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【礼二郎のつぶやき】

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お恥ずかしながら自己紹介

『あれ?金子礼二郎本人の紹介は無いの?』と思っていらっしゃる方が思っていらっしゃる方がいるかもしれませんので、自己紹介、ほんとに苦手なのですが渋々書きます…

とは言え、ゲストとメイドの紹介の中に僕の想いをこれでもか!と忍ばせたので、ほんとうに書くことがないのです。

生い立ちでも書きましょうか。

東京都産まれながらにして出生後すぐに都落ち。メイド部の紹介で触れましたが、父の仕事の関係で六歳までに各地を10数回引っ越し。小学校から高校までは茨城の古河市というかりん糖のミヤト製菓と鮒の甘露煮で有名な地方都市で育ち、大学はICUのキャンパス内にある第2男子寮にて度胸と社交性と体力を身につけ、意気揚々と広告代理店に就職するも3年ちょっとで挫折。大学時代、勉学そっちのけでのめり込んでいたダンスの道へ再び戻る。

そして今に至る、そんなところです。大して面白くもない経歴ですね。

年相応にむっちりとし、年相応に肌も髪も劣化し、おやじ臭こそまだしないものの、明らかに壮年期を過ぎつつある50歳のおじさんです。

コンクールで数々の賞を総なめにした訳でもないし、商業演劇に沢山出演している訳でもないし、暴露本を出版してベストセラー作家にもなっていません。

中野スタジオを本拠地としstudio CASTを運営しつつ、アルバイトでティップネスにて変テコなクラスをやらせて頂き、8ppy.さくらさんに気に入って頂いて月に一本ワークショップを担当させて頂き…そんな仕事ぶり。

書けば書くほど何も魅力的な生活ではありませんが、この地味に草の根運動的な生き方が性に合っているみたいです。そんな地味な中年おじさんが突如として『スラップスティック・エレガンス・コメディをやる!』と数年に一度暴走し出すので周りは本当に大変です。そこにパートナーのDie-co★が火に油を注ぐものですから正に江戸の大火。燃え盛る炎の中、右往左往しながら誰も状況を把握できぬまま本番を終え、暫く経ってから『なんか大変だったけど楽しかったねぇ』とメンバーと語らう、そんな日々です。

うーん、何もまとまらず、何もアピール出来ず、これは寧ろ宣伝としては失敗なのでは?と思いつつも、美辞麗句を並べ立て『こーんなに楽しい舞台なんですよー!観なきゃ損!』と嘘をついても仕方ないので、本当に正直に言います。

『観たら多分、ちょっと後悔します。パッと見はあっという間に時間が過ぎていくし、きらびやかな衣装に目を奪われるし、心地よい音楽に身を任せられるし、そこそこ楽しいんですけど、意味が全く分からない謂わばカルチャーショックな世界観。ダンス公演だと思って観に来る方、ガッカリします。お芝居だと思って観に来る方、動きがありすぎて目眩を起こします。舞台にあまり興味がないけど誘われるまま来た方、正解です。先入観無しに童心に還って観て頂ければ何かお土産を持って帰って頂けると思います。』

こんな感じの宣伝で良いでしょうか?(笑)

こんな文章を書いている横でDie-co★がメンバーに物凄い情報量の衣装とメイクに関するアドバイスを乱打しています。僕は彼のやり方にもう慣れてますので、あまりにもスピードが速すぎて脳が追い付かない時には『ちょっと黙って!』と制することが出来るのですが、メンバーの中には彼と初めましての面子も多く、今頃LINEの向こうで青ざめていることでしょう。そうやって『ダンスのテクニックだけ覚えれば良いのではなくて時代背景を研究するために本を読んだり映画を観たり絵画を鑑賞したり衣装の歴史を紐解いたりメイクについて勉強したりを含めて理解し興味を持ち、その上でやっと踊ることの大切さを改めて知る』洗礼を受ければ良いんです。いつもblogで言ってることですが、まずは知らない世界との出会いで衝撃を受け、知らなかったことを恥と感じ、年齢が幾つであろうが貪欲に吸収し続け、単なる肉体表現に留まらずムードを大切にして踊る、ということを軽視して舞台に乗る人を僕は軽蔑します。

