元気に飛び回っていますが、子供の頃は病気がちで人前に出ることもあまり好きではない地味な子でした。両親が買い与えてくれる絵本や小説を読み漁り、空想に耽るのが大好きで、しかも当時テレビが自宅に無かったので専らラジオで連続ドラマや落語なんか聴いて育ちました。

なんだか他人と違うのかもしれない?と感じ始めたのが大学に入学した頃。そんな時にダンスと出会い、もうそれからは学業そっちのけでダンスにのめり込んでいきました。それから20年以上が経ち、少年時代の空想癖をそのままに得体の知れない大人になりました。

少年時代に触れた海外の数々の物語を記憶の中からひっぱり出し、青年時代に憧れた紳士淑女の写真や絵を思い出し、エレガントな動きの中にも滑稽で愛苦しい要素を散りばめた楽しい舞台が創りたい、そう願って着手し、あっと言う間に半年が過ぎてしまいました。これから1か月、さらにどう味付けしていくか思いっきり頭を悩ませたいと思います。僕の中での「ROOTS」ではあるのですが、皆さんにも共感してもらえるように。

実際にどんな世界を皆さんが観てくださるかは当日までのお楽しみにしますが、僕の基本的な舞台創りの在り方についてもう一言だけ記しておきます。

それは「うらはら」なのです。完璧なまでの美の裏に潜む恐ろしい毒、グロテスクな表現の元になっているピュアな心、強烈なコンプレックスがあるからこそ出てくる謙虚なナルシシズム。そういうギリギリのバランスの上に成り立っている空間がとても好きです。今の等身大をそのままに泣いたり笑ったりさほど悩みもないのに体叩き付けたり、そんな作品は大嫌い。舞台は夢を売るところです。日常の延長にある非日常をこれでもかと投げかけ、くらくらしながらも元気になってもらいたい、それが僕の願いです。

お配りするパンフレットを帰りの電車の中でもう一度思わず開きたくなる、そんな舞台にしたいと思います。どうぞご期待ください!
by reijiro_kaneko | 2007-08-11 11:39 | ダンス

studio CAS/T 第2回公演 『ROOTS』のお知らせ

長らく放置していましたこのブログもそろそろ本格的に復活させます。楽しみにしていた方、大変お待たせしました!

さて、復活第1弾は勿論、公演のお知らせから行かせて頂きますね。

studio CAS/T 第2回公演 『ROOTS』
a0052916_0202056.jpg


〜あなたの「Roots」はどこですか? あなたはどんな未来を夢見ていますか?〜 
 
第一幕 『Club Nostalgia』 
古きよき時代の美しく品格のある人々を味わい深く描きます。 
第二幕 『Carnaval』
世界各国の民族的な音楽を使用しながらノスタルジックで且つどこか未来を感じさせる楽しくエネルギッシュな舞台をお届けします。 
 
日時 
2007年9月16日(日) 
17:30開場 18:00開演 
 
2007年9月17日(月・祝) 
11:30開場 12:00開演 
16:30開場 17:00開演 
 
場所 
光が丘・IMAホール 
都営大江戸線 光が丘駅下車すぐ 
 
TICKET 
前売り3,800円 当日4,000円 
日時指定・全席自由 
 
「チケットぴあ」にて発売中 
オールジャンル受付 
(Pコード:378-538) 
pia.jp/t 
0570-02-9999 
演劇専用受付 
0570-02-9988 

今回はこんな素敵な顔ぶれがさらにこの舞台を盛り上げてくれます。

芳賀正次さん
a0052916_0241115.jpg


本橋徹郎さん
a0052916_0243471.jpg


NaHeekさん
a0052916_025167.jpg


星原泉さん
a0052916_0252439.jpg


松山亜季美さん
a0052916_0255886.jpg


そして生でピアノを弾いてくださる榎本晋輔さん
a0052916_0264624.jpg


こんな不敵な面々ですが、決して怖い人達じゃありません。テクニックだけでなくハートで踊る素敵なダンサー、いえ、アーティストです。そして心で弾いてくれる粋なピアニストです。

日頃頑張ってレッスンに励んでいる38名のメンバーも日毎に頼もしく変貌しつつあります。

どうぞ、皆様お誘い合わせのうえ、お越しください。光が丘は思ったより近いです。大江戸線に乗っちゃえばすぐです。来ないと損します!

おう、忘れていましたが、私です。年をとったなぁと実感。。。。いえ、踊れるミドルエイジ目指してますから!
a0052916_10591816.jpg

by reijiro_kaneko | 2007-08-10 00:30 | 舞台



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
カテゴリ
タグ
最新のコメント
うーん、怪我ですか。心配..
by Annie at 14:33
yukiさん ほん..
by reijiro_kaneko at 12:10
慣れです、慣れ。 がんば..
by yuki at 11:49
ハニョポンタさん ..
by reijiro_kaneko at 22:59
昨夜アバターを観てきまし..
by ハニョポンタ at 13:29
ふぁるさん 初めま..
by reijiro_kaneko at 12:41
初めましてです。 私も..
by ふぁる at 02:15
ひさえさん おー!..
by reijiro_kaneko at 23:54
H先生、以前カザミアで受..
by ひさえ at 15:03
美保子さん とても..
by reijiro_kaneko at 11:23
以前の記事
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