いきなりシリアスになりましたが、これが本音かもしれません。

『自由であれ!しかし、自由の代償は高くつく。その責任を全て負えるのならば自由を謳歌せよ!』

なーんちゃって(笑)

公演10日前にしてこんな感じの僕です。全ての準備や仕事の投げ方が以前より上達したせいでしょうか、とても健全です。

『健全な心身に変態は宿る』

それではこの辺で失礼いたします。ご清聴有り難う御座いました。
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by reijiro_kaneko | 2017-05-30 18:45

『HOTEL』"縁の下の力持ち"紹介

ゲスト紹介も終わり、やっと本題に入ります。

僕の父は若い頃ホテルマンをしておりました。あちこちのホテルに引き抜かれ優秀な人材だったにも関わらず短気で喧嘩っ早いのが災いして全く異なる営業職に就きました。

彼がホテルマンだった頃、僕はまだ物心ついたかつかないかぐらい。蝶ネクタイの彼に抱き上げられている写真を見て、あぁそうだったんだなぁと思うぐらいで当時の記憶は殆どありません。

父の職場にも度々遊びに行かせてもらい、父の同僚にも可愛がってもらったようですが、それも写真を見て、あぁそうだったんだなぁと思うだけです。

しかし、幼心にもきちんと刷り込まれていたようで、成長してからも『ホテル』という言葉には無性にワクワクします。『おうちじゃない別世界のホテル』…なんと甘美な響きなのでしょう。

思春期真っ只中の修学旅行でホテル宿泊と聞いた時には天にも昇る気持ちでした。しかし、あえなくその気持ちは布団・大部屋・枕投げ・先生の雷にて打ち砕かれ、その後暫くホテルに対してバッドイメージを持っていたようです。

学生時代に客室清掃のアルバイトを数ヵ月やりました。今でもシーツをバサッと広げ四隅をキュッと折り込みピーンと張ったシーツをさっと撫でる時の達成感に満ち溢れた気持ちをたまに思い出します。

そうなんです。僕にとってホテルは未だに聖域であり、二つ目の家であり、憧れの場所なのです。

憧れの場所なら尚更美しくカッコよく描くのが普通なんでしょうけれど、僕は生憎だいぶ歪んでおりますので、そうはなりません。

可笑しな支配人に可笑しな副支配人。だいぶ可笑しなメイド達に更に上回る可笑しさの宿泊客達。

一見ホテルに対して何の敬意も感じられない内容になっていますが、そうではないのです。愛しいからこそ綺麗事ばかり並べたくない、大好きだからこそ面白おかしく弄りたい。そして、挙げ句の果てに観て下さる皆さんが『そんなホテルが本当にあったら是非泊まりたい』と思ってしまうぐらい惑わせたい。

その魔術師達が今回のメイド11人です。

残念ながら分別を弁えた頼りがいのあるメイドは誰一人いません。全員どこか歯車が狂っていておかしなことになっています。

残念ながら誰一人似たようなメイドはおりません。所謂"メイド"のステレオタイプには当てはまらないメイドばかり。統率が取れているのか取れていないのか、ちゃんとお客様をお迎えする気があるのかないのか、さっぱり分かりません。

なのに、何故か心惹かれ魔が差して泊まりたくなってしまう…
そんなHOTELを新装開店しました。

彼女達は日頃studio CASTでのレッスンを積み、一部を除いてプロのダンサーではなく趣味が高じて舞台に立つ人間です。舞台に立つからには、それが発表会ではなく金子が死ぬ気で創っている作品を上演する公演に出演するからには、生半可な気持ちで臨むことなどあり得なく、今回一人一人が深く傷ついたり落ち込んだりするような真実と作品にどう貢献するかの課題を僕から言い渡されました。

大人になってから叱られることは本当に少なくなり、まして完成しつつある自己表現を根底から覆されるようなことはほぼ皆無に等しいのが世の常。普通に生きていたらきっとこんなことで頭を悩ませなくても良かっただろうに、それじゃダメだと言われた時のショックはかなりのものだったと容易に推察されます。

でも、彼女達は見事に咀嚼し研究し底力を見せつけてくれました。

僕に似て個人主義で自己完結型で我関せずだったメンバー達が一致団結し始めました。

もともと何でも言い合える気のおけない仲間から生まれるエネルギーも大きいとは思いますが、誰一人つるまない人間達が団結すると恐ろしいぐらいのパワーが生まれる時があります。今回それを目の当たりにして『そう来たか!ならばこちらも考えがある!』とやっと演出らしい演出を掛けるスイッチが入りました。

安定した技術と端麗な容姿を持つダンサーばかりを揃えて『どうです?こんなにカッコいいダンサー達に僕は振付をしたんですよ!』と鼻パンパンで悦に入りたいのなら、彼女達を使うことはなかったでしょう。

不器用で性格にも問題がありこちらとしてはイライラすることの方が多いメンバーだからこそこういうぶっ飛んだ内容の作品には彼女達が不可欠なのです。

全然褒めてませんね…でもこれが僕の最高の賛辞なのです。彼女達にも分かってもらおうなんて思ってもいません。きっと彼女達も僕に対してそう思っているでしょう。

それぐらいでちょうどいいんです。

そういう意味ではやっと本当の作品創りが実現できたように思います。変に気を遣って事を荒立てないように当たらず障らず見せ掛けの和気あいあい感など真っ平ですから。

舞台上でも彼女達が取っ組み合いの喧嘩を始めるぐらいの自己顕示欲の張り合いをしつつも、重要なシーンではコールドバレエも真っ青なピタリと揃ったユニゾン感をも見せつけてくれるはずです。

どうぞご期待ください!

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※なお、集合写真にはこのリハーサルの時、所用でお休みだった『清水薫』が映っていません。メイドメンバーの中で一番付き合いが古い彼女がよりによって映っていない写真を選ぶとは僕らしい(笑)

でも彼女とは20数年の信頼関係があるので大丈夫。ね、清水!
by reijiro_kaneko | 2017-05-30 08:56

『HOTEL』ゲスト紹介part5

『HOTEL』ゲスト紹介のトリを務めて下さるのは『芳賀正次さん』。

彼はこれまで過去5回のstudio CAST名義での公演には必ず主役として出演して頂いている僕の作品には不可欠な存在の御方です。

ダンスとは身体表現ではありますが、同時に心の動きが重要なファクターとなります。特に演劇性が強い僕の作品ではますます『心で踊ること』が大切になります。

常に周囲を気遣い、観客だけでなく出演者もスタッフも楽しませてくれようとするその過剰なサービス精神には半ば呆れつつもやはり敬意を払わずにはいられません。

ご自身に対する評価は『コメディエンヌ』だそうですが、彼が深い眼差しで佇んでいる姿はどんなベテラン俳優にも劣らないシリアスな演技を越えて涅槃の領域にまで達していると感じることがよくあります。

そして、小賢しいテクニックでスカして踊って悦に入っている僕自身はその度に打ちのめされます。

今回、彼は支配人、僕は副支配人、という役柄設定のため絶えず彼の側で演技をしていることが多く、それに加えて僕は彼の心情描写を担当するシーンも幾つかあり、謂わば分身のような役回りを請け負っていて気付かされたことが沢山あります。

その一つが『背中が語る』。

お客様から観て、遠くからでも感じて頂けるとは思うのですが、彼の数㎝後ろに立つと背中から蒸気のようなものが立ち上っており、それが不定形に形を変えながらこちらにこれからどう動くかを伝えてくるのです。最初は心霊現象なのかしらん?と不謹慎なことを考えたりしましたが、今ではそれが心地好く、僕が彼を操っているのではなく、彼が僕を操らせてくれることにこの上ない快感を覚えます。

本当に凄い方です。

浅はかに観る方は彼をただの面白いおじさんと観るでしょう。しかし、僕は一見可笑しなことばかりしていてとてつもなくフレンドリーに接してくれる人こそ最上級の人間であり示唆に富んだ存在であると思っています。

昨日、スタッフ勢揃いの前で衣装つき初通しをしました。

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始まる前の彼の一枚。尊いです。

本番をご覧頂く皆様のためにネタバラシはせずモノクロで載せました。

どうあがいても10日後には劇場入りしなくてはならなくなりました。まさにまな板の鯉の気分です。落ち着こうとはしますがやはり始終ザワザワとしたものが胸の中にあります。でも、この写真を見ていると一時安らかな気持ちになれます。
by reijiro_kaneko | 2017-05-29 11:13

『HOTEL』ゲスト紹介part4

ゲストご紹介第4弾は『松田鼓童』です。

何故独りだけ敬称略か。それは彼が独り立ちした今もなお僕を師と慕ってくれているからなのです。

ゲストであり、師弟であり、戦友でもある彼にはこれまで沢山の作品に出演して貰いましたが、なかなかその他大勢の枠を抜けきれず、重要な役を与えても僕の方に彼をきちんと演出する才能も余裕も無く、ズルズルと長年微妙な空気感をお互いの間に漂わせてしまっていました。

霧が晴れるようにその関係が変わったのは昨年の『Plasir Coupable』という作品のリハーサルが始まってから。他の登場人物6人と全く触れ合えず、その6人から見えない存在の役柄だったので本当に彼は孤独だったと思います。それにも関わらず、僕が与えた動きに彼の独特の味付けを施しどんどん動きに命が宿り、見事に主役の重荷を払拭し本番では完璧な演技を見せてくれました。

彼の底力を見て、今回の『HOTEL』への器用となった訳ですが、これまた彼にとってハードルの高い『潔癖性・オタク・童貞・本の虫・協調性ゼロ』という五重苦の役どころ。2005年のHOTEL初演では僕がこの役を演じていましたが、彼には敢えて初演のビデオを見せないことにしました。変な先入観を持たず、彼の感性に任せてノビノビと演じて欲しかったから。

まだ、迷走中です。衣装もまだ出来上がっていません。ギリギリでシーンが足され、イメージに揺さぶりを掛けられています。

でも、きっと彼はここからダークホースの競走馬のようにラストスパートで追い上げてくるのが分かっているので、大学受験に出掛ける我が子を見守る父の気分で静観しています。

彼は今回、他の出演者同様、振付者としても貢献してくれています。それも僕では思い付かないような動きを自分一人だけではなく他の演者にもテキパキと指示を出してあっという間にワンシーンを振付してしまいました。コンクールやイベントに沢山作品を出しているその多作ぶりは日頃からよく知っていますが、彼の元に才能のある若手ダンサーが沢山集まる理由がよく分かった一件でした。

細かくトリッキーな動きなら誰にも負けない技量を持っているけれど、僕は彼が繊細に且つおおらかに踊る姿には無条件で涙腺が弛みます。『HOTEL』ではそのシーンはほんの少ししかありませんが、その一瞬に彼の生きざまを見ることが出来て、その残像をオカズにご飯10杯ぐらい食べられます。

まだまだ悩み多き繊細過ぎる男だけど君はちゃんと生きてるよ。

まだまだ危なっかしいけど数年前とは別人だよ。

君を通して僕は自分自身を見つめ直すことが出来るんだ。

有り難う。そして、これからも宜しく。

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松田鼓童・プロフィール(2017ver)

幼稚園時代シンドバットの格好でイキイキ踊る写真が残されているが本人は覚えていない。小学校時、クラスの出し物で自分で書いた劇「かぶたろう」で主人公をやるという謎の映像が実家のVHSに収められている。現在、アイドルダンスからお芝居中でのムーブメントまで、身体を使うものなら何でも振付けている。
2016年、nts(んっつ)発足。「優しいダンス」「新しい価値を提供する」を目標に掲げ、舞台や映像と猛烈に創作活動中。日々是精進。
by reijiro_kaneko | 2017-05-28 09:01

『HOTEL』ゲスト紹介part3

ゲストご紹介第3弾は川島真紀さん、川島優子さんです。

お察しの通り、お二人は姉妹です。以前からいつかお二人を双子の設定で起用させて頂きたいと考えていましたが、今回その夢が叶いました。

『HOTEL』に賭ける夢は幾つかありまして、例えばシド・チャリシーのようなクールで滅多に笑わないのに踊ると長い手足を器用に使いソリッドにもムーディにも躍りこなせるベテランダンサー、例えば往年のアメリカの映画俳優のような匂い立つ色気を持った中年ダンサー、例えば金と時間を贅沢に使ったにも関わらず登場時間僅か5秒の小道具達…

そういう夢の1つであり、HOTELを訪れる登場人物のトリを飾る双子の姉妹。構想を練っていた当初のワクワク感は作品が完成した今も続いています。実際に照明が付いて客席から観たらあまりの素晴らしさに発狂して卒倒してしまうかもしれません。

あ、イカンイカン、脱線しまくってますので軌道修正をば。

川島姉妹との出逢いは遡ること10数年。とある方主宰の公演で初めまして、の出逢いの瞬間から『なんて素敵な二人なんだろう…』と瞬殺されました。

彼女達が僕の作品に初めて出演して下さったのは、2009年の『Chess』。未だに再演を望む声を頂く超大作に真紀さんはナイト、優子さんはルークの役で起用させて頂きました。

6年前の『Village』でのお二人の共演を最後に大劇場での公演は今回まで久しぶりとなりますが、その間に真紀さん主宰の『おじサンバ』名義の公演に二度も客演させて頂いたのでそんなに間が空いている気はしませんでした。この、おじサンバ公演二回の経験は僕にとって宝物です。へそ曲がりの僕ですが真紀さんの振付・演出ならどんなことでも素直に応じることが出来、優子さんとのデュエットのシーンを二回とも頂けて丁寧に気持ちを通じ合わせて踊れたことは僕の殻を破るに十分過ぎる経験でした。

さて、お二人の双子設定ですが、オファーを受けて頂くに際してお願いをしたことがあります。

それは、『ティム・バートンやジャン・ジュネの映画に出てくるような奇妙で可笑しな双子』という設定です。

振付の段階でもお二人自らどんどん変な方向に味付けをして下さっていたのですが、先日奇才Die-co★の衣装の仮縫いがあり、とんでもない衣装や小道具がそこに足されたところ、僕の思い描いていた世界がそのまま其所に在りました。

後で触れますが、このDie-co★は公私共にパートナーであり長い付き合いにも関わらず毎日のように華麗に裏切られ続けている非常にインスパイヤリングな人物です。

彼の無茶振りとも思える数々の無理難題にもお二人とも嬉々として応じてくださり、最早当初の理想からどんどん外れていく有り様。しかしそれが逆に心地好い。奇抜を突き抜けると意外とフツウになるんだな…と感じる経験までさせてもらっています。

さて、彼女達への想いが強すぎて若干冗長になってきました。今日はこの位でご紹介を終えたいと思います。

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川島真紀・プロフィール

『まともな就職もせず、今まで生きてきました。

バレエ踊って、ジャズダンスにハマって、ミュージカル劇団入って辞めて、バイトして、舞台出て、ショーパブで踊って、バイトして、舞台出て、舞台作って、バイトして、踊り教えて、バイトして、踊って踊って振り付け作って踊って……そんなことの繰り返しで、今まで生きてきました。

こんな人生を送ってきた私は、究極の我が儘であり、究極の幸せ者だと思ってます。

そしてもちろん、これからも、私はそうやって生きていきます。

私の周りの皆さん、ご迷惑おかけします!そして、本当にありがとうございます!』

川島優子・プロフィール

3歳よりバレエを始め、その後ジャズ、モダン等を始める。舞台出演、インストラクターとして活動。
お寿司と鶏肉が大好きです!!


by reijiro_kaneko | 2017-05-27 09:56

突然ですがpart2

中野わいわいスタジオでの課題曲を6月を待たずして変えます。

坂本龍一教授の遺書のようなアルバム『async』から冒頭曲、もしくは他にも幾つか候補曲があるので明日のレッスン開始までには決めたいと思います。今回は珍しくムーブメントの方が先に降りてきて、曲は後付けなのです。

さて、『HOTEL』の照明プランも残すところ後四曲となりまして、脳に隙間が出来たのでこれから眠りながらムーブメントを起こします。どんなものが出来るか、乞うご期待!
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by reijiro_kaneko | 2017-05-27 01:34

色んな意味で千秋楽へ!

ゲスト紹介が続いていますのでここでちょっとティーブレイクを。

最近あまりにも僕が『死んじゃうので公演観に来てね!』と言い続けているので、本気にし始める人も出て来て心臓や脳の権威の先生を紹介するとまで言って下さるのでちょっとやり過ぎたかなと反省しています(^_^;)

今は心も身体も異常な状態に在り、絶えずアドレナリンが放出され続けているのでとても元気なのですが、公演が終わった瞬間に生きる支えが無くなって本当に何かが起こるかもしれないし、意外と普通に平穏な生活が待っているかもしれません。それは神のみぞ知ることです。

いい加減に『こんくらいやっときゃ皆凄いって言ってくれるだろう』などという計算は全くしておりません。寧ろ、『こんなことまでやっちゃってるけど、果たしてこれは面白いのだろうか?いや、まだまだ面白くなるはず。』と思考は留まるところを知りません。

自分自身の『もっともっと』の内なる声にスーパーバイザーでもあるパートナーの煽り立てる声が被さり、一体自分は何を創ろうとしているのかよく分からなくなっています。

この二人のまるで滝壺のような注文の元、出演者一同誰も余裕は無くなっていると思います。

でも、それがただ闇雲に足掻き続けるのではなく、何だか分からないけど無性に楽しいし自分まだまだやれるぞ!と自身に喝を入れられる環境が整っていると思います。

こんなに心血注いで創ったこと、これまでに在ったかなぁ、とよく考えます。その時その時必死でよく覚えていませんが、共演者やスタッフに対して変な遠慮も変な情をかけることもなく自分の中の『こういうことが絶対やりたい!』の気持ちに嘘をつかず我が儘に演出出来ているのは初めてかもしれません。

そんな意味でもやりたいことをやり尽くしてしまったらもしかして召されてしまうかもしれない…良い意味でギリギリの精神状態にいます。

良かったら観てください。

そんな生温い宣伝はしません。

観逃したら一生後悔するでしょう。

それは言い過ぎかな。

なんて考えてると出てくる言葉はやっぱり『もう多分逢えないので寂しい人は絶対来てね!』という言い方になってしまうのです(^_^;)

それほどまでに夢中になって嘘をつかないで創っているから終わったら疲れ果てて死んじゃうかもしれない、というのはまぁ冗談としても、皆さんのよくご存知の『金子礼二郎』は埋葬しようとは本気で考えています。これまで大きな作品を創る度に僕はガラリと変化してきました。ある時は善き方向へ。またある時はダメな方向へ。

今度は明らかに善き方向へ大きな変化を遂げようとしています。

皆さん、公演が終わったら『新生・金子礼二郎』と是非会ってやってください。

でも、前の金子が観納めなら是が非でも観なきゃ損だな、と考えている方は是非千秋楽にいらしてください!

おそらく、5/28を過ぎると千秋楽以外の三回ともソールドアウトになることがほぼ確定しつつあります。どうぞお急ぎください!


by reijiro_kaneko | 2017-05-26 17:08

『HOTEL』ゲスト紹介part2

ゲストご紹介、第二弾は『平野 亙さん』です。

実は今回、共演の経験も面識もなく出演をお願いしたゲストダンサーは彼だけです。

この作品を上演すると決めた段階で『ダンディな紳士役ダンサー』だけが暫く決まっていませんでした。

前述の荒川江理子さんに相談を持ちかけたところ、彼を紹介して頂き、出演を承諾して頂くに十分とは思えないやり取りでアッサリと快諾して下さったのは、やはり長年の荒川さんとの信頼関係とご本人の直感の為す処なのだろうなとご縁の有り難さを改めて実感した一件だったのです。

事前に逢うタイミングを逸したままリハーサルにて『初めまして!では振付させて頂きますね。』というもう本当に今思えば恐ろしい事態でのリハーサルスタートでしたが、蓋を開けてみれば彼の人柄の良さ・世界観をきちんと理解して下さる洞察力・紳士なのにどこかユーモラス、という僕が成熟した男性ダンサーに求める要素を全て兼ね備えた方でした。

リハーサル期間中、ご自身の主宰する舞台のために不在の時間が暫くありましたが、その舞台がまさに神の啓示か?!と思うような示唆に富んだ内容だったため、不在にして多大なる影響を与えて下さるという存在でもあり。

褒めすぎ、ですかね…でも褒めさせてください(笑)

『HOTEL』での登場シーンこそ、それほど多くはありませんが、きっと観て下さる皆様には他のゲストダンサー同様に深く印象に刻まれることと思います。

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写真は本人曰く『リハーサルというよりも朝部活っぽくて好きです』と仰って頂いた朝リハーサルでのヒトコマ。

踊る姿も素敵ですが、こういう何気ない所作がなんとも言えずカッコいい、そんなダンサーを探していました。

親愛の情を込めて言わせてください。

姐さん、亙さんを紹介して下さり本当に有り難う御座います!貴女の交遊関係の豊かさ、適材適所を瞬時にして判断する力は今後の僕の人生の目標です。

亙さん、こんな海のものとも山のものともつかない僕の作品に二つ返事で出演してくださり、有り難う御座います!

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平野 亙(ワタル)・プロフィール

まだまだ何かあると足掻き続けるおじさん。
千葉大学教育学部卒
大学の時にダンスと出会う。
ショーの世界からミュージカルの世界へ。東宝作品やTSミュージカルファンデーション作品など多数出演。最近では芝居にも積極的に参加。
ドラマティック ワークス レギュラーダンサー。
見上げたボーイズ立ち上げメンバー。全作品の振付を担当。
Team Plain主催。
多摩美術大学非常勤講師。
ダンサー、役者、振付師、ダンス講師、など様々な顔を持つ。
先日、初プロデュース公演「Rodin~扉の向こう側~」を初演出。

by reijiro_kaneko | 2017-05-26 09:13

『HOTEL』ゲスト紹介part1

今日から順を追って今回『HOTEL』にゲスト出演して下さるメンバーをご紹介していきます。

トップバッターは『荒川江理子さん』。

彼女との出逢いは1993年。僕の元師匠の公演にゲストとして参加されていて、まだ新米の僕を非常に面倒見よく指導して下さったのを今でも嬉しく懐かしく思い出します。

それ以降ぷっつりと共演する機会はありませんでしたが、数年前に僕が外部出演していた公演を彼女が観に来てくださり、そこからスタジオパフォーマンスを中心に濃密なお付き合いが始まりました。

昨年光が丘IMAホールにて上演した『Plasir Coupable』では【遺産目当ての三姉妹長女】を怪演してくださり、僕の作品にはなくてはならないダンサーの一人となりました。

蝶のように舞い蜂のように刺す、とはまさに彼女のようなダンサーへの賛辞、ではないでしょうか。

そんな持ち味のダンサーにその技量を封印し、ダンサー泣かせの要求を突き付け、新たな領域を探求して頂いています。

話は少し逸れますが、当日お配りするパンフレットの振付の欄に僕の名前はありません。何故なら『HOTEL』は出演者全員が振付を産み出した作品だから、です。そして全員が役柄や在り方、踊り方で頭を悩ませています。

ただ踊ることなら誰でも出来る。そうではなくなく、その人にしか出せない味わいを踊ることで表現するのではなく、演じることも越えて『そこに存在する意味をきちんとお客様に提示して納得して貰う』、そんな厳しい演出をかけています。

その中心となるのが大女優役の愛称"姐さん"こと荒川江理子さんであり、後述する支配人役の芳賀正次さんなのです。

彼らがどんな世界を見せてくれるのか、皆様、どうぞご期待ください!

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荒川江理子・プロフィール
16歳よりモダンダンスとジャズダンスを始める。
日大芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。
1991年よりフリーとして活動を開始。現在はエナジー・ワークスを主宰、ダンサー、インストラクターとして活動中。
by reijiro_kaneko | 2017-05-25 16:27

突然ですが

まぁ、いつものことですけど、本日の五反田レッスンから振付変えてしまいます。

ボストン在住のスーパー主婦の親友から唆され続けること早数ヵ月。遂に陥落し、Justin Bieberの少し前のアルバムをAmazonで取り寄せ、今朝届きまして早速持参して五反田へ向かっています。曲も速攻で決めました。振りも湯水のように湧いてきます。ここ数ヵ月で久しぶりに本当に心の底から楽しいです。

皆さんもこの曲でワケわからずにスッキリしちゃってください。

あ、そうだ、たまには踊り方の注意点など書き添えておきましょうか。

この曲は激しくはないですがかなりのアップテンポなので、いつものようにゆったりと切なく酔って踊ることは不可能です。素早く身体を捌かなくてはいけません。

さあ、パシパシっと動けたとしましょう。問題はここからです。

パシパシっと動いていたら急にネットリと粘る動きが現れます。ダッシュしていたらいきなり競歩をしなければならない感覚とよく似ています。まるで筋肉の使い方が変わるので脳が混乱します。

狙いはそこです。

緩急を自在にコントロールし、女性役と男性役を器用に使い分け、浮遊するように踊る。

どうですか?メラメラとヤル気が湧いてきましたか?

最後に1つ付け加えておきます。今回は僕は皆さんに全く媚びていません。難しくなり過ぎて皆さんの気持ちを折らないように、しかし易しくし過ぎて向上心のある皆さんの気持ちをこれまた折らないように、という配慮はいつものようにしておりますが、それ以外の部分で例えば皆さんが好きそうなテーマを選ぶとかありがちな動きで安心させるとか奇をてらい過ぎてそこに神経を集中し過ぎて本末転倒になるとか、そういうことを一切考えていません。僕の好きなようにやらせてもらってます。

何故か。何度もここで宣伝している『HOTEL』に死ぬ気で取り組んでいるから。公演が終わったら皆さんと二度と逢えないかもしれないから。

『先生、そんなこと言ってると本当に死んじゃうからやめて!』とか『またまたご冗談を!』とよく言われるんですけど、僕は本気です。

ですのでこの命懸けで自由に踊ってる僕と楽しくレッスンしたい方、あと二週間しか逢えません。どうぞ皆様、ふるってご参加くださいね!

Justin Bieber 『What do you mean』
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by reijiro_kaneko | 2017-05-25 11:29



ダンサー兼インストラクター『金子礼二郎』が気ままに呟いています。
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